霞流一のレビュー一覧

  • エフェクトラ 紅門福助最厄の事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初に紹介される登場人物の多さにとまどったが、慣れてからは物語に引きこまれて良質な本格ミステリを楽しめた。まさしく紅門にとって最厄の事件だった。こんなとんでもない目にあった探偵は他に見たことがない(笑)

    0
    2023年08月14日
  • エフェクトラ 紅門福助最厄の事件

    Posted by ブクログ

    なるほどなあ。
    確かにある部分まではいつもの霞流一だけど、あるオチはらしくないし、久しぶりの紅門だったからかなあ。
    面白かったのと、ちょっともやったのはあるなあ。
    ただ霞流一始めてはこれは意味わからない。

    3022冊
    今年250冊目

    0
    2025年09月26日
  • 本格王2025

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    それ目的で買い、彼の短編と解説部しか読んでいないため、白井智之の「誰も読めない」だけのレビューです

    作品自体は先行して
    「もの語る一手」講談社刊 アンソロジー
    に掲載済みだが、購入を迷っていたところだったので安価なこちらは有難い

    ストーリーは
    プロ棋士が対局中に拉致され、ある男に冤罪を証明して欲しいと頼まれる
    彼の正体は、弟子を取らないポリシーがかつて一度だけ揺らいだ、将棋イベントで出会ったことのある家庭環境の思わしくない少年だった

    現在と過去の対局シーンや駒の動きが本気めで描写されているし、ミステリー要素にもゆるく絡んでくるので将棋が全くわからないという方には読みにくいかも

    有名な戦

    0
    2025年06月13日
  • エフェクトラ 紅門福助最厄の事件

    Posted by ブクログ

    イベント会場で発生した事件… 誰が、何故、どうやった?一連の推理が楽しめるミステリ #エフェクトラ

    ■あらすじ
    名脇役者である忍神健一は、役者生活40周年の記念イベントを控えていた。イベント会場である神社では、多くの役者仲間が集まって開催の準備をしている。騒々しく準備が進められる中、鳥居に卒塔婆が括り付けられるなど奇妙な事件が発生する。
    そして雪が降り積もった翌日、足跡のないバンガローで、ひとつの死体が見つかるのだった。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    良い推理小説ですね、めっちゃ丁寧な本格ミステリーです。
    誰が犯人か、不可能犯罪をどう実現したか、動機はなんだったか、といった基本的な謎解きが

    0
    2023年08月17日
  • スティームタイガーの死走

    Posted by ブクログ

    霞流一は初読。ユーモアが溢れているが、事件は結構凄惨。物語にも疾走感があり、一気読みさせてくれる。実に企みに満ちた作品でまずまずの満足だった。

    0
    2021年05月04日
  • 御城の事件~〈東日本篇〉~

    Posted by ブクログ

    贅沢なアンソロジー。
    お城好きにはたまらない。
    特に、冒頭の高橋由太さんの作品が私好み。
    大奥という特殊な世界で繰り広げられるドラマ。
    あのラストはたまらない。
    くぅぅぅ。
    他の作品も、バラエティに富んでいる。
    伝奇的なものあり、アリバイ崩し的なものあり。
    これがアンソロジーの醍醐味。

    0
    2020年05月02日
  • おさかな棺

    Posted by ブクログ

    <内容>
    迷走と妄想の迷探偵・紅門福助の元に奇天烈な依頼が飛び込んできた。依頼人の別れた夫が、セーラー服を着たまま、車に轢かれたというのだ。紅門は調査の過程で、予備校講師・柏葉に話を聞く。しかしその夜、柏葉は首が切断された死体として発見される。容疑者はリストラされた元講師。果たして“首切り”の復讐のため、柏葉の「お頭」を切断したのか?(第一話・春「顔面神経痛のタイ」)四季折々、旬の魚づくしの本格連作!文庫書き下ろし。

    0
    2009年10月04日
  • ミステリークラブ

    Posted by ブクログ

    巨大蟹が出現した街で起こる、蟹が犯人だと思わせるような殺人事件。もうこれだけでアホらしいんですが、フォークロアに猟奇殺人にアンティークの講釈も絡んで趣味の世界にまっしぐらです。それもアンティークといっても昭和の時代のおもちゃやグッズなので、好きな気持ちは分かるけどなにもそんなものに夢中にならなくても・・・と半分引き気味でした。が。圧巻の292ページ以降で脱帽です。自分の中にも昭和への思い入れがあったことに気付かされ、参りました、と言わざるを得ませんでした。こんなことにページ割かなくても、と思っていたことが最後の最後で大事なキーワードになっていて、ミステリとしても大満足。長編の方が楽しめる作家さ

    0
    2009年10月04日
  • フォックスの死劇

    Posted by ブクログ

    紅門福助シリーズ、これが1作目になるのかな。ユーモア(ブラック含む)たっぷりですが、しっかりミステリ。

    0
    2009年10月04日
  • スティームタイガーの死走

    Posted by ブクログ

    「このミステリーがすごい!2002年版」第4位。

    幻の蒸氣機關車C63を走らせるプロジェクト。
    始發驛で發見される死體と、走るC63で發見される死體。
    さらには、列車乘つ取りの發生と、犯人の奇妙な要求。
    忽然と消えるC63。
    次から次へと、謎が生まれて、ラストへと收束して行く。
    そして、最後の最後に・・・!

    ユーモアあふれる筆致で一氣に讀まされてしまつた。
    ついつい油斷してゐると、とんでもないことになると云つておかう。

    掛け値なく面白い、本格推理モノである。


    2004年4月9日讀了

    0
    2009年10月04日
  • スティームタイガーの死走

    Posted by ブクログ

    一度消失してしまい再び出現したこのミステリー。
    この作品にはバカミスならではの密室がありました。
    列車内の密室となった一室に全身の皮膚が剥ぎ落とされた他殺体が発見される。
    どうやってその被害者(通称アカムケさん)をそのような状態にすることができるのか?
    あ〜書きたいがネタバレするので終了。

    0
    2009年10月04日
  • 本格王2025

    Posted by ブクログ

    白井智之の作品が入っているので購入!
    読んでみると、他の作品もそれぞれ話の切り込み方が違っていて面白かった。
    一部読んだ事のある話が混ざっていた気はするけど、
    個人的には潮谷験の話も読みやすかった。
    潮谷先生の作品は他の本も一度読んでみたい。

    0
    2025年09月08日
  • 本格王2025

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    序 本格ミステリ作家クラブ会長 麻耶雄嵩
    「速水士郎を追いかけて」真門浩平(『ぼくらは回収しない』所収)
    「概念探偵」潮谷験
    「スティームドラゴンの奇走」霞流一
    「縄、綱、ロープ」青崎有吾(『有栖川有栖に捧げる七つの謎』所収)
    「放送部には滅ぼせない」坪田侑也
    「誰も読めない」白井智之(『もの語る一手』所収)

    単行本収録の三作は既読。
    鉄道物は苦手なので、「スティームドラゴンの…」は面白さがよく分からない。
    「概念探偵」はシリーズ化希望。主人公のメンタルの強さが面白い。そして、まだこの手があったかという驚き。
    謎解き場面の絵面を想像するとシュール。
    「放送部には…」は素直な学園

    0
    2025年08月17日
  • エフェクトラ 紅門福助最厄の事件

    Posted by ブクログ

    紅門福助シリーズ、とのころですが読むのはこれが初めてです。
    なんともこう・・バカミス感のある間でもって事件が進行していく。事件自体はコテコテの本格だし過去の起きた「ギャクロス」の事件なんかはやたらと陰惨だったりもしますが、登場人物のふわふわした語り口がどうにも深刻さをそぐというか。別にそういうのが好きな人からしたら読みやすくていいんでしょうけども。妙にダジャレみたいなものがちらほら差し込まれるのは好き好きありそう。

    そして副題にもなっている「最厄」。なにが最厄なんだろう?本の帯にも「誰も自分の代表的な探偵役をこんな最厄な目に遭わせようとは思わないでしょう?」と書いてあってそれが気になって読み

    0
    2023年09月13日
  • デッド・ロブスター

    Posted by ブクログ

    殺人のトリックにはちゃんとした説明がつくけど、それ以外が、ふざけ過ぎだなぁ、と。
    あとがきにある、ギャグにはなっていなかったのでは。

    0
    2022年07月24日
  • 御城の事件~〈東日本篇〉~

    Posted by ブクログ

    時々読みたくなる時代もの。それのミステリーってことで少しワクワクしながら読み始め…面白かった!
    お城に関する知識が楽しく得られて良かった。西日本編も楽しみ。

    0
    2020年10月21日
  • 御城の事件~〈東日本篇〉~

    Posted by ブクログ

    【収録作品】「大奥の幽霊」高橋由太/「安土の幻」山田彩人/「紙の舟が運ぶもの」松尾由美/「猿坂城の怪」門前典之/「富士に射す影」霞流一

    0
    2020年08月19日
  • 御城の事件~〈東日本篇〉~

    Posted by ブクログ

    先日読んだ『御城の事件<西日本編>』がなかなか面白かったのでこちらも読んでみた。

    この<東日本編>はどちらかと言えば時代物という枠を超えた感があるが、『御城の事件』という枠は守っているので良いか。

    高橋由太「大奥の幽霊」
    <もののけ>シリーズで有名な作家さんだが読むのは初めて。
    『大奥で赤子の幽霊が泣いておる。成仏させてくれぬか』
    将軍家綱の命により大奥を探ることになった主人公の忍びが行き着いた真相とは。
    てっきり明るいもののけ物だと思っていたら、意外な顛末だった。

    山田彩人「安土の幻」
    幻の安土城を描いたという襖絵を写しとるために絵師の芳永がやって来たのは、豊臣方の軍勢に水攻めを受けて

    0
    2020年06月24日
  • 忍者大戦 黒ノ巻

    Posted by ブクログ

    本格ミステリー作家の書く忍者小説アンソロジー。霞先生の作品が、いつもの言葉遊び炸裂で良い。他の作品達もそれぞれミステリーの書き手らしくストーリーにどんでん返しが仕込んであり、トンデモ忍術とあわせてエンタメしてて面白かった。

    0
    2020年01月03日
  • 死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿

    Posted by ブクログ

    映画探偵といっても映画の蘊蓄で解決するのではなく、撮影現場などで起きたあり得ない殺人事件を解決する探偵。何となく面白い気もするけどバカミスすぎて記憶に残らない。

    0
    2018年06月08日