ウー・ウェンのレビュー一覧
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「10品を繰り返し作りましょう」を読んで、「師匠!」と思いたくなったウー・ウェンさんについてもっと知りたくなったので、読んでみました。
本書では料理のことだけでなく、ウーさんの生き方・暮らし方・考え方がわかります。
ウーさんは、”この歳になったからこそわかった”というようなことや、”この歳になってどんどん人生が楽しくなってきた”というようなことを書かれていました(文言は正確じゃないかもしれませんが)。こうやって物も考え方もシンプルにできたのは「年の功」が大きいのかもしれませんが、やはり根底には、自分軸がしっかりしていて、自分で見て感じて考えながら暮らしを営んできた方だからこそ本書に綴れるようなウーさんの考え方があるのだと思う。そのことに、本当に、尊敬の念を抱く。
こういった書籍は、著者がこうしているからこうしよう、著者があれを持ってるから私も買おうではなく、(もちろん真似をして自分の暮らしが良くなるところは真似をしたらいいのだけれど、)考え方を感じ取るととても意義があるな、と思う。
さらっと書かれているけれど、中国人として日本で子供を生み育てることは(特に旦那さんと死別してからは)、並大抵の苦労ではなかったはず。ウーさんのお母さんのお話がよく出てくるように、たくさんの素晴らしい教えをお母さんからもらって、ウーさん自身の強い生きる力でここまでこられたんだなと思う。
人生の先輩方はたくましいですね。
よし、がんばろう、と思えました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ肉と野菜の2種炒め
肉に味をつける、野菜はそのまま、フライパンは加熱できるボウル。先にゆでて、フライパンで味をつけて混ぜる。肉は水分が出るのでよく炒めて飛ばす。
野菜一種類の炒め物
野菜炒めは、水分が蒸気になって蒸す料理。小松菜は粗塩を振ってから炒める。一気に水分を出させるほうがいい。
キャベツ炒めはサラダ。ゆでてから炒めるか、千切りにして蓋をして蒸す。酒を振りかける。
野菜入りの卵焼き
長ネギの青い部分、セロリの葉を使う。卵は入れたら混ぜる。表面が固まったら裏返す。
切り身魚の蒸し物
鮭に塩麹をつけて蒸す。火を止めたら少し放置する。
肉の塩焼き
鶏肉の塩焼き。塩麹をつけて一晩おく。
じゃがいも、さといも、さつまいも、カボチャ、なす、れんこんはメニューを考える前に蒸す。火を止めたら少し放置する。
肉と野菜の煮物
肉と野菜を水と酒で煮る。塩で味付け。
カップいっぱいの油で揚げ物
200ccの油で唐揚げ。残った油は炒め物などで使ってしまう。常温に戻してから揚げると中まで火が通る。
毎日作る簡単春巻き
野菜一種類、肉、魚などを春巻きの皮で巻いてあげる。
千切りにんじんの春巻き。
お茶代わりのスープ
レタスと桜エビのスープ。レタス一個食べられる。
桜エビはだし、具材になるので常備する。ごま油で炒める。
具が2つのシンプル鍋
薄切り肉と白菜の鍋。茎と葉は切り方が違う。茎、肉、葉、の順で鍋に入れる。
豚厚切り肉を切ってキャベツと鍋にする。キャベツは太めに千切り。豚肉は先に味付けして焼く。
トマトと豚のしゃぶしゃぶ。 -
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タイトルは「10品」だけど、読んでみたら「10種類」だった。
肉野菜炒め、野菜炒め、卵焼きなどなど。
肉野菜炒めなら、タンパク質と野菜の組み合わせて3品紹介されているので実際レシピとしては26品あった。
ちょうど黒酢を余らせていたので、豚肉とキャベツの炒め物を作ってみた。
読んでいた時は回鍋肉のようにキャベツも豚肉も一度茹でてから炒めるのが少し面倒な気がしたけれど、作ってみたら色々「これはいいな」と思うところがあった。
1:ゆでた時に余計な脂肪が落ちてヘルシー
2:一度茹でたキャベツからは余計な水分が出ないので時間が経ってもべちゃべちゃしない。
3:にんにくも生姜も唐辛子も使っていないので、3歳の娘も食べられる
4:材料も調味料もシンプルなのに、とてもコクがあって味もしっかりしてる。
(それは黒酢の効果ってことかもしれないけど)
やっぱりレシピ本は読んでるだけでは分からないことが多いんだと実感した。
ウー・ウェンさんは名前は知っていたけれど、読んだことがなく、これが初めの本だった。
なんとなくおしゃれでちょっと手間がかかりそうな料理のイメージだったので、それが覆された。
もっと他のレシピもチャレンジしてみようと思う。 -
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ウーウェンさんのレシピはもちろん、中国の暮らしについても知ることができる一冊。
清朝時代の名残のある祖父母の暮らし、文化大革命の頃の市井の様子が特に興味深かった。
ウーウェンさんの、ご家族に対する優しい思いやりや、娘への母の思いやりは万国共通であると感じる。
最後の方の、きんかんのエピソードが好き。
中国の人にとってのきんかんは、日本でいう柚子みたいな感じなのかな。咳をすれば同僚が机の引き出しから出して手渡してくれるというのも、なんとも温かいエピソード。いまの時代の中国でも見られる光景なのかしら。
月餅はそんなに好きではないものの、蘇州のハーブが効いた月餅というのも気になった。 -
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料理家ウー・ウェンさんの生き方論。
実はウーさんのことは何も知らなかったのだけれど、タイトルに惹かれて購入。
とてもよかった。
ウーさんの「大事なこと」には心がある。
自然派を押し付けるのでもなく、
シンプルであることにこだわるのとも違う、
本当に大事にしたいことを大事にするために削ぎ落とされた潔さ、シンプルさ。
読んでいてすーっと心に入ってきた。
回鍋肉が「ゆでた豚肉と野菜1種類を炒めたもの」だとは!目から鱗!
和え物も基本的に1種類の野菜でつくるそう。
ウーさんの言葉は、枠組みを教えてくれるからたぶんしっくりくるのだ。
夕飯時に野菜を蒸したら少し取り分けて、翌朝軽くソテーして朝ごはんに。というのも良かった。
どこに注目してものごとを捉えているのか。
まさにそれが知りたかったことだった!と何度も静かに膝を打った。
読んでいる人を惨めな気持ちにさせない本。
罪悪感や不甲斐なさ、不出来を嘆く気持ちにさせない。ホッとするというか、力が抜ける感じがする。
ウーさんが大事にしている「人の温かさ」を感じられるいい本でした。