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Posted by ブクログ
日本で中華料理教室をやっている、ウーウェンさんのエッセイ本。北京出身。ごく普通の家庭で育った彼女が、日本人と結婚して日本に住み子どもを育てながら、中国の食に関する風習や日本で感じることなどを季節感を盛り込みながら紹介する。
押し付けがましくなくて、なかなか興味深かった。
日本ももちろん同じだが、中国では食事が医療と同じくらい重要視されている。季節ごとの様々な食材を工夫しながら使った豊かな食生活が想像できる。
鍋物や小麦粉料理など、とてもおいしそうである。そして、家族で囲む食卓の温かさが伝わってくる。食感の違い、中国ではもっと煮込んでクタクタにする理由とは。食材を生で食べないことにもかかわっている。
レシピもいろいろ載っていて、身近な材料でできそうである。食欲が沸いた。
Posted by ブクログ
ウーウェンさんのレシピはもちろん、中国の暮らしについても知ることができる一冊。
清朝時代の名残のある祖父母の暮らし、文化大革命の頃の市井の様子が特に興味深かった。
ウーウェンさんの、ご家族に対する優しい思いやりや、娘への母の思いやりは万国共通であると感じる。
最後の方の、きんかんのエピソードが好き。
中国の人にとってのきんかんは、日本でいう柚子みたいな感じなのかな。咳をすれば同僚が机の引き出しから出して手渡してくれるというのも、なんとも温かいエピソード。いまの時代の中国でも見られる光景なのかしら。
月餅はそんなに好きではないものの、蘇州のハーブが効いた月餅というのも気になった。
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