林啓恵のレビュー一覧

  • 凶弾のゆくえ

    購入済み

    作りこまれた内容で、ヒーロー、ヒロインの誤解がわかっていてもドキドキさせられる作者の持っていき方が良かった。ただ、最初に無差別銃撃の被害者へのコメントを読まないで、本当にただのフィクションとして読みたかった。

    #ドキドキハラハラ #切ない

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    2025年09月22日
  • 本と私と恋人と

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    登場人物が本好きしか出てこない。米国の出版事情が分かって面白かった。原書で読んだが、ストーリーラインが分かりやすく読みやすかった。

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    2025年07月09日
  • 赤と白とロイヤルブルー

    匿名

    購入済み

    内容は現実離れしていて現代ファンタジーみたいに感じますが面白かったです。翻訳が少々難ありというのを知っていたので許容範囲ですが、もっと良い翻訳だったらより駆け引きとか楽しめたと思うのでそこは残念でした。

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    2025年05月02日
  • 沼の王の娘

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    ネタバレ

    長期間少女を誘拐監禁した罪で服役していた囚人が脱獄し逃走。
    誘拐監禁されていた間に生まれた娘のヘレナは、過去を封印して生きてきたが、父親が自らの家族と生活を脅かしに来るものと分かり、対決することを決意する。

    アメリカの原野で繰り広げられる追跡劇と息を呑むアクション…と思って手に取ったが、そっち側の描写は意外と少なく、文明をほぼ知らずに育っていった主人公の少女時代の描写と、ネイティブアメリカンの文化を踏襲して生活するが、歪んだエゴで主人公の母(誘拐された少女)や主人公に暴力をふるうトチ狂った父親の生き様、苦しみ抜いて生きた母親の人生、父親から逃げ切った後の文明生活と苦労などを複層的に描いていく

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    2025年02月20日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    アメリカの大統領の息子とイギリスの王子というそれぞれ難しい立場を取り上げられていて、またそれを上手く描きながら性別、立場関係なく人を愛すことの素晴らしさが伝わるとても素晴らしい作品だった。現代版ロミオとジュリエットみたいな感じかな。

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    2024年11月10日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    ブラボー!面白かった!!アメリカ大統領(しかも初の女性大統領!)の息子と、英国の王子様のラブストーリー。多分これが私の今年のベストよ!!

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    2024年07月13日
  • 沼の王の娘

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    序章で引き込まれる。

    拉致監禁犯の父とその被害者である母。 
    両親と暮らした12年。
    刑務所を脱走した父を追うと決めたわたしの、
    覚悟と回想。

    あらすじにはサバイバルゲームとあるけれど、
    どちらかというと家族の物語りという印象。
    残酷な描写もあるけど、淡々とした文章の中に
    緊迫感も臨場感もあって、一気読みだった。

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    2024年06月19日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    うわぁあよすぎた、みんな読もう。
    まず設定からして本当に良い。アメリカ大統領の息子と英国の王子の一筋縄ではいかないロマンス+成長物語…まわりの登場人物も個性豊かでとても好き、三人組も六人組も大人たちもみんな魅力的すぎる。
    アメリカの大統領選挙などの政治面、性別や人種、セクシュアリティなどの社会面などもしっかり書かれていて、日本のBLによくある受け攻めの特有の性格などもなく、リアリティがあって面白かった。
    ふたりのメールのやり取りにもにやにやさせられっぱなしだったし、追伸で歴史上の同性愛者のことばを引用していたのもよかった、素敵すぎる。映画も見たいし、ジェーン・オースティン作品も読みたくなった。

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    2024年02月28日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    ネタバレ

    最高としか言いようのないお話でした。
    アメリカ大統領の息子であるアレックスとイギリス王子のヘンリーの恋物語なのですが、紆余曲折あって最後の大団円に繋がるまでの過程が素晴らしい。

    2人が段々と気持ちを通い合わせ、恋人となってからのやり取りにも胸のときめきが止まりませんでした。
    またお互いがお互いの存在に支えられ、ともに成長していくのも見応えがありました。

    読めて良かったと心から思えた一冊です。

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    2024年02月03日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    若くて有能で美しい子たちが大切な家族と友人と一緒に 正しさと愛を押し通す、熱いおとぎ話であり最高のロマンス。最後に愛は勝つ。

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    2022年06月20日
  • 明日のあなたも愛してる

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    レズビアンのタイムトラベル・ラブコメ。作者本人が謝辞で書いているのだから間違いない。前作の設定(英国の王子と米国の大統領の息子のロマンス)も大胆だったが、今回は時間を超越したラブロマンス。NYに出てきたばかりの主人公が見つけたシェアルームの条件の一つが「クィアとトランスに偏見のない人」ということで、登場人物の多くが性的マイノリティなのだけど、これだけたくさん登場するとマジョリティかもしれないって気がしてくる。タイムトラベルということで、1970年頃と現在(出版は2021年)で、LGBTQ(1970年代にはなかった言葉だと思う)のおかれている状況の変化を感じる。それでも問題解決には遠いことも確か

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    2022年04月13日
  • 明日のあなたも愛してる

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    ニューヨークに来たばかりのオーガストが、地下鉄で出会ったジェーンと繰り広げる、タイムトラベルロマンス。仲間も巻き込み、みんなでパーティーだ!
    “すこし不思議”から“素敵な不思議”へ。パンケーキのにおいも、ふわり。

    LGBTQ+ロマンスとして、過去から現在に至る有り方から目をそらさずに、しっかり描写し、その上でコミュニティを希望あるものとして楽しく描いている。
    前作もだけど、メイン以外のロマンスからも目が離せない。
    相手と自分の間の障害をどう乗り越えるかはロマンスの醍醐味だけど、いかに現状を楽しむかも見所。ラジオのリクエストで想いを届けるのは、懐かしいのに新しく感じる。
    前作のメールで先人の言

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    2022年03月13日
  • 赤と白とロイヤルブルー

    購入済み

    良かった

    すごくすごく良かった。
    進めるにつれアレックス、ヘンリー、ジューンやノーラ、キャッシュ、ザハラ、シャーンなど出てくる人が魅力的で楽しくなってくる。
    読みはじめは少し続けるのが難しいかな、と思ったけれど、頑張って進めて良かった。あまりにけなげで切なく涙したり、登場人物と同じようにはしゃぐ気持ちになったり、楽しく読めました。
    おすすめします。ロマンスがぎゅっとつまっていますよ。

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    2021年12月11日
  • 赤と白とロイヤルブルー

    購入済み

    最高にロマンティック

    アメリカ大統領の息子とイギリス王子のロマンス。
    周囲に大きな影響を与えてしまう立場にいる二人が、惹かれあい心を通わせていく過程がドキドキしました。
    二人のメッセージのやりとりはいかにも恋人らしく、人に見られたら死んでしまいたくなるような内容です。
    ロマンティックな現代のおとぎ話だけれど、ロマンスだけでなく人の心の中に残る偏見や恐怖も描いています。
    読みながら愛や希望を感じました。

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    2021年09月02日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    英国王子・ヘンリーと米国大統領の息子・アレックスの、ラブロマンス。アレックス視点の物語で、大統領選の内幕が盛り沢山。ロマンスも盛り沢山。この物語の2019-2020年は、希望に満ちている。
    登場人物みんな魅力的。

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    2021年06月12日
  • 赤と白とロイヤルブルー

    ice

    購入済み

    めったに読まない翻訳作品なので名前覚えられるかな?と不安だったけど読み始めたらおもしろくて全然問題なし。
    ボリュームたっぷり。
    アメリカやイギリスの文化に詳しくないので気になったワードは調べてみたり、ドキドキしたり切なくなったりしながら最後まで楽しく読めました。

    #胸キュン

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    2021年05月08日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    電子書籍待ってた…!!!
    紙書籍発売されてから、すごく話題になってて早く読みたかったんだけど、二見文庫さんにTwitterで質問したら電子版が出るって答えて下さったので、読みたい気持ちを抑えて、ネタバレツイートを避けつつ電子版を待ってたの。

    やっと読めたんだけど、評判通り面白かったー!
    ロマンスの王道を踏襲しつつ、LGBTQ+小説ということで、そういう葛藤もあるしアメリカやイギリスの政治のこととかも絡んでてて、長かったけど面白く読めた。

    これ、映画化決まってるんだねー!楽しみ‼︎
    俳優さん誰になるかな〜?
    あと、日本版の表紙めちゃ素敵!
    アレックスもヘンリーもイケメン(✽˘▿˘✽)
    他の国

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    2021年04月19日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    BL初体験!(ノ∀\〃)キャッ♡初の女性大統領の息子アレックスと英国王子ヘンリー。お互い悪い印象だったのがいつの間にか…の禁断のロマンス。自らも政界に出る目標を持ち、母の再選を賭けた大統領選の直前のタイミングのアレックス。降り掛かる問題や、王室の一員という責務に負けそうになるヘンリーを奮い立たせるアレックスのパワフルさが良かった。ヘンリーも頑張った!2人を支える姉や友人など、脇役陣が個性的で面白さ倍増。アレックスのお母さんがカッコ良かった!2人に待ち受ける未来が終始気になったが、こうでなくちゃ!というラストでした。

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    2021年02月17日
  • 運命の愛にふれて

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    今回もリサマリ先生らしい作品でとても良かった!
    途中痛々しくて辛いけど、絶対幸せになれるって確信があるから読み進められた。
    ヒーローの他にもワンちゃんが大活躍で、可愛くて微笑ましかった。
    最後の終わり方も好きだな。
    ノンシリーズ。

    今回は表題作の他に『無謀な一夜』‘Reckless Night’と『熱を帯びた秘密』’Hot Secrets’が収録されてる。
    こちらの2作は二見さんから出てるデンジャラスシリーズの続き。
    出版社さんが違っても刊行してくれて良かった!
    終わり方が唐突だったから、幸せな続きが読めるのすごく嬉しい(*'v'*)

    今回は中編と短編2作なのに、全て山

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    2020年10月02日
  • 沼の王の娘

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     ある女の子が沼地に誘拐された。彼女は誘拐した男の子を産み、育てた。
     その女の子が主人公の母だ。

     物語は、主人公の父親が刑務所から脱獄したというニュースを聞いたところから始まる。主人公は娘二人を持つ母親。夫も子供たちも、自分の父親が沼の王と呼ばれた犯罪者であることを知らない。
     父親は自然の中で暮らすすべに長け、それを主人公に教えていた。
     警察に任されていたら、父親を捕らえることはできない。捕らえることができるのは、私だ。主人公はそう決意する。

     主人公の回想シーンと、父親を追跡する現在が混在するのだが。
     主人公の一人称で語られる世界の情報の豊かさがすごい。かつてどのように暮らして

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    2019年04月15日