奥田亜希子のレビュー一覧

  • ファミリー・レス

    Posted by ブクログ

    何かが欠けた6人の男女は、家族と呼ぶには遠く他人と呼ぶには近すぎる存在に救われる。家族の定義を考えさせられる、心を揺さぶる連作短編集。
    奥田亜希子さん初読み。あらゆる事情で厄介な存在になってしまった家族でも、気になるということは心のどこかで、まだ家族愛を信じている。それが断ち切ることができない家族という存在の運命なのかもしれない。脇役が次の物語の主人公になる設定も面白い。

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    2019年05月11日
  • 左目に映る星

    Posted by ブクログ

    自分の全部を、ありのままに理解してくれる人なんて、
    きっと誰にもいない。

    でも、
    たとえ思うことや感じることは違っても、
    自分を大切に思ってくれていれば、
    理解しようとしてくれているならが、
    その人が一番の理解者となってくれる日は近いのだ思う。

    そして、人まかせじゃなく、自分から
    理解してもらおうとする気持ちももちろん大切で。


    主人公にあまり共感することはできなかったけど
    幸せを予感させる終わり方で良かったと思う。

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    2018年11月03日