浅野りんのレビュー一覧
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購入済み
いろんな作家さんが描いた、食べ物にまつわる小さな物語集。8ページという限られた長さの中で展開される物語には、それぞれの作家さんらしさが詰まっていて面白かったです。とりわけいろんな食べ物が出てくるので、グルメな人はきっと楽しめると思います!
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Posted by ブクログ
86話の扉絵綺麗だなぁ。こういうのって写真とは異なる良さが有るし、絵として見る事で実際に現地にも行ってみたくなってしまうね
…まあ、観光趣味とか皆無な人間なので行く予定が無いのが申し訳ないんですけども
前巻にて突如持ち出された和の見合い話。これ、話そのものは突然だけど、いつまでも独り身なら周囲が気を利かせる事態は容易に有り得るもので
その意味では和も佳乃子もいつまでも独り身で気軽な関係を築けるとは限らないと示しているかのよう。…その過程で佳乃子がお見合いすると和が勘違いする展開は予想外だったけどさ。佳乃子じゃなくて、和を焦らせる展開か……
だとしたら断片的であっても伝わった「振ってない」を -
購入済み
時を重ねることのよさ
いつもながら心温まる話を楽しませていただきました。
今回は特に佳乃子、平伍、富紀さんのお話が好きです。
和にくっついて京都に来たも同然な佳乃子が、華風園で一仕事を達成する話。周りの人たちの良い人ぶりもあって、いい環境に身を置いたんだなぁと思わされます。和ありきの京都が、彼女にとって一つの居場所になったんだと。もう彼女は1人でも大丈夫だと言われたような気がしました。もちろんそこに和がいればもっといいんでしょうが。そんな中、草摩先生が完全に…。締め方といい、人間関係に一悶着ありそうでした。
平伍は政さんとの過去話。銀杏の話はためになりましたし、親父さんにも子どもの頃があったんだなぁと当然のこ