ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

583円 (税込)

2pt

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。 変わらないことも一つある ── それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき ──。 大人気ビブリオミステリ、第2巻の登場。

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ビブリア古書堂の事件手帖 のシリーズ作品

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  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
    649円 (税込)
    鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。
  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
    583円 (税込)
    鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。 変わらないことも一つある ── それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき ──。 大人気ビブリオミステリ、第2巻の登場。
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
    605円 (税込)
    鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき ──。 彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。これは“古書と絆”の物語。
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
    627円 (税込)
    珍しい古書に関係する、特別な相談 ── 謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。 稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。 金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが ──。
  • ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~
    627円 (税込)
    静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。物思いに耽ることが増えた彼女はついにこう言うのであった。必ず答えは出す、ただ今は待ってほしいと。 ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。いわくつきのそれらに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。 脆いようで強固な人の想いに触れ、二人の気持ちは次第に近づいているように見えた。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。この邂逅は必然か? 彼女は母を待っていたのか? すべての答えが出る時が迫っていた。
  • ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~
    627円 (税込)
    太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。 違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。 本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。 過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~
    715円 (税込)
    ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく――。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった……。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。

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ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月17日

    やっぱり2時間ほどで一気に読み終えました。
    表には二人の距離が少しずつ近づいていくストーリーですが、物語の中で、真実と嘘、秘密と詮索、憶測と事実、なんとなくそれらが交錯しながらやりとりが進んでいくのを不思議な気分で読んでます。

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    Posted by ブクログ 2024年01月23日

     栞子の母・智恵子の人物像が少しだけ明かされる第2巻。このエピソードだけでも、母親を嫌悪する理由がわかる気がする。『時計じかけのオレンジ』は映画のタイトルだけ知っていて、バイオレンス・ホラーと思い込んで手を出してこなかったが、そろそろ読んでみようかな。大輔の元カノと彼女の父の話は、異母姉の意外な優し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月20日

    私は、この第2巻がシリーズ中最も好き。
    三話ある謎解きも鮮やかで、ストーリー展開が1巻より洗練されていると思う。
    特に、第二話「名言随筆 サラリーマン」は、心温まる素敵なエピソードだった。
    更に、この巻からシリーズ通しての謎とも言えるヒロインの母の影がちらつき、川の流れが太くなったように感じた。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月02日

    今作も、本にまつわる謎を解き明かしていく様子は面白かったです。
    これくらいライトなコージーミステリもほっこりしていいです。
    物語が進むにつれ、大輔と栞子の距離が縮まっていきますが、そのことに栞子が全く無頓着なのが微笑ましいです。
    次回作も楽しみです。

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    Posted by ブクログ 2022年06月15日

    シリーズもの。第一巻に引き続きとても楽しめた。
    キャラクターが個性的であり、それぞれの弱さが魅力になっている。
    また、心理トリックの構造が論理的で納得感がある。解決のヒントが古書に関わる点もお洒落で、物語の色彩が豊かになっている。
    殺人もおおがかりなトリックも無いが、とても頭を使うミステリーだ。読み...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月01日

    続編となる第二巻の白眉は、足塚不二雄「Utopia 最後の世界大戦」です。関連書籍として、藤子不二雄Aの「まんが道」をお薦めします。
    そして、福田定一「名言随筆 サラリーマン」もいいですね。この章に登場する晶穂さんは、後に、三上延の他の作品にも登場します。作者にとって、思い入れのある人物だったんでし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月25日

    シリーズ1の第2巻

    プロローグ、思い出のクララ日記から始まり、
    エピローグ、思い出のクララ日記で終わる。
    ってなんのこっちゃって感じですね(笑)

    主人公五浦大輔が、色々(詳しくは第1巻)あって、
    働き始めた古書店「ビブリア古書堂」をやめることにしたが、
    店主「篠川栞子」と和解および、就職面接がう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月06日

    前巻に続き気になって読んでみた。今作も事件を解決する要素がありつつ、栞子さんと接近していく様子もあって良かった。栞子さんの過去が気になる…

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    程よいミステリーと恋愛が心地よくスラスラ読めた。
    今までは陰鬱でドロドロした人間関係のストーリーが好きだったけど爽やかなものも良いと再確認できた。
    30を過ぎた独身のおじさんが久々にキュンキュンした_:(´ཀ`」 ∠):
    黒髪ロングの華奢な色白眼鏡美人お姉さんはどの年代の男にも刺さる
    栞子さんみたい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月10日

    司馬遼太郎や藤子・F・不二雄についての巻。
    実在した人物と物語が交じり、面白いなぁと思います。
    本について凄く調べられているので、作者さんの努力に驚かされます。

    0

ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~ の詳細情報

  • 映画化

    「ビブリア古書堂の事件手帖」

    2018年11月1日公開
    出演:黒木華、野村周平、成田凌

閲覧環境

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