熊谷淳子のレビュー一覧
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【選書理由】
News PicsのPEファンド特集にて、おすすめ関連書籍としてアドバンテッジパートナーズの市川氏が紹介しており、購入。
【感想】
期待を超える内容で合った。
前半部分は著者の若き頃のストーリーが載っており、文体としては『ご冗談でしょう、ファインマンさん』に近いなと思った。
私がまだ若いということもあるので、今の自分の歳の時に彼がどういう思考を持ってどういう行動を行っていたのか、といったところを追うような楽しみかたをした。
中盤からは、まあまあしっかりとした金融や実務の話がでてきて、最近そからへんの予備知識がついてきていたため、読み応えがあった。(1年前の私が読んでも楽しめ -
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巨大投資会社ブラックストーンの創業者の自伝。巨大企業の超有名人ではあるのだが、恥ずかしながら知らなかった。歴代米大統領はもとより、サルコジ仏大統領、習近平、安部首相など各国首脳、フランシスコ教皇、スピルバーグ監督など、数多くの有名人との写真が掲載されており、大物ぶりがよくわかる。短期的な利益を求めるのではなく、買った会社を立て直して利益を得ることを基本として、世の中の動きをよく見て的確に対応しているのがすごい。学ぶべきことが多々書かれており、勉強になった。
「人は一度にひとつのことしか本気で取り組めない」p8
「一流の経営者はつくられるもので、生まれつくものではない。情報を吸収し、経験を分 -
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タイトルにひっかかる人がいるかもしれないが、著者は仏教徒ではない。”仏教のすすめ”ではないのでそこはご安心を。
基本は自己意識についてのけっこう最新の認知科学・心理学の観点の紹介で、あわせてそれが仏教から見た人間・生き方についての捉え方と通底していることを、著者自身の瞑想等の体験もからめて解説している。砕いていうと、心安く生きるためにどんな気の持ち方をしたらよいかを、ちゃんと納得したい人のための本、と言えるかもしれない。
僕ももちろん仏教徒ではないし、この本を読んで仏教に入信したりはしないが、いろいろ興味深かった。納得感もけっこうある。 -
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ネタバレ良本です。幸せについて様々な実験を通してまとめてあります。
その中でもお気に入りは。
慣れについて
素晴らしい出来事は最初に起こった時が一番素晴らしく、
繰り返し起こるに連れて、薄れていってしまう。
我が子に「ママ」と呼ばれ、連れ合いの恋人に「愛してる」と言われてた
最初と最後のときを比べればわかるはずだ。
私たちは一つの経験をなんども体験すると、得られる喜びが
減っていってしまう。
これを心理学者は「馴化(慣れ)」と呼び、経済学者は「限界効用の逓減」と呼ぶが
我々一般人は「結婚」と呼ぶ。
この一節はとても面白かったです。直前の限界効用の逓減などは少し難しいですが、
結 -
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ネタバレハーバード大学の心理学者が、
心理学や行動経済学、社会学などを駆使して、
どうやったら、未来の幸せを的確に予測できるかについて、
多数の実験例を紹介しながら考えていく本です。
個人的に、序盤からもうアツいです。
なぜなら、最近、いつも頭の中で転がしている考えと
おなじ考えを著者が述べて始めたからです。
<人間はコントロールへの情熱を持ってこの世に生まれ、
持ったままこの世から去っていく。>
というわけで、常々ぼくも考えていることですが、
ひとは自分自身にしろ他者にしろ、
支配したい欲求にがんじがらめですよね。
<生まれてから去るまでのあいだにコントロールする能力を失うと、
みじめな気分に -
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「こうなれば満足する」と思っていたが実際は満足しなかった未来の自分
「こうなったら幸せだろうな」と思って実際にそうなるように努力した、
でもそこにいる未来の自分は「幸せでない自分」という現象
自己啓発本かと思い敬遠していましたが、
内容は心理学の観点から見た「幸せ」について
(たくさんのジョークを交えつつ)書かれていました。
未来の自分を予想することがなぜ困難なのかを
丁寧に解き明かして、幸せとはなにかを理解できる良書でした。
とくに「実在論」(物事は心に現れるままの姿で現実に存在するという考え)と、
「現在主義」(過去や未来を見る観点が、現在の経験に影響される傾向)について
説明され -
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「人間は様々な情報をもとに合理的に判断する理性のある生き物だ」という思い込みを根底から覆す一冊。
自分たちの決断が無意識のうちに別の力(感情、相対性、社会規範等)に大きく左右されていることを、様々な実験を用いてわかりやすく説明してくれている。行動経済学という小難しそうな学問だが、クスッと笑える実験も多く、ユーモア溢れる素敵な本。
人は自分の決断を正当化しようとしてしまう傾向がある、っていうことが書かれている章があるのだけれど、
確かに正当化の危険を認識し、常に選択を振り返り内省することは大切な一方、
時には自分の選んだ選択を「正解」と思って突き進むことも大切だなと思っ -
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行動経済学のケースが数多く、易しい文体で取り上げられている為、人がどれほど不合理か、ということがよく理解ができる一冊。
タイトルの通り、人は予想通りに不合理である
しかも、不合理であり続けているため、未来にとる行動も不合理と予測できる、ということが一番の気づきであった。
たとえば、無料の魔力。
1000円のギフトカードを無料で貰うか2000円のギフトカードを700円で購入するか、という選択肢の場合どちらを選ぶでしょうか。
合理的に考えると、1300円得をする方を選ぶのだが、ほとんどの人は1000円のギフトカードを無料で貰うこと選ぶ。
また人は自分が何を求めているかわかっていない。そのた -
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ネタバレ怪しいタイトルだけれども、実はキチンとした科学書。
幸せって難しいよねー、な一冊。
人が幸せをうまくつかめないのは、「慣れ」の問題だと僕は思っているけど
筆者はどちらかというと「予測」するから、ってのが一応の趣旨かな。
この「予測」が人は(自分が自分を特別だと思うために)うまくいかないんだけど、「他人だったらどう思うか?」だと意外と正確な答えを当てられたりする。
つまり残念ながら、アナタも私も特別ではない普通の人だということなんだな。
ただ、この部分が悪いというわけではなく、むしろそれは生きる上で「幸せ」になるコツのような気もする。
まぁこうまとめてしまうと強引だけど、人は人であるがゆえ -
Posted by ブクログ
想像より入門編って感じだったけど、事例集という意味では面白かったかもな。
印象に残った文もたくさんあった!
「フロムによれば、近代民主主義において、人々は機会がないことではなく、めまいがするほど機会がありあまっていることに悩まされている。現代社会においてはまさにそのとおりだ。わたしたちは、やりたいことはなんでもやれるし、なんにでもなりたいものになれると常に言いきかせられている。問題は、この理想にふさわしい生き方をすることにある。わたしたちはあらゆる方向にみずからを成長させなければならない。人生のすべての側面を味わわなければならない。死ぬまでに見るべき一〇〇〇のもののうち九九九番めで止まってい