新刊書や古書を気の赴くままに、お金をつぎ込んで手元に置いて積読するのも考え直さなければならないと最近考えるようになった。本のスペースの問題もあるけど、これ以上の積読は実に勿体無いと思えてきた。そして、読んでも読みっぱなしではなく、きちんと読んだ証として書評を残して置きたい。書籍をデータベース化した際に、あれ?この本、どういう内容だっただろうかと思い出すヒントになると考える。
本書も2011年に購入して直ぐに読んだ記憶があるが、たいしたメモ(4行)しか残していなかった。当時は中国人のとの国際結婚は珍しいと思っていて、羨ましいとの気分もあった。しかし現在では、知り合いに中国人の妻を持つ人もいるようになり、結構尻に敷かれている話も聞く。でも本人は至って楽しく中国と向き合っている様だ。私はつい先日までは中国を敬遠していたが、トランプの愚行に腹を立て、共和党も右に倣え、民主党も表立って行動することなく静観の構えにも苛立ちを感じている。見方を変えれば中国の方が世界のリーダーとして相応しく見えてくる。日本政府は両者を良く観察して、今後の国の行く末を考えて欲しい。特に原発はひとたび攻撃されたら簡単に不毛地帯となってしまう。議論のレベルで構わないので、まずは原発用のウランを核兵器用のウランへと転換する技術を確立して欲しい。日本はロケット作成能力はアメリカに頼り切りで、北朝鮮と比べて技術力は貧弱極まりない。一方、海に囲まれた日本は陸に囲まれたスイスを目指すのか、今後、平和国家に突き進むのか普通の国作りをするのか十分に考える必要がある・・・はっ!夢か?いずれにせよ、日本は世界にとって唯一無二の国歌となるためには、これから何を為すべきか方向性を十分に検討して欲しい。
本書、漫画の話をするつもりがとんでもない話にワープしてしまった。中国嫁が国家の話を考えるきっかけになったとは、うちの蔵書には途轍もない潜在的能力が隠されているということか。ならば、今後は積読書籍の撲滅、既読書籍の再読にも力を傾けていく(予定)。
因みに、最初に読んだ時の感想は以下の通り。実に平和な内容だ。
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最初、漫画とは思いませんでした。
これをきっかけに漫画にのめり込んでいくかも。
国際結婚って大変ですね。異文化を理解するって並々ならぬ努力が必要ということだが、それを乗り越える愛情の強さを持っていれば上手くいくということですな。
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