感情タグBEST3
Posted by ブクログ
デッカー&リナ、シリーズ。
でもって、翻訳、間がぬけてるみたいで???となる。
なんでシンディーが結婚して妊娠してるんだよぉ。
も、前後してもどうでもいいから、とにかく全部翻訳出してほしいです。
でもって、ジョナサン・ケラーマンのアレックスシリーズも、出してください。切実。
と、一通り愚痴っておいて…。
古い知り合いの人妻に会うことを頼まれたデッカー。その後、彼女は失踪する。そして、つるされた身元不明の女性の遺体が発見される。
事件の交錯が、リアルですごい。
読んでるほうは、こうなんだろうなって思って読んでるけど、現場はそうじゃないし、実際には同時にもっとたくさんのことを手掛けているのだろう。ご苦労さまですm(__)m
人妻には息子が一人いて、成り行きでデッカーの家にくることになる。
ピアノの天才の彼は、14歳とは思えない冷静さで現実に対処しているのだが、その冷静さがなんか切ない。切ないところを、デッカー夫妻の娘、ハンナを通して描かれるからさらに切ない。
もともと、複雑は家だったのに、さらに複雑になってって思うけれど、家族は血のつながりがすべてではないというむしろ基本に立ち返ろうとする物語なのだろうか。
事件は意外な展開で終わる。
結構肩透かし。
まぁ、それもこのシリーズらしいといえばそうなのだろう。
にしても、このシリーズらしく食べ物がおそろしく美味しいそうだったよ。
デッカーの還暦祝いのパーティ料理が素敵。
ってことで、読むときは空腹に注意ww
Posted by ブクログ
(上巻より)
よくあることだが、殺人事件よりも、
少年を預かったデッカーとリナの家庭の方がメインになっていた。
下の娘が少年を学校に連れて行って聖歌隊のピアニストにしたり、
突然帰ってきた息子たちと少年がじゃれあったり、
その息子たちが企画したデッカー警部補の誕生日会も楽しかった。
マージの養女も家を出て博士論文を書いているらしいし、
第二世代が大人になっているのは微笑ましい。
少年の父親と母親の出会いを知っているが故に、
少年が自分のDNA検査結果を父親にプレゼントしたのも良かった。