葉石かおりのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
端的にいうとタイトルに偽りあり…。
文化人類学的な視点からお酒のかかわりを書いた本かな?と思って読んでみたら、
最初こそそういった内容でしたが、後半は「酒デメリット全集、酒飲みのための人間ドック豆知識を添えて」みたいな内容です笑
ただ、お酒好きなので、やっぱり健康は気になる。
若い頃は二日酔い上等!くらいの感じで飲んでましたが、そんなことをしていると
お酒とどころか、この世との付き合いも短くなりかねん…。
膵臓の余力を調べるために、人間ドックの際は「MRCP」という検査を追加してみる、とか、
背中の痛みや便の不調の際は「膵臓がんも疑ってみよう」とか、
(膵臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるだけあって -
Posted by ブクログ
ネタバレ定年退職すると暇を持て余して酒を飲むようになる。定年になったら、何をするか決めておくことが依存症にならないコツ。
海外にいって日本語教師のボランティアなど。
飲酒がだんだん強くなるのは、新たに代謝経路ができるから=MEOS(ミクロゾームエタノール参加酸素系)一過性なのでしばらく飲まないと弱くなる。薬などの異物を分解するための酵素。
休肝日よりお酒の量。1週間で純アルコール150g。
1時間で分解できる量は体重×0.1g。ビールなら150cc程度。
二日酔いは軽度の離脱症状=アルコール依存症の禁断症状のこと。
加齢によって水分比率が下がるため、分解速度が遅くなる。
本格焼酎は、血栓溶解の効果が -
Posted by ブクログ
お酒好きの著者が医療関係者に聞きたい事を聞く、というスタンスの本。お酒は嫌いではないし、飲まなければいけない空気感も受け入れて生きているが、飲んだ後の時間や翌日への影響が嫌。飲んだ後の読書も得意じゃない。何とかならないものか、と読む。
水を飲みながら、食べながら、ゆっくり飲む…など、何となく民間療法的な内容。その辺は実行しているつもりだが、結論、飲み過ぎなのだろう。東アジア(だけではないが)のお酒文化は未だに強要し合う事が連帯感を高めるという信仰を持っている。日本はだいぶ和らいだが、しかし乾杯や酒を注ぎ合う文化は残る。
ミクロゾーム・エタノール酸化酵素系MEOSにより、お酒を飲み続けるうち -
Posted by ブクログ
「酔っぱらう」とはどういう現象か、二日酔いを防ぐためには?、Γ-GTPをどう解釈するか、脂肪肝や逆流性食道炎、がんになるのはなぜ?どうやったらリスクを下げられるのか、ダイエットや筋肉を増やすためのつまみは?など、エッセイストの著者が、いろんな専門医に聞いてまわった結果。著者は女性で、女性特有の病気についても触れられている。
おれは今の仕事についた29歳から酒飲みになり、以来毎日酒を飲まないと、という体になってしまった。逆に29までほとんど飲まなかった(飲み会とかもほとんどない職場だったし)ことが信じられない。今では財布の中に来宮神社の「酒難除け」のお守りを入れているくらい。なのでどれもこれ -
Posted by ブクログ
毎日お酒を飲むために「それでいいんだよ」という科学的な裏付けが欲しい。
私の酒量は焼酎一杯とビール350mlが基準。
世間で適量と言われている量よりも若干多いが、そもそも「適量」を決めたのは誰だ。
お酒は「嗜好品」ではなく「薬物」である。
「全く飲まないことが健康に最も良い」が最近のデータ解析の結論となっている。
「酒は百薬の長」とか「適量は健康に良い」とかは酒飲みの「心の健康」を保つための言い分け。
適量なんて飲みすぎ防止のために設定した数値に過ぎない。
アルコール依存症のリスクを調べるAUDITの結果は6点「問題ない飲み方」だったので一安心。
依存症だとヤバイと思っていたが、今まで -
Posted by ブクログ
ネタバレ空腹で飲まない。空腹だとアルコールが小腸にすぐに到達して吸収される。チーズや油を使ったサラダ。水を一緒に飲む。
酒を飲んで寝ると睡眠が浅いのは、禁断症状のミニ版が起きている。
コンジナー=不純物。水とアルコール以外のもの。
炭酸系のものは胃が動くため腸に到達しやすい。
アルコールは、戦闘モードのドーパミンか、幸せホルモンのセロトニンが出る。どちらに傾くかは微妙。気分による。
アルコールの分解は、1時間に男性9g、女性6.5g。個人差が大きい。4gとみておけば間違いない。1合は20g。
眠っているときの方が消失する速度は遅い。
筋トレの効果に影響する。筋トレとは時間を空ける。筋トレは毎日ルーテ