谷川浩司のレビュー一覧

  • 藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道

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    藤井聡太七冠(2025/3現在)の話だけでなく、というよりもそれは一部で、多くは将棋界全体のこと、歴史、名人戦の重みや騎士の取り組みについて書かれていた。それはそれで大変に興味深い内容だった。
    谷川浩司・永世名人も超一流であるのだけれど、それは控えめな筆致である。しかし、ときおり抑えきれずに見せる自負も面白い。

    藤井七冠の異星人のような棋力を改めて感じられた。
    また、本人の努力と才能の大きさはもちろんであるが、周りのサポートも助けとなっている。とくにトヨタのそれは、体力面だけでなく気力・棋力向上の麺でも大きい。移動はとかく時間が取られ、将棋の勉強の効率にも影響するだろう。

    現在の将棋がトー

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    2025年03月01日
  • 還暦から始まる

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    ネタバレ

    お二人の対談を通して、それぞれの人柄やこれまでの経験してきた事、人生観など教えて貰いました。
    人生上り坂だけでなく下り坂もあるが、大きな人生の下り坂を楽しむというところが、とても気持ちよく捉えられました。

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    2024年10月04日
  • 還暦から始まる

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     最近『60代からの~』や『老後に~』といった、退職後生き方How To新書をやたら手に取っている。もうそろそろええ加減にせんとな、と思っているけれど山中先生や谷川名人の還暦対談となると、ほうっておくこともできず手に取った。

     お二人とも還暦越えとは言え現役の先生方で、新人隠居の私とは立場が違う。まっ、年齢を言い訳にせず、また老齢を自覚し、無理せず頑張りましょうよ、ご同輩といったところでしょうか。

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    2024年07月28日
  • 藤井聡太論 将棋の未来

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    AI より人間かと思わせてくれる藤井聡太八冠。
    谷川浩司、羽生善治、藤井聡太
    将棋の時代背景と何故今藤井聡太なのか?
    そんな感じで手に取ってみました。

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    2023年11月09日
  • 藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道

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    個人的に尊敬する偉人の中に羽生善治がいるものにとっては、藤井七冠は目の上のタンコブ(良い意味で)。
    将棋が好きで藤井七冠の試合も見るが、正直レベルが違う。
    タイトル戦ではまず負けないのではないか。
    何とか羽生九段に一矢報いてもらってタイトル100期を獲得して欲しい!
    読み終わってそう思わずにはいられなくなった。

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    2023年08月15日
  • 藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道

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    藤井新名人が破るまで40年間最年少名人の記録を保持してきた谷川17世名人による著。

    あとがきにあるとおり「名人戦と藤井聡太をテーマに将棋界の過去から現在、そして未来」について考察されている。

    将棋界における「名人」の重み、藤井新名人の異次元の活躍が切り拓く将棋界の未来、さらには谷川永世名人の人柄が伺われる好著。

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    2023年06月19日
  • 藤井聡太論 将棋の未来

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    藤井聡太六冠について2021年に述べた本。二十歳で名人位に就いた著者ならではの経験なども披露される。藤井聡太六冠に「運を大切にせよ」と伝えたという記述などが興味深かった。

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    2023年03月28日
  • 藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道

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    藤井聡太さんの活躍にはいつも驚かされています。発言する言葉も、普段聞かないような言葉で表現をされたりと可能性の大きさが感じられます。将棋には疎いのですが、この本で棋士の方の心構えや大変さがよくわかりました。

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    2023年03月27日
  • 藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道

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    半分以上谷川さん自身の話だった。
    それが面白くないとかではないけど、タイトルの意味は⁇となってしまう。

    ただ、防衛戦に対する考え方が"スーパーシードで決勝戦から出られる"から、"ありがたい"と思えるところに藤井さんの凄さが伝わってきた。

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    2023年01月27日
  • 藤井聡太論 将棋の未来

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    将棋界に天才現る!将棋をしない人でも知らない人はいない藤井聡太。
    年齢サバ読んでない?というぐらい人として素晴らしい。自分が客観的に見えていて、負けず嫌いで冷静な精神面を兼ね備えている。人に勝とうとしていない、自分を磨き上げてきた結果、今があると思った。

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    2022年01月03日
  • 藤井聡太論 将棋の未来

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    仕事での PC 利用は何とかついて行っているけれど、将棋の AI の活躍については目を見張るものがある。米長永世棋聖が将棋ソフトと対戦した頃、まだどちらが強いのか興味津々だったのを思い出す。

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    2021年08月28日
  • 集中力

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    天才谷川の苦悩が見える本。史上最年少名人にして、羽生さんに心を乱され、ここまでスランプに陥ってしまうのかと、驚くばかりである。開き直って、いかに、自分のペースを守ることが大切か、よく分かった。自分を見失わずに、自分の一番いいところを出していけるようにしたいと思った。
    しかし、近年の将棋の状況については、羽生さんの「決断力」とほとんど同じことが書いてある。これがトッププロの認識というものなのだろう。直感を大事に、新手は一局しか有効ではない。同じ時期の本だからか、取り上げているネタも似ている。升田先生の新手一生、森下卓先生の若手カーナビ論など。現場で空気を吸う大切さなども、羽生さんと谷川さんに共通

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    2018年11月12日
  • 集中力

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    2000年12月1日初版。
    プロ棋士の谷川浩司が著者。

    集中力とタイトルにあるが勝負に勝つ能力として
    ・集中力
    ・思考力
    ・記憶力
    ・気力
    が上げられ、それぞれ解説がある。

    エッセイ風なのでとっつきやすく、将棋を知らなくても十分読める。

    ただ、いかに集中力を持続させるかという事よりは「集中力の大切さ」の方に重点が置かれている。HowToというよりは自己啓発な感じ。

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    2018年10月09日
  • 常識外の一手

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    加藤一二三九段に次ぐ史上2人目の中学生棋士(その後、羽生善治、渡辺明が)、谷川浩司の「常識外の一手」、2015.6発行です。常識をわきまえぬ者は「プロ」になれない。しかし、常識に囚われている者(本筋しか指せない人)は「一流」になれない と。谷川さんは、棋士には三つの顔、勝負師・研究者・芸術家の顔があるとのこと。すべて高いレベルの羽生さん、勝負師・研究者が森内さん、芸術家が佐藤康光さん、そして羽生世代を追う渡辺明さんが勝負師・研究者、糸谷哲郎さんが勝負師だとか・・・!羽生さんはやはりすごいんですね(^-^)

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    2016年02月28日
  • 常識外の一手

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    若くして将棋界のトップに立ち、50代になっても現役棋士を続けながら、将棋連盟の会長に就任した谷川浩司が語る将棋界の現在。

    将棋の戦術は常に進化を続けるものであり、昨日の常識が今日の常識外になるらしい。とはいえ、それは常識を無視するのではなく、常識を十分に理解したうえで、わざと常識から外れて試行錯誤してみる。その結果、常識外の一手は、常識になる。そんな考えで常識外の一手を研究し続けた著者が、今度は将棋連盟のトップとして将棋界に新たな一手を考える。

    と、この話の流れなら将棋連盟にさぞ革新的な風を吹かせているのだろうと期待するが、連盟の経営について、特に目新しい物はなし。棋士対コンピュータの電王

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    2015年10月29日
  • 常識外の一手

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    存外普通谷川先生の経験談というか。将棋の上での常識外の一手を解説したわけでもなんでもなく、だけど、常識がないとプロにはなれないが、常識にとらわれると一流にはなれないというのは真理だな。実例はほとんどな x

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    2015年09月07日
  • 常識外の一手

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    永世名人がこれまでの将棋人生をふり返って、常識を十分にわきまえた上で、あえて常識から外れることが、さらに高みに行く上で必要だと主張している。将棋棋士とコンピュータが対決した電王戦の舞台裏や将棋連盟を運営する会長としての思いなどが紹介されている。

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    2015年08月01日
  • 怒濤の関西将棋

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    谷川先生のA級復活を心より願います。
    都成さんも、是非プロになって欲しい。

    静かに応援していこうと思う。

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    2014年10月15日
  • 怒濤の関西将棋

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    狭い社会の棋界の、更に狭い関西限定の話。
    谷川さんの将棋は素晴らしいが、文章はそれ程でもない。そう言うもんですか、と言うくらい。

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    2014年07月03日
  • 構想力

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    構想力を付けるには?

    →構想力とは先をイメージし、見通す力
    構想に必要なのは、知識、正確な状況判断、先を見通す正確な読み、時間の管理
    知識、経験、個性、流れから浮かんだ直感は9割正しい
    自分の力でどれだけ思考できるか
    常識外の考えとは自分のなかに集積した知識や経験という土台が築かれているからこそ生まれる
    夢や目標が構想力の基本であり、長期の目標は高く、短期の目標は低く
    正しい状況判断をするためには大局観が必要
    もし嫉妬心を覚えたらそれは自分に可能性があるからと考える

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    2014年01月03日