戸部田誠(てれびのスキマ)のレビュー一覧
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考察ブームも相まって近年増えつつある地上波テレビにおけるフェイクドキュメンタリー。著者は「実はテレビというメディアでこそ、もっとも威力を発揮する表現形式」と述べ、その歴史を丹念に追っていく。映画や有料メディアは敢えて除外という鉄の意志。やはり最初は『放送禁止』から始まり、一連の『山田孝之』シリーズ、そして大森時生という時代の寵児へ。もちろん竹村武司の暗躍も外すことはないw大半の番組が2000年代以降、何なら第3章の途中からは2020年代の番組なので「昔のテレビはすごかった」的な懐古趣味に堕ちておらず、何より著者の「テレビはいまも面白い」という主張を支えている。自分は本書に出てくる番組は結構見て
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日本で最も知名度がある有名人であるタモリさんについて、過去のテレビやラジオでの発言、著書や雑誌などの内容、関係者の証言などをかき集めて分析、まとめられた内容でした
タモリさんは一番の有名人ですが、一方でどういう方なのか、その本質はベールに包まれているので、敢えて本人にインタビューせずに、様々な資料から紐解いて地道に分析して、「タモリにとって〇〇とは何か」というタイトルで章立てさた形でまとめられています
また、芸能の世界に入ったキッカケや「いいとも」の司会者として抜擢された経緯、その時の本人の気持ちなども書かれていて面白かったです
「明日を考えて今日を生きてる奴はダメ、過去を振り返るヤツも -
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ずっと読みたかった本。
タモリにとって「タモリ」とは何か?という問いかけが既に興味を引く。
タモリ自身ではなく、タモリの過去の発言からタモリとは何かを突き詰めている。
読み終わっての感想を一言で言うなら、タモリ学とは一つの立派な哲学であるということ。
共感できる部分も多々あったが、その中でも「意味なんて探すから世界が重苦しく感じる」という言葉は一番印象に残っている。いろいろと深く考えてしまう、良くも悪くもなんでも調べることができてしまう世の中は便利でもあるが、一方で人が疲弊してしまう要因にもなっている。今の若者にこそぜひ感じてほしい、見てほしい生き様だなと感じた。
この本の最後に、いいともでお -
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「ニューヨークに行きたいかー!!!!!!」
「おーーーー!!!!!!」
「罰ゲームは怖くないかーー!!!!!!」
「おーーーー!!!!!!」
ウルトラクイズがテレビで放映されていた当時、私はまだ出場資格はありませんでした。毎年流れているスケールの大きい番組に「いつか出たい」と思っていたものです。
残念ながら出場できる年齢になる前にウルトラクイズ自体は終了してしまいましたが、ウルトラクイズの多くのファンがそうであるように、私も「第13回」は、何度も何度も、それこそビデオテープが擦り切れるまで見ていました。
まさか30年以上たって新しく情報が出てくるとは…。
頭の中にこびりついている映像 -
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良くも悪くも日本の芸能界を形成し、同時に視聴者にも広くその存在は知られている芸能事務所の起源を調査した一冊。ジャズから出発して映画やレコード会社、そしてテレビ黎明期にまで話は及ぶ。膨大なインタビュー取材と資料からストーリーが浮かび上がってくる構成はさながら大河ドラマ。知らない史実ばかりでとても面白かった。ただ、ドラマチックな筆の一方で(あとがきで「本書で解き明かしたいのはそういった部分ではありません」とエクスキューズされているものの)昨今報道されることが増えてきた負の側面や韓国エンタメに周回遅れで惨敗している日本の現状との因果関係にまで踏み込んでいない点には物足りなさを感じる。その辺りは続刊に
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奇しくも「平成」が終わる。まさに平成のテレビ史と言える本だ。
確かに日テレは今も強い。
視聴率三冠王以外にも、デジタル方面への攻めも他局と比較して積極的。
とにかく新しい事象に対して飛びつくのが早く、迷いがない。
そんな企業文化はいかにして生まれたのか?
日テレにとって、1980年代は負けの時代だった。
それを逆転させたのが1990年代。
まさに時代は平成。
「勝ちグセ」がついたと言えるだろうが、「えげつない勝ち方」をしてからの日テレは確かに強いのだ。
ただこの本を読めば読むほど、「特別なことをやった」という事実がないことが分かる。
当たり前のことを、当たり前に速やかに実行しただけ。
現場で思 -
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冒頭の「苦手」が秀逸。
「嫌い」や「ダサい」とかだと角が立つけど、「苦手」なら、まだ知らない部分にきちんと向き合うことで克服できそう、前向きだ。そういうシーンがあったら「苦手」って言おう。
でも、やっぱり嘘はつけないようで、そこはかとなく違和感を匂わす書きっぷりも感じられましたよ。(実際どうかはわかりませんが)
しかし、現在のテレビが凋落した原因は日テレが天下を取ったからなんじゃないかと思い始める。フジは軽佻浮薄ではあったものの、深奥には知性と教養があった、ような。日テレはマスな人間の欲望を最大公約数で叶えてくれるので、ある層の視聴者にとってはテレビは単なる娯楽に落ちぶれてしまった。だから、も -
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