浅野りんのレビュー一覧
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心が洗われる
毎巻思いますが、読んでて心が洗われるようです。他社の有名作品からの引用ですが、「子どもの言葉で人生が変わる」ってのはこんな感じなのかなぁ、と一果たち中学生組のやり取りを見て思いました。
佳乃子の話とか少しずつ関係性の変化を感じさせるセリフもあったりで先が楽しみでもあり、今のままの関係性で仲良くやってるところもまだ見ていたい気持ちもあります。
美弦ちゃん関連の話もまた見たいですね。 -
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和達と再会できたけど、居場所を持たないが故に曖昧な部分が有る巴。そんな彼の足場硬めと言えるエピソードがこのように温かみ有る形で描かれるとは
一度は巴自身が自分の居場所ではないと捨てた場所。だからか、巴の振る舞いから 余所余所しさが捨てきれないし、義父・義弟との距離も有る。一度生じた穴は簡単に埋められない
…と思っていただけにあのような力技で強引に埋めてくるとは思わなかった(笑)
いや、わざとらしい強引さだから逆に義父達の想いを汲み取れるという事だろうか?
頓珍漢で調子を外した状況。それでも精一杯を籠めただろう「おかえり」の温かさにはじんわりと来てしまったよ…
一方で落ち着くべき処という話 -
購入済み
おとーさん
触れられているようで触れられていなかった和と親父さんの親子関係。見ていて実に引き込まれるものでした。和菓子の奥深さにも毎巻感嘆させられるばかり。
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ラストに妙な不穏さを残した前巻だったけど、まさかこういう展開になるとは……(笑)
秋世の件が有ったからそれと重ね合わせてしまったけど、確かに本人から欠片も悲壮感というか追い詰められた感じがなかった事を思えば、誰もが余計な心配をしすぎたというパターンか
その中で描かれた意外な描写と言えば、大旦那の発言だろうか?
政さんが過去を語った53話では剽軽な人格者といった印象だっただけに、結婚を意識する克子に対してあのような言葉を放ってしまうとは意外…。きっと大旦那としては何の悪気もなかった発言、それでも気の強い克子を反発させるには充分過ぎる一言だったようで
若い挑戦者の意地が描かれる68話。メイン -
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前巻ラストにて佳乃子と歩んだ年月に思いを馳せていた様子の和。61話では佳乃子の視点で再びの宵山を描きつつ、佳乃子が歩んだこれまでとこれからを描くのか
佳乃子が京都に来てから2年。何となくで選んだ和の傍。決定的に関係を変える、もしくは戻す言葉はどちらからも発せられる事はない。それは当事者に不満が無いなら問題は無いかもしれないけれど、何も変わらずに年月が過ぎるなら他の道を模索する可能性と出会っておかしくない
各人物がバラバラになって宵山を巡るのは各人物が持つ様々な可能性を巡っているようで面白いね
一果は父と宵山へ行く約束を叶えられたけど、もう一人の父親とも巡りたそうな様子。美弦は鷹辻の想いを前 -
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和が女性と一緒に居る様子を目撃した佳乃子と美弦の反応が微妙に違うのが面白い。佳乃子は和の新しい彼女を疑い、美弦はマルチの可能性を疑い…
その認識の違いは年齢によるものか和への信頼によるものか
ややこしい事態に成りかねない状況、あっさり咲季の正体をバラした和の英断は尊敬してしまう。しかも微妙に嘘を混ぜることで咲季の名誉も守ってるし
……その後に盛大に誤爆した咲季は本当に自分の落ち度というか。まあ、ここらが閉じ籠もっていた趣味を広げるタイミングだったのだろうね
嫁姑問題という何処のご家庭にもありそうな難しい擦れ違いが描かれる59話
メインとなるのは『万彩』こと彩華とその義母寿江となるわけだけ -
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中学へ進学した一果の前に広がる2つの選択肢。店を継ぐか両親のどちらかと同居するか
これまで一果が緑松に居られる理由として『跡継ぎ』なんて担ぎ出されていたと考えれば、巴が帰ってきて真理との仲も改善されつつ有る状況で一果が緑松に居続ける理由はそれほど無い
でも、それはある意味で一果の想いを他所に親が勝手に決めつけてしまう状況になりかねない。だから一果と巴や真理は何を考えているか明かし合う必要があったわけで
紅白饅頭が原因で喧嘩していた親子が想いを語って仲直りする様を見て一果が今の自分が何を考えているかしっかり伝えられたのは良かったし、真理や巴がそれを温かく受け止めているのも良かったね
緑松の -
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アニメから
アニメから入りました。心温まる物語で読み心地がとても良い。和はとても良い主人公だと思いますし、そこから広がっていく人の輪。これからどうなっていくのか実に楽しみです。
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修行始めて1年半で企画用の和菓子を考案するって重圧半端ない……
一応付き合いある所からとは言え、依頼は依頼。職人として不出来なものは出せない。けど和は職人として半人前未満なのだから父からの期待や華風園の期待に応えるのは難しい
それでも一応は形と銘のある和菓子を作れたのだから地力が無い訳では無い。ここで平伍が返したのはいつかの日に聞いた言葉だね。自分を納得させられるか、他人の期待に応えられるか。和が対峙しているのはいつかの父が通った道
平伍は想い人と出逢った事で納得への道を形作った。なら和は誰への想いで道を作るかと言えば、平伍とは幾らか違う形となったね
道のヒントになったのはかつて自分が楽し -
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前巻の30話からの続きとなる31話は和が居たバンド解散の裏側に触れつつ、佳乃子が京都に居る意味を改めて問い掛けているね
和は東京に居ながらずっと和菓子や緑松の事が頭にあった。それは中途半端と指摘されるかもしれない状況。だからタクミ達は和を本来居るべき場所、和がやりたい事を出来る場所へと旅立たせる為の荒療治としてバンド解散の道を選んだ
それが功を奏して和は迷った末に迷いなく和菓子に打ち込めるようになった
和の有り様は佳乃子にも適用できるものなのかな。ずっと傍に居たのに意地っ張りな一言から迷いが始まり、京都に居着いてもその目的は明確に出来ず
それでも和菓子が好きだと伝えられて、あの時の誤りを正 -
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いつにも増して恋の香りを強く感じられる巻。和と佳乃子・美弦の間が全く進展しないのも有って、本作って印象よりも恋愛描写が少なかったりするのだけど、今巻はこれまでよりも恋の匂いが散見されたなぁ
平伍と富紀の恋物語が描かれる27話。本編での二人は完全に今の緑松を預かる和の両親という立ち位置で登場しているものだから、こうして若かりし頃が描かれると少し驚いてしまう。けど、親だからこういう時代が有ったんだよなぁとも思い直せる話だったよ
自分なりの新作を作れと申し渡されたのに親父からの評価に納得できず苛立つ若かりし平伍。こういった経験は職人ならではといった感じ
それだけにその時期に天真爛漫で天然な印象 -
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熱に浮かされながら昔つるんでいた先輩を思い出す和、近頃は父親探しをめっきりしなくなった一果
読者はここで挙げられた人物が同一であると察しているわけだけど、二人はそれを知らないまま。けれど、その人物に会う為には緑松に居続けるのが一番であるとの結論に二人共達しているのは「青い鳥」理論を思い起こす
東京まで行って先輩を探した和、ギターを背負う人を追って外れまで行くこともあった一果。けど今は安心できる場所を手に入れたから探しものに熱中する事はない。そしてその安心は、特に一果にとって和が緑松に居る事で形成されているのだという点は心温まる
22話は本作にしてはちょっと珍しい傾向のエピソード
雛飾りを端 -
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様々な思惑を含みつつ始まるクリスマス&和の誕生日イベント。和を巡る佳乃子と美弦の鞘当てがインパクトありすぎて、一果と真理が笑顔でクリスマスを過ごすという二人の和解を感じさせる光景がギャグ描写に片足突っ込んでる(笑)
色々な意味で罪な男ですよ和は
ていうか、幾ら何でもクリスマスイブに女の子からお出かけに誘われた流れで元カノを連れて行くものかな……。和はこの状況でも気付かないままなの……?
一方で連れられた佳乃子と美弦は和を意識する互いを見て思う所は多かったようで。初々しさにいっぱいいっぱいになっている美弦、和と一緒に居られる状況が当たり前過ぎた佳乃子。その姿勢の違いはプレゼントにも現れていた