三浦哲郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこのお話は、父親を事故で亡くした主人公勇太が、母の地元である湯ノ花村に引っ越してきて、たくましく成長していく物語です。
ある日勇太は寅吉爺さんと座敷わらしのことを話します。気になった勇太は座敷わらしに会うことを試みます。結果勇太は座敷わらしと友達になりました。
この物語で出てくる座敷わらしは、江戸の飢饉の時代に生まれ、すぐに親に間引きをされた子供達の霊のなりそこないです。作者はこの座敷わらしたちを通じて命の大切さを伝えたかったのだと思います。
私はこの物語を読み、命の大切さを実感しました。
また、どんどん成長してたくましくなっていく勇太もかっこいいなぁと憧れました。 -
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子供が招く不幸とひとつの救いの
落とし穴にストンと落とされるような、うすら恐ろしくもの悲しい話が多かった。子供の無邪気さが不幸を招く。けれど子供は遊びの延長なのでその重大さに気づいていない。『人釣り』という一編。人間の好奇心と浅ましさを餌に「人」を「釣る」。釣られた老婆とその背中の赤ん坊。おそらく結末は…。最後まで書ききらない。読み手の想像力に深く食い込み、その残像を強烈に与える。引き際が見事で、魔力に取りつかれたように読んでしまう。いずれの話も概ねミゼラブル。しかしそんな中での『メリー・ゴー・ラウンド』。明るい光で包まれた救いの一話。
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Posted by ブクログ
三浦哲郎さんご自身の家族の歴史がモチーフになっています。確か姉二人が自殺、兄二人が失踪だとか。
新潮文庫の「忍ぶ川」という短編集でご自身の身内の死を「恥」という感覚に結びつけて描かれていて、この感覚こそが想像力では絶対に補えない部分なのだろうなと思い、ショックを受けた。
今作で描かれている家庭は、東北の田舎町に住んでいる6人兄妹と父母に女中や乳母というわりかし裕福な家庭。三浦さんのご兄妹が実際どうだったのかはわからないけれど、今作では、るい、れん、ゆう、という姉妹がいて、そのうちるいとゆうは昔では白子とよばれた先天性の病気を抱えている。(アルビノというやつです)
無遠慮な視線にさらされて縮こ