川北稔の作品一覧
「川北稔」の「砂糖の世界史」「イギリス近代史講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川北稔」の「砂糖の世界史」「イギリス近代史講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
砂糖は世界を動かした。
しかし、その裏で多くの犠牲が生まれた。
砂糖が高級品になったからだ。
ヨーロッパで需要が急増した。
その結果、大規模なプランテーションが広がった。
労働力として多くの奴隷が連れてこられた。
いわゆる三角貿易が始まった。
砂糖は「世界商品」になった。
甘さは人々に喜びを与えた。
お菓子や飲み物が広まり、生活は豊かになった。
しかし同時に、
過酷な労働が生まれた。
多くの命が奪われた。
さらに、砂糖のとりすぎは病気も増やした。
甘さは幸せの象徴に見える。
だがその裏側には、
苦しみと悪夢があった。
砂糖の歴史は、
光と影の両方を持っている。
Posted by ブクログ
モノ1つを選んでここまで世界の流れを理解できるとは思わなかった。ヨーロッパの人々と砂糖の出会い、砂糖を中心とした大西洋三角貿易、アフリカ人の移動と奴隷制度の廃止などなど、砂糖を中心にして世界が動くことに衝撃を受け、また、世界商品が世界に与える影響の大きさにも驚いた。
砂糖を通してピューリタン革命から産業革命までのイギリスの近世から近代史について大まかに知ることができた。脳内にある順序がばらばらだった出来事たちが水の流れのようにひとまとめになって前後関係が理解できたのはこの本の大きなメリットだと思う。
ほかの岩波ジュニア文庫にも挑戦したい。