司馬遷のレビュー一覧

  • 現代語訳 史記

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    断片的に知ってはいた史記の構成がよくわかりました。入門書として適切だと思います。これをきっかけに、もう少し詳しく史記の世界に入っていきたいと思った次第です。作者の司馬遷は男性のシンボルを切り落とす宮刑に処せられていたのね。衝撃。いわゆる宦官でした。

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    2011年09月13日
  • 史記1 本紀

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    紀元前1世紀初頭、漢の司馬遷が完成させた歴史書、「史書」のうち、「本紀」の部分。黄帝をはじめとする五帝から漢の武帝に至るまでの帝王の記録である。
     特に印象深いのは、秦の始皇帝の暴虐ぶりや不老不死への情熱や、呂后の残酷無比な所業の数々、それに対しての孝文皇帝の名君ぶりだ。残虐で無慈悲な所業が列挙される中、これが人類の姿かと暗澹たる思いがする中、孝文皇帝の慈悲深さや賢明さは本当に救われる思いがする。孝文皇帝の治世に生きた中国人は幸せだ。

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    2011年08月15日
  • 史記(6)歴史の底流

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    滑稽列伝の東方朔の事が読みたかったのに載ってなかったのが残念でした…orz
    それだけが無念すぎるので☆4つでw

    遊俠の世界は触れた事がなかったので、学ぶところが大きかった。

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    2011年05月04日
  • 現代語訳 史記

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    とても原文では読めないので・・・もちろんすべての訳ではありません。国名、人名がなじみないので少々とまどいます。

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    2011年04月23日
  • 史記(1)覇者の条件

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    すべてを網羅しているわけではありません(特に列伝)が、訳と原文と書き下しが揃っています。
    有名な話は載せているし、地図や年表、人物時点なども充実しています。

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    2011年02月25日
  • 史記列伝 一 全五冊

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    本棚から出てきた本。
    実は全五巻、ぜーんぶ持ってました。
    漢文で史記の内容は少し勉強しましたが、とても面白かったのを覚えています。
    中国史には興味津々、難しそうですが、挑戦しなきゃ。

    近所の学校の先生をやっていた方から貰った本の中の一つ。

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    2009年10月04日
  • 史記(1)覇者の条件

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    史記を読み始めた。覇者の条件ということで、王様を中心とした国運営について、話が描かれている。へえとおもったことに、中国にも大儀名文的なことがあること。に日本独特かとおもったが、やはり人間どこもおなじだな。それにしても古文をもっと勉強したおけばよかった。

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    2009年10月04日
  • 史記1 本紀

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    古典を折にふれてひもとくのは良い事だ…シリーズ。

    全8巻、後半の「列伝」が面白い、だろうから読みたい。

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    2009年10月04日
  • 現代語訳 史記

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    超初心者向きの抜粋版。文章は読みやすいが、抜粋しすぎて物足りない。また、抜粋して選ばれた登場人物やその登場順に脈絡が感じられず、その観点では読みづらかった。

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    2025年10月03日
  • 史記1 本紀

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    史記のうち、本記ということで、五帝から夏、殷、周、秦、始皇、項羽、高祖、呂后、孝文(文帝)、孝景(景帝)、孝武(武帝)=司馬遷の時代まで。

    本記なので淡々と物語は流れる。始皇帝以降の時代の記述が多く、始皇帝や胡亥の暴虐政治、項羽と劉邦の戦い、呂后の悪逆非道の政治などは読んでいて比較的面白い。

    一方、意外だったのは武帝の時代。同時代ということもあって叙述量は多いが、ひたすら不老不死を求めて方士と交流し、巡行と儀式を繰り返し、ひたすら方士に騙され続けてもなお追い求めるというアホらしい姿がひたすら描かれる。西域攻略の覇王ではなかったのか?衛青や霍去病などの武将が頑張っていただけで、本人はひたすら

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    2025年03月30日
  • 史記列伝 二 全五冊

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    11年前に購入した際、一度読んだきりだったのでこの度再読した。

    本巻には「范雎・蔡沢列伝 第十九」から「黥布列伝 第三十一」までの現代語訳と「六国年表」が収録されている。

    どのような人物も光り輝く事績を得ることが、人生の中で一度はあるもの。『史記列伝』はそのような人のまぶしい時を書き留めているように思えた。

    岩波文庫はいわば学術文庫なので、大学で専攻したわけではない私には、正直言うと読むのに苦労した。小さな活字、古い難解な言い回し、過ぎた意訳などは覚悟してほしい。

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    2021年05月16日
  • 史記列伝 一 全五冊

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    やはり精読するには時間が必要。
    それは古典ならではか。

    宮城谷の本を読んでいたので、登場人物はほとんど知っていたが、キングダムの主人公李信が出てきたときは震えた。
    だがしかし、オウセンのほうが何枚も上手か。

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    2019年07月26日
  • 史記列伝 一 全五冊

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    ・すべて意見を述べるにあたり大切な事は、説く相手のほこりとする点を誇張して、恥とする点を全然述べないようにする言い方を心得ることにある。相手が失策だったと気づいていることは、その過失を極言してはいけない。自らを過信する者に対し、事の困難を指摘し水をあびせてはいけない。意図をおしひろめて、さからうことができないようにし、辞と言を排撃することがないようにする。そうしておいてから弁舌と知識を発揮するのだ。これこそ親しまれて疑われることなく、いうべきことを述べつくせるやりかたである(老子・韓非列伝 第三)
    ・世を治めるには道は一つではなく、国につごうよければ、いにしえに法らぬのです。いにしえに反するか

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    2018年11月04日
  • 現代語訳 史記

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    史記からいい感じの話を抽出してまとめた本。どれも列伝から取ってきたものらしく、人物を中心とした話の集まりとなっている。

    これは史記に限った話ではないが、次から次へと新しい人が登場すると名前を把握するのが大変である。それでもいくつか知っている名前があるのは間違いなく『キングダム』のおかげ。マンガから入るというのは、人物を覚える上では中々有効だと改めて思う。

    読んでいて気になったのは、自分で自分の首をはねる人が複数人いるということ。切腹はまだ分かるのだが、自分の首をはねるのは難易度が高い気がしてならない。どうやって練習したのだろうか。

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    2017年08月18日
  • 史記1 本紀

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    キングダムの世界をより深く味わうために購入。

    訳本なので、コアに知りたい人にはおススメしますが、軽く知りたい程度の人には歴史小説の方が向いていると思います。

    もちろん、中国の歴史をより詳しく勉強したい人にはおススメします。

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    2017年01月23日
  • 現代語訳 史記

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     普通の人並みに三国志とか好きで、吉川三国志やら横山三国志、シミュレーションゲームやらで触れてきましたが、その中でちょいちょい登場する謎の書、史記。そんななんとなくの興味とランキングで上位だったのこともあり購入し読みました。
     内容は、紀伝体による初めての古代中国の歴史書である史記の入門書。原典は180巻近くあるすごく長い本であり、本書は新書サイズなので、有名な逸話をかいつまんで紹介し、時代背景やら意味付けについて解説があります。史記ってこんな内容なんだ!という把握には持ってこいだと思います。

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    2015年04月16日
  • 史記6 列伝二

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    列伝の第二十から、第三十九まで。

    出来事の骨子が淡々と叙述されている。
    どのような出来事があったのかは、なんとなく分かるが、人物の感情や思いが伝わってこないので、共感できない。
    小説的な読み方をしようとしたのが悪かったのかもしれない。

    余りためになったような気がしない。
    消化できなかったということだろうと思う。

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    2011年12月06日
  • 史記(1)覇者の条件

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    資生堂の福原さんが新聞の愛読書紹介で論語と併せお勧めされていた本です。
    難解ではありますが、色々な意味で生きていく上での参考となる本だと思います。何度も読み返そうと思う本です。

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    2010年03月22日