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Posted by ブクログ
谷川九段による自伝。
日本将棋連盟前会長だけあって(米長九段の死去で会長就任→三浦九段の件で心身病んで辞職)、自身のこともさることながら、将棋連盟の話、コンピュータ将棋の話など色々面白かった。
面白かったのは、棋士には勝負師、研究家、芸術家と3種類あり、それをバランスよく極めたいととか。
ちなみに他の棋士の分析は下記の通り。
・大山康晴:勝負師(二枚腰)
・升田幸三:芸術家(新手一生)
・羽生善治:勝負師、研究家、芸術家
・森内俊之:勝負師、研究家
・佐藤康光:芸術家
・渡辺明:勝負師、研究家
・糸谷哲郎:勝負師(時間攻め)
・豊島将之:勝負師、研究家、芸術家
Posted by ブクログ
若くして将棋界のトップに立ち、50代になっても現役棋士を続けながら、将棋連盟の会長に就任した谷川浩司が語る将棋界の現在。
将棋の戦術は常に進化を続けるものであり、昨日の常識が今日の常識外になるらしい。とはいえ、それは常識を無視するのではなく、常識を十分に理解したうえで、わざと常識から外れて試行錯誤してみる。その結果、常識外の一手は、常識になる。そんな考えで常識外の一手を研究し続けた著者が、今度は将棋連盟のトップとして将棋界に新たな一手を考える。
と、この話の流れなら将棋連盟にさぞ革新的な風を吹かせているのだろうと期待するが、連盟の経営について、特に目新しい物はなし。棋士対コンピュータの電王戦プロデュースも、前会長の置き土産だし。
棋士のピークの時代なら、常識外の一手を連発していた著者だが、管理職や経営者となると、勝手が違うということか。
しかし、自らを含めた個性的な棋士たちを、自身がまとめるという二役を両立させるのは本書だけではうかがい知れない葛藤や困難があると思う。プロ野球で例えるなら、選手とコミッショナーを兼ねるようなものだから。
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ビジネス・実用
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