あらすじ
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本書で取り上げる10品は、仕事をしながら2人の子どもを育ててきたウー・ウェンさんが、プライベートで長年作り続けてきた料理です。
材料も道具も最小限で作りやすく、とてもおいしいのが魅力です。季節の野菜でアレンジができるから、一度覚えてしまえばレパートリーは無限大。
なぜその手順が必要なのか、どんなふうにすればラクに台所仕事を進めていけるか、なども合わせてお伝えするので、読めば自然に料理の勘所が身につきます。
10品を、焦らず、ていねいに。
一生ものの、おいしい家庭料理のはじまりです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
写真がとても美しくセンスがいい。
初心者よりある程度料理はできる人向け。レシピでなく文章で考え方が示してあるため、娘はわからないと言っていたが私はなるほど、と思うことが多かった。ひと手間ふた手間かかるが理屈がわかると少しはやろうと思う。基本調味料ばかりで、豆板醤でさえほぼでてこない。そしてフライパンをすぐに洗うとのこと。ウー・ウェンパンってテフロン加工されているはずなのに洗うってところに親近感が。アツアツでなく少し冷めたら洗っちゃう、フライパンに良くないのはわかるけど置いておくのが私もできないので。
Posted by ブクログ
意外と料理って自己流。
だから、少し新しいテクニックを注入すると日常の料理がちょっとレベルアップ!
元からシンプルな調理法で、シンプルな料理が好きだから自分にはマッチ。コラム的なレシピ紹介もいい感じ。
Posted by ブクログ
いやぁ、良かったです!
ずっと大切にしたい、読み返したい料理本になりました。
有元葉子さんの「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」や、桐島洋子さんの「聡明な女は料理がうまい」などが好きなので、ただのレシピ本より、こういった文章も盛りだくさんの「料理本」が好きなようです、私。
ウー・ウェンさんのことはあまり知りませんでしたが、本書でウー・ウェンさんの文章を読むに、パキパキとしていて、理論的で、何でも手際が良い、賢い女性だと思いました。とても好感が持てます。こんな女性になりたい。
そう、理論的な説明が良かったです。なぜこのひと手間が要るのか、どうしてこう調理するのかが理論的に説明されていて、いつもなんとなく疑問に思いながらもレシピにそう書いてあるからという理由でやっていたことにも納得がいったし、初めて知ることもありました。料理って「化学」だといわれますよね。そのことがすごく腑に落ちる説明でした。
今まであまり使いこなせていなかった塩麴をもっと使おうと思ったし、黒酢を買おうと思ったし、やはりそろそろ蒸篭を調達するか、と思いました。
それから、食材が少ないというのもすごく良かったです。仕事が終わって帰宅してから夕食を作るのに、何が大変って、何種類もの野菜を切ることでした。土日のうちに下ごしらえ♪なんてことはできないので、野菜を洗って切って、それだけで疲れて・・・という毎日なので、食材が少なくていいというのは目から鱗でした。そうだそうだ、一日に何種類もの食材を取ろうとしなくていい、一週間で帳尻を合わせるくらいでいいと納得。
また、味付けもシンプルでした。毎日違う味付けにしないと、とあれもこれもと調味料を買う必要はないのですね。変に肩ひじ張ってご飯づくりをして、たいしておいしくないものができていたので、なんというかちょうどいいタイミングでアドバイスしてもらったような気がします。
ただ、まだ読み終わったばかりでこの本で紹介された料理はひとつも作っていません。またじっくりと読みつつ、丁寧にひとつひとつ作ってみたいです。子どもはネギが苦手だし、夫はトマトがダメなので、作ってみるのもちょっと勇気がいりますが、このウー・ウェンさんのレシピで苦手克服できたら嬉しいので、とにかく挑戦してみたいです。
この本を開いてじっくり一品を作ってみる。あれもこれもとバタバタと何品も作らない。実践あるのみ!
Posted by ブクログ
野菜炒めの作り方が丁寧でわかりやすく、殆ど料理をしたことがない自分でもそれなりに美味しく作れた。
・キャベツを茹でるのは10秒くらいで良い
・それ以上茹でると美味しくない
・豚肩肉約300円分で、お腹いっぱいになる
・1回目は大変だが、繰り返し作ると手際良く作れて、片付けもスムーズに出来る
・3回作ってみて、3回目がいちばん美味しい。
・週末のお昼は毎週これでも良いかも。
・兎に角繰り返し作るのに最適
他の料理にも手を出していけたらいい。この野菜炒めの味付けを甜麺醤にしたら回鍋肉になるのかしら。
Posted by ブクログ
シンプルな素材を本当に美味しく作ることのできるレシピがたくさん紹介されてます。
ウーウェンさんのレシピの素晴らしいところは、なぜこうするとこのようになるか、という説明がロジカルでわかりやすいところ。
回鍋肉と卵焼き、小松菜炒めは特に数え切れないくらい作っています!
Posted by ブクログ
野菜1種の炒め物。何となくで作っていたが、本書を読んで奥が深いなと思った。小松菜の炒め物を作ったら、塩こしょうで十分おいしい。素材を味わい、野菜食べているなと思う。
SNSで見かける簡単レシピによく登場するにんにくチューブ。作った後、食べた後の臭いが気になるから買わない。
私も著者のように、ねぎ神様を信じようと思った。
Posted by ブクログ
丸の内OLに売れている本、と聞いて私も手に取ってみました。
本来は手の込んだ洋食を作るのが好きなのですが、フルタイム勤務後に作る夕食は、専らクックドゥのお世話になっている私・・・
家庭料理で大事なのは無理せず続けられることとおっしゃる著者。
品数はご飯とおかずとスープの3品、食材も近所のスーパーで手に入るものを使っているし、味付けはも基本調味料のみ、素材から出る旨味があるから出汁不要、と考える著者が、実際に自宅で作っている料理10品を紹介した本でした。
レシピ集ではなくエッセイのような形で、なぜこの工程が必要かなどの解説や、料理の段取り台所仕事全般にも言及しておりとても勉強になりました。
Posted by ブクログ
レシピはもちろんのっているけども、これは家庭の料理の1つの考え方の本だった。特に珍しい調味料や道具を使っていることもない。ただし手間はかかっている。たぶんこの本の通りに作ればおいしい料理はできそうだ。しかし野菜をゆでたりはせず、電子レンジを使うほうが早いし簡単だ。
そもそもこの本のレシピで電子レンジを使うことはないのである。つまりそれが自分なりのやり方になる。この本は料理を考える本なのである。
Posted by ブクログ
ウー・ウェンさんのお料理にまつわるお話とレシピ。
ウー・ウェンさんのレシピは素材の味を生かし味付けがとてもシンプル。
いろいろ作ってみましたが、いかにいつもあれこれ味をつけすぎていたかがわかります。
お塩と胡椒だけなのに、ほんのひと手間かけるだけで、とっても味わい深くおいしくなります。
食材と向き合う。
すぐに片付けてシンクもキッチンもすっきりしておく。
それだけで、お料理がいつもより前向きにできるから不思議。
Posted by ブクログ
肉と野菜の2種炒め
肉に味をつける、野菜はそのまま、フライパンは加熱できるボウル。先にゆでて、フライパンで味をつけて混ぜる。肉は水分が出るのでよく炒めて飛ばす。
野菜一種類の炒め物
野菜炒めは、水分が蒸気になって蒸す料理。小松菜は粗塩を振ってから炒める。一気に水分を出させるほうがいい。
キャベツ炒めはサラダ。ゆでてから炒めるか、千切りにして蓋をして蒸す。酒を振りかける。
野菜入りの卵焼き
長ネギの青い部分、セロリの葉を使う。卵は入れたら混ぜる。表面が固まったら裏返す。
切り身魚の蒸し物
鮭に塩麹をつけて蒸す。火を止めたら少し放置する。
肉の塩焼き
鶏肉の塩焼き。塩麹をつけて一晩おく。
じゃがいも、さといも、さつまいも、カボチャ、なす、れんこんはメニューを考える前に蒸す。火を止めたら少し放置する。
肉と野菜の煮物
肉と野菜を水と酒で煮る。塩で味付け。
カップいっぱいの油で揚げ物
200ccの油で唐揚げ。残った油は炒め物などで使ってしまう。常温に戻してから揚げると中まで火が通る。
毎日作る簡単春巻き
野菜一種類、肉、魚などを春巻きの皮で巻いてあげる。
千切りにんじんの春巻き。
お茶代わりのスープ
レタスと桜エビのスープ。レタス一個食べられる。
桜エビはだし、具材になるので常備する。ごま油で炒める。
具が2つのシンプル鍋
薄切り肉と白菜の鍋。茎と葉は切り方が違う。茎、肉、葉、の順で鍋に入れる。
豚厚切り肉を切ってキャベツと鍋にする。キャベツは太めに千切り。豚肉は先に味付けして焼く。
トマトと豚のしゃぶしゃぶ。
Posted by ブクログ
タイトルは「10品」だけど、読んでみたら「10種類」だった。
肉野菜炒め、野菜炒め、卵焼きなどなど。
肉野菜炒めなら、タンパク質と野菜の組み合わせて3品紹介されているので実際レシピとしては26品あった。
ちょうど黒酢を余らせていたので、豚肉とキャベツの炒め物を作ってみた。
読んでいた時は回鍋肉のようにキャベツも豚肉も一度茹でてから炒めるのが少し面倒な気がしたけれど、作ってみたら色々「これはいいな」と思うところがあった。
1:ゆでた時に余計な脂肪が落ちてヘルシー
2:一度茹でたキャベツからは余計な水分が出ないので時間が経ってもべちゃべちゃしない。
3:にんにくも生姜も唐辛子も使っていないので、3歳の娘も食べられる
4:材料も調味料もシンプルなのに、とてもコクがあって味もしっかりしてる。
(それは黒酢の効果ってことかもしれないけど)
やっぱりレシピ本は読んでるだけでは分からないことが多いんだと実感した。
ウー・ウェンさんは名前は知っていたけれど、読んだことがなく、これが初めの本だった。
なんとなくおしゃれでちょっと手間がかかりそうな料理のイメージだったので、それが覆された。
もっと他のレシピもチャレンジしてみようと思う。
Posted by ブクログ
今まで色々なレシピ本を買ったけれども、なかなか実践するに至らず…ということが多かったですが、
こちらは即実践!!
いつもと同じ具材でも、作り方の工程を少し変えるだけでこんなに違うのね〜!ととても感動しました
シンプルな「素材の味を活かす」料理が好きで、自分の求めていたレシピ本はこれだ!!という感じでした。
繰り返し、色々な具材で試してみてレパートリーを広げたいです。
桜エビ使ったレシピに挑戦したいですが、お手頃でちょうど良いものがなかなか手に入らないので、星4つとさせていただきました。
Posted by ブクログ
肉と野菜の2種炒めとか型が決まっていて、野菜の種類を変えたりしながら10つの型を繰り返し作ればいいよというコンセプトの本。
材料少なめ、調味料の種類少なめだけど、手間がかかるなぁ。
肉と野菜の2種炒めなら野菜をゆで、肉をゆで、肉を焼き、その中に野菜を入れるってなかなかできないよな~という印象。
手間の理由が論理的に書かれているところはよかったです。
やってみたいと思ったアイデアは、
・肉野菜炒めは肉を焼いたところに調味料を入れて煮詰め、野菜はさっと混ぜるだけで味をつけはしない
・長ネギたっぷりの卵焼き
・肉の塩焼き 鶏モモ300gに塩小1/3、酒大2で一晩おく。焼く前に皮にフォークで穴を開ける。弱めの中火。脂が出てきたらフタをして弱火で10分。火を止めて10分。裏返さない。