望月哲男の作品一覧
「望月哲男」の「青い脂」「アンナ・カレーニナ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
長編ですが、まさかの一気読みでした。とても面白かったです。
金が囚人たちの精神安定剤とか。密輸を芸術だと思っている密輸犯がいたりとか。密輸は麻薬みたいにどうしてもやめられない楽しいものらしいとか……。色々面白い発見がある本。
泣き虫な密輸犯が、監獄内で密輸を働いていることがバレたことで、密輸を我慢しているのだけれど、結局また監獄に酒を持ちこむ……という描写が印象的だった。人間って私たちの想像もつかないような思考をしている。興味深い。
体罰までの時間を少しでも伸ばしたいがために、その場しのぎとしてナイフを振り回して暴れる囚人も印象的。
暴れようとする人がいたらほかの囚人が総出で止めるシー
Posted by ブクログ
アンナとリョーヴィンの結末/行く末が非常にリアリスティックで近代的な形で示された
対立し合う人格・思想・習慣を実態に即した記述で描くことのできるトルストイのとてつもなさを感じた
確かに結びとしては、ロシア文学に特有の信仰に目覚める形ではあれど、そのリアリティは他の追随を許さないと思う。結論に至りながらも新たな疑問が開けてそれを考えることを続けるリョーヴィンの知性は、地主貴族という旧来の階級に属していながら、まさに近代人というべきもの
しかし、理性と信仰の対立をどう乗り越えていくかというところにロシア文学らしさも感じた
大長編ながらも、リアリスティックな描写とロマンチックな描写が続き、お互いに