林啓恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレデッカー警部補の第十四弾。
冒頭から、夫婦のいさかいに巻き込まれるデッカー警部補。
その夫婦の登場の仕方が突然で、
それでいながら知っていて当然という書き方で、
どういうこと?と頭の上からはてなを飛ばしながら読んでいた。
夫婦と会った直後に妻は消え、ティーンエイジャーの息子を預かることになる。
一方、看護師が殺され、
建築現場で吊るされていた事件が発生する。
二つの事件は関連性があるのだろうか?
どうしてもがまんできず、ちらりと下巻の解説を見てみたら、
夫婦は「正義の裁き」に出ていたカップルだと判明した。
確かにその時に、カップルのその後を知りたいとは思ったが、
こんなにがっつり再登場す -
Posted by ブクログ
ある誘拐犯が脱走して
そのニュースを聞いた女は
「この犯人を止めることができるのは
自分だけだ」と思う。
彼女はその犯人に誘拐された女性から生まれ育てられた娘だった…
娘は父親の狩りを開始する。
読む前に期待していたのはディーヴァーの様なスリラーで、帯にも「衝撃の〜」とある。
読んでみると二つの場面が切り替わりながら進む
現在:誘拐犯の父親を狩る
過去:父母と生活していた頃
そして章の頭で物語のモチーフであるアンデルセンの「沼の王の娘」の一編が挟み込まれる。
ハラハラする要素はあるけど、過去の"生活"誘拐犯と誘拐の被害者の娘の奇妙な親子の関係性の描写が間に挟まることで、 -
Posted by ブクログ
設定が凄すぎる。凶悪犯の父が刑務官二人を殺害の上脱獄した。娘は家族を避難させ、父を狩るために、原始の森へ帰ってゆく。かつて父に教えられ、父を超えた、あの狩りの技術を駆使して。そういう設定である。
12年前。ヒロインのヘレナは父に誘拐監禁された母とともに森の中の父による幽閉生活から脱出し、父は終身刑を課され重警備刑務所で獄中にあった。その父が脱獄したのだ。
ぼくとしてはワイルドなアメリカ・カナダ国境の山の奥で、父と娘の壮絶な闘いがずっと演じられる作品を思い描いていた。C・J・ボックスの『鷹の王』が描いたネイト・ロマノスキーの凄まじい闘いのように。サバイバル技術に長けていた映画『ラン -
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Posted by ブクログ
オーソドックスな地名+殺人というタイトルから、一昔前のようなポワロとかコロンボみたいなスタイルのミステリを想像してたけど、全然違って現代的だった。
登場人物が多数の犯人当てミステリ。
主人公はキャリアを積んだ女性刑事で、都市から地方へ移住してきたところ。
若い新米刑事や、一見気難しい同僚刑事、カンフル剤としても業務面でも頼りになりそうな鑑識の女性など、ありきたりと言えばそうなんだけど、想像しやすく親しみやすいキャラクターの仲間たち。
猟奇殺人から想像する展開ではなかったけれど、不気味な雰囲気で出来事ベースで進むというよりは、登場人物の感情描写が多く、それ故に最終的にそれぞれが自分を取り戻し、居 -
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購入済み
面白かったけど疲れた
ストーリーや設定が興味深いし面白い。
素敵なキャラもたくさん。大統領選挙の結果はハラハラして楽しかった。
けど、翻訳だからかすごく読みづらかった。区切りや場面の切り替わり、誰の台詞なのかがちょくちょくわからなくなって読み取ろうと苦労したので疲れた。メールのやりとりとかだらだら続いたり、状況説明?が長いなと思う部分があって少々飛ばし読みしてしまった。
同じイギリス皇太子がゲイの小説ロイヤル・シークレットと読み比べると結構面白いかも。あっちはもっと慎重だからアレックスたちの大胆さは驚いた。 -
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Posted by ブクログ
初めての、海外ものの、BLの、小説。けっこう分厚い。
たぶん訳者は、BL小説っぽくしない訳を目指したんだと思う。
設定も凄くて、アメリカ初の女性大統領の長男アレックスと、イギリス王室の末の王子様ヘンリーとの恋愛。
早々に恋愛関係に落ち着く。多少のベッドシーンはあれど、私にとっての読みどころは、アメリカーンな若者たちのライフスタイル、ホワイトハウスやウィンザー家のトリビア、大統領選の興奮など。
舞台は2020年で、作中ではオバマまでは言及されている。
コロナがなければ、こんな世界だったのかなと眩しい気持ちになった。
ちなみに、ハッキリと民主党=主役、共和党=悪役。
作中で何度もテキサスの話が