かんべあきらのレビュー一覧
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リーマンのラブロマンス
新人教育をする立場の主人公北条戀ですが、かつて一夜をともにしたゆきずりの青年を教育することになりました。できれば会いたくなかった、この年下ひねくれ新人真鍋侠也を、主人公はどうするのだろうと、興味深く読めました。主人公2人のベタベタぶりが印象的ですが、一途な気持ちが伝わってきて、癒されました。
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過去の関係が気になる
おとなしく優しい仮面をかぶった主人公雪也は女生徒の人気者。その仮面をはぎ取ってしまう、幼なじみの将臣がまたかっこいい。この2人の幼少期に何があったのでしょう。気になる彼らの過去を辿りつつ、不器用な奴らだなと思いながら、いつの間にか物語はラストへ。気が付けば、もうおしまい? だった。(笑)
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Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
長く片想いをこじらせていた官能小説家の紅葉は、傲慢な龍の恋人になり同棲して五年以上が経った。すでに人生の半分を龍と一緒にいるのに今も毎日、龍を好きになりつづけている。時には優しく、時には意地悪で情熱的なセックス。死ぬまでずっとこんな風に生きていくんだと思っていた。けれど互いの親にパートナーシップを結ぶことを告げると、やはり猛反対にあってしまって―!?天才作家の近衛とカタブツ編集者の若葉も登場!
惰性で買ってしまった。
この作家さんの、ヘンにダークっぽいお話より、この脳天気な受のお話は読みやすくていい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「緊縛ものの名手」として熱狂的ファンを獲得している官能小説家・綺羅清流を名乗る左京は、鈴蘭の家の離れに住んでいる。
左京は、人間嫌いで、以前の担当と揉めてしまい、一時期小説家を止めようとしたことがある。
それ以来、鈴蘭は左京の代わりに、左京が表舞台に出る必要がある時の「身代わり」をしている。
大好きな左京には小説だけを書いていてほしいから、編集者とのやりとりも、雑誌の取材も全部、鈴蘭の仕事。
そこまで鈴蘭が左京に尽くすのは「左京のことが好きだから」。
もうずっとずっと前から、鈴蘭は左京のことが好きだけれど、左京はそんな鈴蘭の気持ちには答えてくれない。
だからこそ鈴蘭は、自分を左京が -
Posted by ブクログ
香港の会社社長&謎の支配者 X 警察官僚・参事官 年上攻
「目的があるなら協力してやろう。おまえの体と引き替えに」男の巧みな手管で容赦なく体を暴かれ、身も心も翻弄される―。美貌のキャリア官僚・芹沢幸彦は、恋人の不審な死の真相を探るため香港領事館へ出向した。疑惑の会員制海上カジノを前に往生していたところ、支配者然とした男・崔暁偉と出会う。彼と淫らな取引を交わし、禁断の場所に足を踏み入れた幸彦。奪い尽くされるような激しい蹂躙のさなか垣間見せる暁偉の優しさに、いつしか頑なな心も揺らいでいくが…。
ちょっとあさひさんにしてはエロ控えめだったのかな~
恋人の死の真相を探るために香港へ赴任した幸