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「名訳」を超えた完全現代語訳。林望源氏物語・全54帖――その第42帖。源氏没後6、7年。薫14歳。光源氏亡き後、その姿や声望を受け継ぐ人は見当たらない。が、今上帝の三の宮(匂宮)と女三の宮腹の若君(薫)は美しいと評判であった。色好みの匂宮。自分の出生の秘密に悩む薫。人はこの二人を「匂兵部卿」「薫中将」と喧伝する。
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Posted by ブクログ
ついに宇治十帖に入りました!八巻では匂兵部卿、紅梅、竹河、橋姫、椎本、総角が収録されています。 そこで気になることが一点。 七巻の終わりが幻で、八巻のはじまりが紅梅なので、間の、タイトルだけあるはずの雲隠についてはリンボウ源氏では一切省略されてました。 タイトルだけ載せればいいのにわざわざ省略...続きを読むした理由はなんなんだろう? 意図が知りたい。 さて、本文についてですが元々宇治十帖の方は読み込みが足りなくてお粗末な予備知識しかないので、メインストーリーである椎本総角あたりよりも、竹河のようなサイドストーリーを特に丁寧に読んでみました。 竹河は主に玉鬘の苦悩が描かれた章ですが、とにかく印象的なのは冷泉院。 本編では源氏の子という真相を知り苦悩したり、子宝に恵まれなかったり、 若くして院になったりと、陰がある、けれどセンスがよくて控えめな帝、という印象でした。 が、ここで出てくる冷泉院は、ひがみっぽくて強引でいつまでも根に持つ根暗なエロジジイ・・・ 変わり果てた姿に唖然としました。ショック。。 まあまわりからも「院なんてすでに隠居の身でしょ、おべっか使っても意味ないじゃん」という発言が多く(この露骨さにもびっくり)、こんな境遇なら仕方ないのかな、と同情の余地はありましたけどね。 それと、薫の「香り」について。 今まで私は、単純に生まれつき体臭がとてもよい香り、というくらいにしか捉えてなかったのだけど、「百歩の彼方まで匂い来る」はまだいいとして、「(植物を)薫が手折った瞬間ぐんと香りが立ちまさる」と言う記述まであり、もう人間とは思えない・・・ こりゃ生き辛いわ。びっくりした。
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