熊谷淳子のレビュー一覧

  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    「この行動ってそんなに不合理か?」と思ってしまうシーンもちょくちょくあったのですが、都度「経済学では〜〜と考えられてるんだ」と調べながら読み進めることで理解が深まりました。
    経済学が示す"合理"って何なのかがある程度分かっている人だと"不合理"の意味がよく分かって、なお面白いと思います。
    それにしても各章で様々な実験を筆者はしていますが、よくこんな実験思い付くな(思い付いても今じゃ出来なさそうな実験もちらほら) と、その点も感心しました。

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    2026年09月04日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    面白い

    「何かを欲しがらせるには手に入らないようにすれば良い」など、
    知っていれば自分も騙されないように気をつけようと思える内容であった。

    行動経済学の入門として読むことをおすすめする。

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    2026年07月11日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    人間の非合理的な行動を示す実験や理論には概ね納得できたが、自分自身には当てはまらないと感じる部分も多く、特にプラセボ効果や価格による判断の歪みについては実感を持ちにくかった。また、実験の前提や結果の強さにはやや懐疑的な視点も持った。ただし、個人としての実感とは別に、社会全体の傾向としては十分に成立していると理解でき、集団としての人間の行動パターンを知るうえで興味深い内容だった。

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    2026年03月24日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    1.
    "人間は、ものごとを絶対的な基準で決めることはまずない。ものごとの価値を教えてくれる体内時計など備わっていないのだ。ほかのものとの相対的な優劣に着目して、そこから価値を判断する。"
    →つまり、相対化できない状態・比較対象がいない環境に身を置くことでより優れたものを選択しなきゃいけないという強迫観念を回避できる。SNSで他人の素晴らしい生活を見ることは不要で不合理な意思決定につながりやすいと解釈した。

    2.
    "給料の多さと幸福感との間に、私たちが思っているほど強い関連はない(というより、むしろ関連は弱い)(中略)それなのに、私たちは、より高い給料を求めてやまない。そのほとんどは単なる嫉妬のせいだ"
    →どれだけ自分の幸福を自覚できなくなっているかということがわかる。お金があれば幸せという外部要因に自分の幸福を測定されることに慣れていて、ほかの人が自分より稼いであればそれを目指すべき・超える努力をすべきという資本主義に都合のいい労働意欲を持ってしまう。

    3.
    "ソクラテスは、吟味されない人生は生きる価値がないといった。私たちもそろ、自分の人生における刷り込みやアンカーをよくよく検討していい頃だ。"
    →意思決定の直前に一見無関係な文脈に触れるだけで、その後の意思決定基準が不合理にぶれてしまう実験が面白かった。自分の社会保険省の下2桁を書いた後に、このチョコレートにいくら出せるか?という質問をされると、下2桁の数字が高い群ほど高く設定するらしい。また、ズルができてしまう前にモーセの十戒を思い出させた軍はズルを働かなかったという実験結果もある。刷り込みはないかと検閲すると同時に、ありたい自分に自己洗脳するためのルーティンも組めると思った。(勉強に取り掛かる前に、なぜ自分が賢いのかを説明している本を少し読むとか?)

    4.
    "やりとりに金銭が絡まないとなると、必ず社会規範がついてくる。社会規範は人々に幸福を思い出させ、その結果、利用できる資源に負担をかけすぎない程度まで消費を抑えさせる。値段がゼロで社会規範が問題になっているとき、人々は世界を共同体のものとしてとらえる。値段を持ち出さないことが社会規範をもたらし、社会規範があることで私たちは他者のことをもっと気にかけるようになる。"
    "プレゼントは経済効率が悪いものの、社会の潤滑油として重要だ。友人を作ったり、山あり谷ありの人生を通じて長く続く関係を気づいたりする助けになる。お金は時に無駄遣いする価値が十分にあるのだ。"
    →市場規範と社会規範の話。社会的な関係に市場規範、つまり相手の好意を金銭で定量化する「〜してもらったのでxx円払いますよ」はお互いの関係性を損なう。また、一度市場規範が混ざった社会規範はなかなか純粋な社会規範に戻らないという不可逆性もある。プレゼントは相手の好意や親切をに適切な形で感謝を示す、不合理だけど効果ある方法。社会規範を保つにはそれなりの注意が必要だ。

    5.
    "ある感情の状態の時、別の感情の状態を考えるのは難しい。(中略)しかし、十分な情報を得た上で決断するには、向こう側にいるときの感情をなんとか経験し、理解しなければならない。人生における重要な決断をするには、この隔たりを埋める方法を身につけることが不可欠だ。"
    →痛みや欲望など強い感情の前後で人間は同じテーマについても判断を誤ることを忘れないように心がける。

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    2026年01月06日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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     行動経済学が理解できる本である。なぜか、最近この行動経済学が、かなり気に入った。この問題をどう行動経済学で考えるか?を考えるだけで、随分と視野が広がる。人間って、なんと矛盾した生き物であることだと思うが、そこに人間らしさがあるのだろう。
     
     トランプを行動経済学で見てみると、 「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」や「America First(アメリカ・ファースト)」といったシンプルで力強いスローガンは、愛国心や自己防衛の意識といった感情に訴えかけ、国民に特定の行動(トランプ氏への支持など)を促すナッジとして機能し、支持を集めた。メキシコ国境問題を語る際に、「麻薬密売人」「犯罪者」といった言葉を繰り返し用いることで、移民をネガティブな存在として印象付け、壁を作り、不法滞在者(でない人も)を国外に追い出した。「CNNは嘘をついている」などを繰り返しいうことで、支持者が主流メディアの情報を疑い、自分の発言のみを信頼する状況を作り出し、支持者は「トランプの言うことは本当で、他のメディアは嘘をついている」と思い込むようになり、彼の主張が浸透しやすくなった。とにかく、大統領が率先して分断•差別するから威力がある。「失われた栄光を取り戻す」を繰り返しいうことで、昔の強いアメリカの頭で突き進む。トランプの行動は、有権者の非合理的な意思決定傾向(バイアス)を誘導し、この非合理的行動が、実に時代を先取りしているのが、トランプなのだ。

     経済学は、「人間の決断はすべて情報にもとづいた合理的なものであり、あらゆる品物やサービスの価値と、あらゆる決断によってもたらされるだろう幸せ(効用)の大きさについての正確な観念によってくだされる。こうした仮定のもとでは、市場のだれもが収益を最大にしようとし、経験を最高のものにしようと努める。」ということを追求してきた。
     しかし、行動経済学は、人間の判断や行動が非合理であることを追求する。

     人は物事の価値を比較によって判断するものである。比較対象として「おとり(デコイ)」となる劣った選択肢が存在すると、ある特定の選択肢が魅力的に映りやすくなり、選ばれやすくなるという相対性の法則を示している。つまり、人間は、相対的な観点から物事を選択するのである。これは、販売のシーンで活用されている。売れないものも置くことで、売れ行きが良くなる。

     カルガモのように、最初に見たものが、母親である。物事を選ぶのは、最初に見たもので選ぶ。それを、アンカリング効果という。無料だと分別なく、いらないものでも、欲しい。無料のためなら、地の果てまで駆けつける。それほど、無料は人間をワクワクさせる。糖質ゼロも、ゼロに惹きつけられ、魅惑的だ。

     社会規範と市場規範があり、親切に対してお金を払うものではない。関係が崩壊する。愛はお金で買えない。ビートルズも歌う「キャントバイミーラブ」と。

     興奮すると、見境がなくなる。ドーパミン効果は、全てを許す。だから、興奮するとコンドームをつけるのも忘れるのだ。セックスするために、愛してなくても愛してるとさえ叫ぶのだ。情熱はわたしたちが思っている以上にあついのだ。困ったモンだ。行動経済学は、冷静にデータをとって分析する。

     高い化粧品ほど、美しくなるって思い込むのは人間だ。プラシーボ効果は、エジプトのミイラの粉でさえ、万病に効くのだ。聖者が触ると病気が治るのはプラシーボ効果なのだ。民間伝統秘薬でがんが治るって、ありえないのに治る人もいる。多くは、死んでしまうが、人間は一度は死ぬのだ。

     共同で使用する冷蔵庫にあるコーラは、なくなるが、冷蔵庫に置いた1ドル札はなぜかなくならない。共同トイレのトイレットペーパーも同様で、そのささやかな罪は容認されるのだ。シェークスピアは、「人間とはなんとすばらしい傑作か!」と表現した人間像とは違う非合理であることに、行動経済学は、解明し、理論づけるのだ。

     オレオレ詐欺は、行動経済学に基づいて完成する
    犯人はまず、「息子が事故に遭った」「トラブルに巻き込まれた」など、緊急かつ深刻な事態を装い、被害者に強い不安や動揺を与える。
     この情動ストレスが高まることにより、被害者は冷静な思考が難しくなり、「騙されているのではないか」という合理的な疑いを抱く余地が失われる。視野狭窄となる。動揺している状態では、人は複雑な状況を深く分析するよりも、提示された具体的かつ単純な解決策に飛びつきやすくなる。

     詐欺師が警察官、弁護士、銀行員などの権威ある立場を装うことで、「この人物の言うことは正しいに違いない」と無意識のうちに信じ込ませる。複数の人物(例えば、息子とその上司、警察官など)が関わっているかのように見せかけることによって、「多くの人が関わっている=本当の事態に違いない」と認識させ、信憑性を高める。そして急がせ、周囲の人に相談させないようにする。
     返報性の法則を使い。人は他者から恩恵や親切を受けた場合、「お返しをしなければならない」という強い心理的義務感を抱かせる。詐欺者は親身になって話を聞き、トラブル解決に協力的な態度を示すことにより、被害者に対して「この人は信頼できる」「助けてもらっている」と感じさせ、最終的な金銭の要求を断りにくくさせる。シナリオはできているのだ。こうやって、年寄りのタンス預金を奪う。行動経済学のたくましく、完成された構造に感心をするのだ。

     ダン•アリエリーは、アンカリング効果、無料の魔力、損失回避などを提唱。
    行動経済学は、ダニエル・カーネマン が確立。『ファスト&スロー:あなたの意思はどのように決まるか?』が代表作。2002年にノーベル経済学を受賞。リチャード・H・セイラーが、『行動経済学の逆襲』が代表作、2017年にノーベル経済学を受賞している。

     なぜ?を考える上で、行動経済学は、わかりやすいロジックが見つけることができる。

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    2025年10月22日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    私は自分の行動を振り返ると、「なぜこうしたのか」「また同じことをしてしまった」「おかしいな」と後悔や不思議に思うことが多い。自分で判断し行動しているはずなのに、その理由を理解できないことがしばしばあった。

    本書『予想どおりに不合理』を読んで、腑に落ちた。人間の行動は合理的ではなく、むしろ不合理さに満ちている。著者は数々の実証実験を通して、私たちの判断がどのように歪められているかを明らかにしている。その結果は「予想どおり不合理」であり、経済学で語られるような合理的な決断は存在しなかった。私たちは見えない力に操られているのではないかとさえ感じる。

    本書で紹介されている不合理さはどれも共感できるものであったが、特に共感できたのは第11章の「価格の力」である。まさに価格によって自分の考えや感情まで変えられていることが多い。それどころか無意識の領域で身体に影響まで及ぼしている。そんなことがあるのかと正直驚かされた。しかし、理解はできても、脳がフィルターをかけているので対処は難しいようだ。

    それでも本書を読んだことで、人間の行動が実に興味深いものであることを改めて実感した。完全に合理的なAIのように生きたいとは思わないが、不合理な選択によって「また失敗した」と後悔することは減らしたい。せめて大きな決断をするときには一度立ち止まり、「これは本当に後悔しないか」「自分の判断以外の力は働いていないか」と考える習慣を持てるようになりたい。そう思わせてくれる一冊であった。

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    2025年10月04日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    多くの実験結果と共に経済学では起こり得ない人間の不合理さを教えてくれる本であった

    確かに経済学を学んでいると、いかにも市場の原理が正常に動くと思わせられるが、現実はそうでないことが多いと感じていたので非常に納得させられた

    また、ユーモアのある表現も多く読んでいて飽きない。ダン・アリエリーの書を他にも読もうと思う

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    2025年09月26日
  • なぜ今、仏教なのか 瞑想・マインドフルネス・悟りの科学

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    人間の感覚や欲望が狩猟時代の設計されたプログラムによって駆動しているという指摘は、すごく納得できました。狩猟時代には栄養豊富な果物が欠かせなかったことから甘いものを欲しがったり、数十人数百人規模の小さい集団で暮らしていたが故に人の目を気にしすぎたりするのも、今の時代だと逆に足を引っ張る“古いプログラム”なんだろうなと。考えてみると、現代の悩みってそのミスマッチから生まれてることが多い気がします。

    無我についてはまだちゃんと理解はできていないですが、思考は自分で考えてるというよりは勝手に頭に浮かんでくる感じで、それに対してすぐ良いとか悪いとかラベルを貼ってしまう。
    その思い込みが苦しみを作ってるんだろうなと。

    生存のために組み込まれた古いプログラムにただ従うのではなく、それを観察し、距離を置くこと。それこそが仏教の実践の核心であると個人的には感じました。

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    2025年08月27日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    じっくり読んでいたら大変時間がかかったが、面白い実験例が満載の絶対に読むべき本。私たちがいかに合理的でないものの考え方をしてしまうか、自分の行動を決められてしまっているかがわかるし、自覚のある話ばかり。そしてそれを証明する実験はとてもユニーク。全部の実験結果が正しいと信じるべきでないとは思うが、実験する側の人にも参加する側の人にも愛着が湧き、こんな実験ができるなら研究職もいいな、なんて。

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    2025年08月20日
  • 明日の幸せを科学する

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    論文のようで読み進めるのに時間がかかった。
    実際の研究結果などに基づいて、人間の思考や感じ方がわかってとても面白かった。
    お気に入りの文節を何度も読み返そうと思う。

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    2025年06月24日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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    孔子も孟子も老子も荘子も荀子もどのような思想か知らない私でも楽しく読み進められた。
    わかりやすい言葉でエッセンスが凝縮されているので、再読してからそれぞれ気になった思想を掘り下げたい。

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    2025年03月08日
  • ブラックストーン・ウェイ PEファンドの王者が語る投資のすべて

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    【仕事の鬼とはまさにこの人のこと】
    ブラックストーンを創った男の生き様が書かれた書籍。
    日本でも、プライベートエクイティ、プライベートクレジットといった投資が活発になるだろうと感じた為、本書籍を手にしてみた。
    成功の秘訣は強い信念と判断のスピード。
    知識はありすぎて不足する事はない。
    世界中の政治にも関与する影響力は、著者が多くの人から信頼を勝ち取ってきた証。
    仕事や人生に役立つ25のルールはいつでも見返せるようにしておきたい。

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    2025年01月04日
  • なぜ今、仏教なのか 瞑想・マインドフルネス・悟りの科学

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    ブッダが意図していた教えと瞑想についてが非科学的なところを排除して書かれている。なかなか読み応えのある良書。

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    2024年09月18日
  • 明日の幸せを科学する

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    脳科学に基づいた、幸福のあり方を考えさせられる本。頭部の結合した双生児の幸せと言う価値観が、我々の価値観と食い違っており、いつしか人は価値観の押し付けをしているかも知れない。内容は、多岐に渡り、事例も多く紹介され読みがいがある。

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    2023年01月31日
  • 明日の幸せを科学する

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    めちゃくちゃ面白い本でした。
    この本は、「何故人は、未来の幸せを予想できないか」について、丁寧に考察した本です。
    とても興味深く、人間の本質を知ることが出来たようで面白かったです。
    ぜひぜひ読んでみてください。

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    2022年11月14日
  • ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

    Posted by ブクログ

    1600+税

    孔子は礼によってのみ仁を修養できると説いた。
    そのくせ仁を実践する生活を送ってはじめて礼を取り入れいつつくりかえるかを体感できると思っている。堂々巡りに聞こえるかもしれない。
    礼とは感謝すること、例えばありがとうお願い。
    仁とは人が行したら嬉しいと思うことを考えて行うこと。悲しい人がいたら手を差し伸べる。

    心と体は繋がっている。だから体を労わってケアすることは心のケアにもなることを理解しておく。

    五行によれば各人には習得すべき五つの徳性がある。仁、義、智、礼、聖。それぞれの徳性は私たちの良い面を磨くのに役立つ。

    仁 
    仁義、真実、誠。
    人を思いやり、優しさをもって接し、己の欲望を抑えて慈悲の心で万人を愛す。

    義 
    義理 筋。
    私利私欲にとらわれず、人として正しい行いをし、自分のなすべきことをする、正しい生き方。

    礼 
    礼儀。  
    人間社会において、 親子、夫婦、君臣、目上 などの、社会秩序を円滑に維持するために必要な礼儀作法。

    智    
    智徳
    学問に励み、知識を得て、正しい判断が下せるような能力。

    信    
    確信
    信頼、信用、正直など。 約束を守り、常に誠実であること。

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    2022年09月24日
  • ブラックストーン・ウェイ PEファンドの王者が語る投資のすべて

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    【選書理由】
    News PicsのPEファンド特集にて、おすすめ関連書籍としてアドバンテッジパートナーズの市川氏が紹介しており、購入。

    【感想】
    期待を超える内容で合った。

    前半部分は著者の若き頃のストーリーが載っており、文体としては『ご冗談でしょう、ファインマンさん』に近いなと思った。
    私がまだ若いということもあるので、今の自分の歳の時に彼がどういう思考を持ってどういう行動を行っていたのか、といったところを追うような楽しみかたをした。

    中盤からは、まあまあしっかりとした金融や実務の話がでてきて、最近そからへんの予備知識がついてきていたため、読み応えがあった。(1年前の私が読んでも楽しめなかったと思う)
    後半部分の政治や、中国、奨学金当たりの話はそんなに面白くなった。中国人からしたら面白いかもしれないが。

    兎に角、世界的PEファンドを創設する人はどんな人なのかということを、ざっくりと掴むことができたのは大きな収穫。

    【印象に残った箇所】
    70p
    資金調達の経験もなければやりかたもわからなかったが、自分ひとりでなんとか知恵をしぼるようなばかなまねはもうしなかった。わたしは助けを求めた。
    77p
    ジャック・ウェルチが学びとるつもりになったが最後、脳に掃除機を直接つながれたように知っていることをなにもかも吸いだされてしまう。質問はとどまるところを知らず、矢つぎ早にくりだされる。ジャックは自分にとってまったく目新しいことでもひとつの考えとべつの考えとのつながりを瞬時につかんでしまう。
    100p
    ウォール街で働きはじめたころにタイプミスや計算ミスなどの失敗を犯しばつの悪い思いをしたおかげで、厳密であること、リスクを排除すること、助けを求めることの重要性を学んだ。今日のウォール街ではコンピュータのキーひとつで終わるような計算も、かつては手計算でおこなわなければならなかった。けれどもそうやって学んだからこそ、取引がいかに入り組んだ構造をとりうるか、どのような細部まで交渉すべきかを理解できた。習熟するには経験と辛抱強さと痛みに耐える力が欠かせない。
    104p
    リーマンでまだ駆け出しだったころ、どうして資金を借り入れるとき銀行のほうが同規模の一般企業より多く支払わなければならないのかと年上のバンカーに尋ねたことがある。「金融機関は一日で破綻してしまう。だが一般企業が市場での地位を失って破産するまでには何年もかかるからだ」と彼は言った。
    122p
    簡単なことなら解決してやろうという人はいくらでもいる。しかしほんとうに厄介なこととなると、まわりにはだれもいなくなる。それを解決してやることができれば、いつのまにか希有な人たちの仲間入りを果たしている。
    141p
    わたしたちは8億5,000万ドルのファンドを調達したが、その資金でできるだけ多くの取引をすることを意図していた。それぞれの取引で使う自己資本が少ないほど、残りを銀行から借りることでより多くの取引を手がけることができる。8億5,000万ドルを使って借入をせずに8億5,000万ドルの資産をひとつ購入することもできるし、85億ドル分の資産に対して10%の頭金ととして8億5,000万ドルを使い、残りを借り入れでまかなうこともできる。節度を持って借り入れをすれば、ふたつ目の選択肢のほうが格段に高い収益を見こめる。リスクをおさえるためにも分散化は欠かせない。

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    2022年09月04日
  • ブラックストーン・ウェイ PEファンドの王者が語る投資のすべて

    Posted by ブクログ

    巨大投資会社ブラックストーンの創業者の自伝。巨大企業の超有名人ではあるのだが、恥ずかしながら知らなかった。歴代米大統領はもとより、サルコジ仏大統領、習近平、安部首相など各国首脳、フランシスコ教皇、スピルバーグ監督など、数多くの有名人との写真が掲載されており、大物ぶりがよくわかる。短期的な利益を求めるのではなく、買った会社を立て直して利益を得ることを基本として、世の中の動きをよく見て的確に対応しているのがすごい。学ぶべきことが多々書かれており、勉強になった。

    「人は一度にひとつのことしか本気で取り組めない」p8
    「一流の経営者はつくられるもので、生まれつくものではない。情報を吸収し、経験を分析し、おのれの失敗から学んで成長する」p11
    「現在、私のスケジュール帳は想像すらできなかったようなビジネスチャンスで埋まっている。各国の首脳、企業の経営幹部、放送タレント、金融界のリーダー、国会議員、ジャーナリスト、大学の学長、著名な文化団体の理事との面会だ。どうやってここまで来たのか」p12
    「ブラックストーンでは、手がけると決めたからにはどんな事業であれ世界一になるという共通の使命のもと、能力にあふれるチームを編成してきた。世界一であるかどうかを基準にすれば、自分たちの位置を常に評価しやすくなる」p14
    「私にとって人生に最も大きな見返りをもたらしてくれるのは、新しいもの、意外性があるもの、強い影響力があるものを生み出すことだ。たえず卓越性を追求している。成功の秘訣を尋ねられた時の基本的な答えはいつも変わらない。またとない好機を見出し、全力を尽くしてものにすること。そして決してあきらめないことだ」p15
    「人は自分の現実こそが唯一の現実だと考えがちだが、現実は人の数だけ存在する。さまざまな現実を目にする機会が多いほど、その意味も理解しやすくなる」p52
    「軍人の献身と犠牲はどんなときも称賛されなければならない」p52
    「(モルガン・スタンレーのオファーを取り消してもらおうとした)それはできないとボブ(社長)は言った。モルガン・スタンレーがオファーを出したら、それをどうするかは受け手の問題だという。わが社は決して約束をたがえない、という言葉に感銘を受けた。ボブはこのあと10年かけてモルガン・スタンレーの企業文化を近代化し、多くの古い伝統を捨てて変革を推し進めた」p60
    「私がブラックストーンで採用面接をするときは、その人間がわが社の企業文化に合うかどうかを考える。少なくとも「空港テスト」は必ずやる。飛行機が遅れて空港で足止めを食った場合、この志願者とふたりで待つ気になるか、と自分に問うテストだ」p64
    「(不確かなものに対処する能力を評価する)金融、とくに投資は新しい情報や人や状況にすばやく順応しなければならない動的な世界だ。会話という限られた範囲内でつながりをもち、積極的にかかわり、方向を変える能力を示さない志願者は、おそらくブラックストーンでうまくやっていけない」p65
    「(ハーバード財務担当ジョージ・パトナムへの売り込み)「(こまごまとした説明の後に)では最初から面会をやり直そう。わたしにこう言いなさい。『パトナムさん、あなたはハーバード大学の財務担当です。私はアメリカ最大になる予定の学生ローン貸付事業をはじめます。あなたからは2000万ドルの出資を予定しています』。さあ、言って」。私はそのとおりに言った。「シュワルツマンくん、それはすばらしい考えだ」パトナムは言った。「よし、2000万ドル出資しよう」。パトナムは私が部屋へ足を踏み入れる前にすでにこの会社について調べていた。わたしが何を言ったところで会社の実力についての判断が変わるわけがなかったのだ。「さて、きみはこれから電車に乗り、ニューヘイブンへ行ってイェール大学のなにがし氏に面会してこう言いなさい。『なにがしさん、私は学生ローンマーケッティング協会への出資を募っています。アメリカの学生ローン最大手になる会社です。イェール大学から1500万ドルの出資を予定しています』。ためしてごらん。あとはなるようになる。つぎはまた電車に乗ってプリンストン大学に行く。そこで1000万ドル出してくれとたのんでみるといい」(こうしてあっという間に1億ドル調達できた)」p72
    「投資家は常によい投資を求めている。投資家のために簡便にすればするほど、だれにとってもよい結果になる」p73
    「仕事上の出会いをもっと個人的な出会いに変えられるようななんらかの接点や共通点、似たような興味や経験を探す。ごくあたりまえのことのようだが、実際にはそれほどあたりまえにはおこなわれていないらしい」p88
    「(ブラックストーンの起業)わたしたちの最大の資産はふたりのスキルと経験と名声だ。ピートは最優等の称号「スンマ・クム・ラウデ」を受賞して大学を卒業し、全米優等学生友愛会「ファイ・ベータ・カッパ」の会員でもある。プロセス指向で分析的な人だ。ピートが理屈と論理で突き止められないことはなにもない。ニューヨーク、ワシントン、アメリカ実業界のすべての人と知り合いで、そのだれとでも気楽に気兼ねなくつきあうことができた。いっぽう私はもっと直感的ですばやく人を読み解き理解できると自負している。決断を下して迅速に遂行することができ、いまやM&Aスペシャリストとしてよく知られていた。わたしたちはスキルも個性も異なるが互いを補い合う存在だ。きっと名コンビになり、わたしたちのサービスを人々が望むようになるという自信があった」p103
    「自分の構想を繰り返し売り込まなければならない。ほとんどの人は変化を好まないため、こちらの主張とちょっとした魅力で相手を圧倒する必要がある」p127
    「市場の天井は比較的見分けやすい。買い手はたいてい自信過剰になり、ほとんどの場合「今回はちがう」と考える。通常それはまちがっている」p159
    「市場が下落し経済が低迷するなかで市場の底を見極めるのはむずかしい。ほとんどの公的投資家や民間投資家は早すぎるタイミングで買い、景気後退の深刻さを過小評価する。あまり急いで反応しないことが大切だ。ほとんどの投資家には完全に景気の底を打つまで待つ自信や自制心がない」p160
    「このような状況を避ける方法は、価値が最低水準から少なくとも10%回復するのを待ってから投資することだ。安全策を取って市場回復の最初の10%から15%をあきらめ、確実に適切なタイミングで買うほうがいい」p161
    「FRBの元議長が、だれもバブルを見抜くことはできないと表明したが、断じてそれはちがう」p161
    「どんな組織でも失敗は最高の教師であることが多い。失敗を葬り去るのではなく、包み隠さずに話してなにがうまくいかなかったのかを分析し、意思決定の新しいルールを身につけなければならない。失敗は大きな贈り物になりうる」p164
    「ピートと私は、10点満点の人材を雇うことに決めていた」p176
    「2018年期生のジュニア投資アナリストには、86人の求人に対して1万4906件の応募があった。採用率は0.6%で、世界トップクラスの超難関大学の合格率よりもはるかに低い」p176
    「知らない人との会話では、共通の土俵に立てる場所が見つかるまで常に辛抱強く質問し続ける必要がある」p189
    「私は結論を出す前に、取引について本人から直接説明を聞く。声の微妙な調子を聞きボディランゲージを見れば、その人がことばにしていることと同じくらい多くを読み取ることができる」p192
    「私は完璧といえないオフィスは絶対に選ばないと決めていた。最高の人材をひきつけ、わたしたちの実力に対する顧客の確信が深まるような美しい空間をもつことは、契約を結ぶために少しばかり余分にかかる費用をはるかにしのぐ価値がある」p196
    「ぬくもり、気品、簡素さ、調和、そして大きな窓から差し込む自然光。ブラックストーンのオフィスに出勤する人や会議のために来社する人が、私と同じくらいこの体験に心を震わせてくれればうれしい」p197
    「常に自分の会社は小さいと本気で思っている必要がある。会社が大きくなり成功しはじめたとたん、挑戦者が現れ、顧客を奪い、きみを打ち負かそうとあらゆる手を打ってくる。成功したと思った瞬間ほどあやういときはない」p215
    「(中国への出資依頼)合意には中国国務院と首相の承認が必要だったが、驚いたことにどちらもわずか数日で回答が届いた。アメリカやヨーロッパなら、数か月かかっていたかもしれない。中国政府の行動の速さは、この決定がたんなる金銭的なものではないことを示していた。これは政治的にも外交的にも重大な影響をあたえるものだ」p243
    「困っているとき助けに来てくれた友人のことは決して忘れないものだ」p279
    「人は自分の失敗から学び、最悪の事態が起きた時に学ぶものだ」p284
    「与えることは人生の一部であり、幸運に恵まれたおかげで私もその習慣を続けている」p298
    「学生がなにを学ぶかがすべてではない。肝心なのは学びながら築く人間関係だ」p312
    「国家主席から、副首相、文化部部長、党書記、大学の学長へと権力が行使されていくのを目の当たりにした。このすべてが味方してくれていれば中国そのものを味方につけているということであり、だれも邪魔したり拒絶したりできない」p314
    「1985年に40万ドルだった当初の資本金を、2019年には5000億ドル以上の運用資産にすることができた。創業からの一年あたりの成長率は約50%だ」p360
    「(卒業生に向けて)どんなふうにキャリアをはじめるにしても、人生は必ずしも一直線には進まないと覚悟しておくことが大切です。世界は予測できない場所だということを知っておいてください。ときには、みなさんのような才能のある人たちでも、愕然とささられることがあるでしょう。生きていれば多くの困難や苦難に直面することは避けられません。逆風にぶつかったら、覚悟を決めて自分自身を前進させなければなりません。逆境そのものではなく、逆境に直面したときに立ちなおる力こそ、あなたがどういう人間かを決めるのです」p362
    「一流の経営者は生まれつくのではなくつくられる。彼らは決して学ぶことをやめない。大きな成功をおさめている人や組織に出くわしたら、くわしく研究しよう。向上の助けになる現実世界からの無料の授業のようなものだ」p364
    「新しいインプットに対して常に心を開いておこう。これは人にも経験にも知識にも言える」p365
    「自己満足してはいけない。なにごとにも永遠はない。個人であろうと企業であろうと、自分自身をつくりなおし、改善する方法をたえず模索しなければ、競争相手に負けてしまう。とくに組織は意外なほどぜい弱だ」p366
    「いい人だと思う相手のためなら、ほかの人たちが立ち去ってしまっても、そばにいてあげよう。だれでも厳しい状況に陥ることはある。相手が必要としているときになにげなく親切にふるまうことは、人生の流れを変え、予期しない友情や絆を生み出すことがある」p368

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    2021年06月14日
  • ブラックストーン・ウェイ PEファンドの王者が語る投資のすべて

    Posted by ブクログ

    当社成功の理由は企業文化だと言いきる。傲慢な能力者達の競争社会においてナイスな能力者達だけを集めた10点満点の人材を見極める眼力が強みだと感じた。出身母体のリーマンを業績がよくても不毛な内部抗争で崩壊する組織と予言。反面教師。
    利害関係の前提に信頼関係を築く人格者でもあるのかもしれない。レバレッジで大きなリターンを得続けてきたという点でリスク管理の面でも優れているのだろう。25のルールもだが66ページの面接の心得も読んでおく価値がある。

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    2021年05月15日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

    Posted by ブクログ

    行動経済学の入門書 初めて行動経済学の本を読んでみたが、非常に分かりやすく、面白かった。
    様々な行動経済学上の人間の特徴を、実験、解説、考察の流れで解説してくれるので、非常に読みやすい。
    これらの特徴をどのようにビジネスに応用するかが考えどころだと思う。

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    2025年12月06日