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Posted by ブクログ
一流棋士と優秀な経営者には共通点が多い、と僕は思っています。
なぜなら共に「真の意味での頭の良さ」が問われるからです。
ここで言う「真の意味での頭の良さ」とは、「未来に対しての頭の良さ」であり、「過去に対する頭の良さ」よりも数段上であると僕は考えています。というのも、過去について優秀であるためには過去だけを学べば良いのに対し、未来に対して頭が良いためには、過去と現在と未来の全てを学ばなくてはいけないためです。
一流棋士と優秀な経営者は、それぞれ自分のフィールドで未来について頭を使っています。構想を練っています。
将棋では対戦相手一人を予測すれば良いのに対し、経営では競合だけでなく消費者や社会情勢などあらゆることを考慮しなくてはならない点は異なっています。その為、一見経営者の方がより困難な思考をしているように思えますが、僕は決してそうではないと思います。
経営者の結果はあらゆる複雑な要素の組み合わさったものであるために、自分でコントロールできる割合が限られてしまうのに対し、将棋は偶発性や他の要素が入り込む余地がないために、全ての結果が自分の試行の結果から直結するという、一種の逃げ場のなさを持っているためです。
「偶発性の全くない世界で、結果を出すことによってのみ生活を成り立たせることが出来る。」という正真正銘真剣勝負の世界に生きる一流棋士の思考レベルや精神性の高さからは、多く点で学べることがあると僕は思っています。
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