かわい有美子のレビュー一覧
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表紙がとてもステキです。
「甘い水」の続編。その後の二人の関係に変化があったのかどうか、気になります。
あけすけな物言いで、Hに対する意識にロマンもへったくれもない遠藤でしたが、相変わらずでしたね。肉親を悲惨な形で失い、大切なものを持たないように生きてきた遠藤の心情が今回丁寧に描かれていて、胸をつかれました。
刹那的な快楽だけを追って、深入りすることを避けていた遠藤でしたが、大型わんこな神宮寺にほだされているのがよくわかります。
もし、生きることも死ぬことも自分で選べない状態になれば、という極限での自分自身を神宮寺に託そうと思う気持ちこそが、彼への愛情と信頼の証だというのが伝わってきます。
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攻め:デザイナー・嵯上匠人
受け:ドアマン・橋本和樹
橋本は転職したオテル・ド・エンピールでドアマンとして働いている。採用説明会で、紳士的で素敵な大人の牧田部長に会ってから密かに憧れていた。
橋本はゲイで田舎から出てきた時に騙されて複数の人間に襲われてそれがAVとして出回ったせいで軽く誰とでも寝ると思われていて…。
『透過性恋愛装置』の牧田に憧れる男の子の話。隙がありすぎて誰彼となく声をかけられて、しかも付いて行っちゃう。でも本人は真剣に恋愛がしたいだけ。
んん、でもね、隙があるのは明らかに本人が悪い。警戒心が無いのはいただけない。もっと自分をちゃんと出さなきゃね、と思っていたけ -
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ネタバレ今回も小椋ムクさんの挿絵です。
それぞれカバーが秀逸なのですが、3作並べるとそれぞれのカップルの距離感がうまく表現されていると思いました。
「空色スピカ」「流星シロップ」に続く、私立英明大学付属清泉学院シリーズ?3作目。
伝説の弾正忍・生徒会長と堂本櫂・副会長。
何故、伝説なのかといいますと・・・
「空色スピカ」のふたりにとっては、交わらない学年。
楠ノ瀬くん・中等部1年-弾正、堂本・高等部1年の関係。
高科くんは、高等部から入学した外部生なので弾正・堂本とは会ったことがありません。
「流星シロップ」のふたりにとっては、中等部でも高等部でも1年生の時の3年生。
面識はあるけれど・・ -
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ネタバレ初版 2009年6月
「空色スピカ」で楠ノ瀬くんと高科くんをくっつけた(笑)いえ、次期会長と副会長に指名した、彼らの前の生徒会長、峰先輩のお話です。
「空色スピカ」で暗躍していた峰先輩。
いったいどんな中学高校時代を過ごしていたのでしょう。
相変わらず、小椋ムクさんのカバーが素晴らしい~。
衛守くんにぺったりくっついてる峰くんが本当に愛らしい。
私立英明大学付属清泉学院シリーズ?2作目。
生徒会長は「清泉に峰あり」「清泉学院の白馬の王子様」と称えられる峰秀一。
副会長は「王子を陰になり日向になり支える寡黙な黒の騎士」衛守啓士。
「空色スピカ」のふたりは、生徒会に入ったところで互いを意識 -
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ネタバレ『上海~』『透過性~』に続くシリーズ3冊目。
デザイナー×ドアマン
最初の方は描写が雑かなと感じたけれど、嵯上と橋本の距離がゆっくりながら縮まっていく描写が良かったです。
スマートだけど、ちょっとずるくて、本音がいえない大人の恋愛模様でした。嵯上に大事にしてもらってね、と思わず応援したくなります。
メインカップルが穏やかな分、他カップルがアクセントになっています。
ただ、ゴーイングマイウェイ北嶋により嵯上の印象が薄れたことは否めない。
『透過性~』のときは北嶋の思考回路が全くわからなかったのですが、今となっては「北嶋ってこんなやつだよね」と完全に慣れてしまいました。
私が一番滾ったのは牧田の「 -
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ネタバレキラキラしたタイトル通り、ピュアな高校生の恋です
挿絵は、小椋ムクさん。
カバーが秀逸です。
初版が2009年1月・・・3年前ですね。
それを今読んだということは・・・ご想像にお任せします(笑)
舞台は八ヶ岳山麓(八ヶ岳・・・聞いたことはありますが実際に日本地図を出されるとどこかわかりません)
中高一貫教育の男子校、私立英明大学付属清泉学院。
人よりも馬や牛の人口?が多い田舎なので、生徒の6割が寮生らしい・・・。
そして、この学院の高等部の生徒会長・副会長は、他校との交流という名の女子生徒勧誘のため代々容姿端麗な生徒が前任者によって指名・選出されるという少し変わった取り決めがあります。 -
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ネタバレ今回は、上海金魚シリーズ(帯の裏側に書いてありました)
かわいさんご自身は「透過性恋愛装置」のスピンオフとおっしゃっていたのですが・・・。
主人公は「オテル・ド・エンピール」のドアマン、橋本和樹。
もともとゲイです。
田舎から出てきたせいか世間知らず、人を疑うことを知らない、とっても良い青年なのですが、そのせいで、悪い男にだまされて、そこからは、まあ、恋愛に関しては、転落人生。
橋本くんの職場が「オテル・ド・エンピール」なので、華麗に牧田さん登場・・・と思ったら先に北嶋王子がきました。
開口一番「ねえ、あんた」(大笑)
相変わらずの傍若無人っぷりに懐かしささえ感じます。
そして、牧田さん -
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攻め:衛守啓士
受け:峰秀一
空色スピカの第二弾。
半寮制の清泉学園中等部で少女とみまごうばかりの可愛さの峰は遠戚にあたる衛守と再会する。衛守は子供の頃、庭の樹に登り降りられなかった峰を身体を張って受け止めてくれた事がある。再会してその時のケガがそれほど傷跡として残っていたことを知り。しかし責めるでもなく淡々としている衛守を峰は…。
そして先輩に無理矢理襲われそうになった峰を子供の頃と同じように助けてくれた衛守を特別な気持ちで見るようになる。
空色スピカの高見×楠ノ瀬の1学年上の峰の中等部からの話し。
王子様風で柔らかい話し方をする美青年キャラの峰が実は繊細で努力家で自分の希望は上手 -
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え、あそこで終わり??という感じ。残りのページが少ない中で、要人警護の件と二人の関係も進行してたので、両方のことが無事に解決・進展するのかとヤキモキしてました。全体としては、政治や警察内部のことが沢山だった印象が強かったです。難しいことがいっぱい…;実際にあった事件のこともあったりで、お〜と思った(笑)もっと二人の関係読みたかった!!全然いちゃいちゃしてないし!(笑)そこはすっごい物足りないっ!!その後の二人ぜひ読みたいです。でも読み応えがあって面白かったです。
あと、名田が思っている峯神像と、実際読んで知る峯神さんとのギャップがすごいある(笑)名田は峯神さんを完璧だと思いすぎてる。幻想を抱き -
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攻め:高科汐見
受け:楠ノ瀬亮人
高科は半寮制男子校・清泉学院の次期副会長にと現会長・峰から打診される。山あいに位置する男子校なので会長には見目のいい楠ノ瀬でと言われてほとんど付き合いの無いバレー部所属の楠ノ瀬を見に行く。彼は天使風の見た目に反して元気いっぱいのキャラで…。
甘酸っぱい☆
うーん(+o+)なんでしょう、高校生ってこんなだった?こんなに純なのねぇ、という。
ほとんど知り合いで無かった二人がお互いを少しずつ意識し出してどんどん好きになっていく課程にきゅんきゅんしました!
高科は大人っぽくて、いつも一歩ひいた所で周りを見てるのだけど、つい楠ノ瀬を構ってしまう。
楠ノ瀬も、自分の