ウー・ウェンのレビュー一覧
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ネタバレウーウェンさんの暮らしの知恵。中国というバックグラウンドがあり、いろいろ縁があっての今という感じがすごく共感できるし、その間のさまざまなご苦労も含めて想像しても、すごい方だと思う。料理は、一つのアウトカムであって、生き方がでる。だからこそ、響くその一つ一つは、基本に近いことだ。日本人の中にずっと遺伝子レベルで持っていることもたくさんあるんだろうけど、こうした慣習や生き方の知恵があまり伝承されていない、または重要視されていない社会になってきているからこそ、こういうことが大事になる。
気持ちを張って、大きな声で元気よく挨拶する。外国人ですから、少し間違えていたって許してくれる。NYではそうはいかな -
購入済み
良い
ずっとやってみたかった蒸し料理。やってみるのにこちらを購入。素晴らしい。完全に蒸し野菜にはまっている。
この本のどれもとても簡単でそして間違いなくおいしく出来た。
食生活がゆがくより蒸す、となった。大量に蒸してもその後のアレンジものっているので大変助かる。大きい蒸し器は手にあまりそうで、せいろも手がかかりそうで手持ちの鍋の上にセットするステンレスのものを使っている。それでこんなに美味しいのでせいろならもっと美味しいのではないだろうか、、、買ってしまおうかな、、、と考えるくらいまでこの本のおかげでなっている。
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丸の内OLに売れている本、と聞いて私も手に取ってみました。
本来は手の込んだ洋食を作るのが好きなのですが、フルタイム勤務後に作る夕食は、専らクックドゥのお世話になっている私・・・
家庭料理で大事なのは無理せず続けられることとおっしゃる著者。
品数はご飯とおかずとスープの3品、食材も近所のスーパーで手に入るものを使っているし、味付けはも基本調味料のみ、素材から出る旨味があるから出汁不要、と考える著者が、実際に自宅で作っている料理10品を紹介した本でした。
レシピ集ではなくエッセイのような形で、なぜこの工程が必要かなどの解説や、料理の段取り台所仕事全般にも言及しておりとても勉強になりました。 -
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日本で中華料理教室をやっている、ウーウェンさんのエッセイ本。北京出身。ごく普通の家庭で育った彼女が、日本人と結婚して日本に住み子どもを育てながら、中国の食に関する風習や日本で感じることなどを季節感を盛り込みながら紹介する。
押し付けがましくなくて、なかなか興味深かった。
日本ももちろん同じだが、中国では食事が医療と同じくらい重要視されている。季節ごとの様々な食材を工夫しながら使った豊かな食生活が想像できる。
鍋物や小麦粉料理など、とてもおいしそうである。そして、家族で囲む食卓の温かさが伝わってくる。食感の違い、中国ではもっと煮込んでクタクタにする理由とは。食材を生で食べないことにもかかわってい -
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「10品を繰り返し作りましょう」を読んで、「師匠!」と思いたくなったウー・ウェンさんについてもっと知りたくなったので、読んでみました。
本書では料理のことだけでなく、ウーさんの生き方・暮らし方・考え方がわかります。
ウーさんは、”この歳になったからこそわかった”というようなことや、”この歳になってどんどん人生が楽しくなってきた”というようなことを書かれていました(文言は正確じゃないかもしれませんが)。こうやって物も考え方もシンプルにできたのは「年の功」が大きいのかもしれませんが、やはり根底には、自分軸がしっかりしていて、自分で見て感じて考えながら暮らしを営んできた方だからこそ本書に綴れるよ -
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ネタバレ肉と野菜の2種炒め
肉に味をつける、野菜はそのまま、フライパンは加熱できるボウル。先にゆでて、フライパンで味をつけて混ぜる。肉は水分が出るのでよく炒めて飛ばす。
野菜一種類の炒め物
野菜炒めは、水分が蒸気になって蒸す料理。小松菜は粗塩を振ってから炒める。一気に水分を出させるほうがいい。
キャベツ炒めはサラダ。ゆでてから炒めるか、千切りにして蓋をして蒸す。酒を振りかける。
野菜入りの卵焼き
長ネギの青い部分、セロリの葉を使う。卵は入れたら混ぜる。表面が固まったら裏返す。
切り身魚の蒸し物
鮭に塩麹をつけて蒸す。火を止めたら少し放置する。
肉の塩焼き
鶏肉の塩焼き。塩麹をつけて一晩おく。
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タイトルは「10品」だけど、読んでみたら「10種類」だった。
肉野菜炒め、野菜炒め、卵焼きなどなど。
肉野菜炒めなら、タンパク質と野菜の組み合わせて3品紹介されているので実際レシピとしては26品あった。
ちょうど黒酢を余らせていたので、豚肉とキャベツの炒め物を作ってみた。
読んでいた時は回鍋肉のようにキャベツも豚肉も一度茹でてから炒めるのが少し面倒な気がしたけれど、作ってみたら色々「これはいいな」と思うところがあった。
1:ゆでた時に余計な脂肪が落ちてヘルシー
2:一度茹でたキャベツからは余計な水分が出ないので時間が経ってもべちゃべちゃしない。
3:にんにくも生姜も唐辛子も使っていないので