出口汪の作品一覧
「出口汪」の「出口汪の論理力トレーニング」「頭がよくなる!大人の論理力ドリル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「出口汪」の「出口汪の論理力トレーニング」「頭がよくなる!大人の論理力ドリル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
関西学院大学文学部日本文学科卒。関西学院大学大学院文学研究科(日本文学専攻)博士後期課程単位取得退学。予備校講師として小学生向けドリルをはじめ受験参考書で多くの著書がある。また、『源氏物語が面白いほどわかる本』、『再発見 夏目漱石』など日本文学関係の著書もある。2006年『水月』で小説家としてデビューしている。
Posted by ブクログ
社会人なので受験のためではなくて、論理的な読解力を育むために読んだ。
この本で正解だった。まず問題文が読んでいて楽しい。その主張自体が読みに対する意識を変えてくれる感覚がある。また、本書の問題に取り組んで解答を読み進めれば自然と読解力が身につくという構成が自分には合っていた。
今後は次の2点を意識して、感覚に頼らない論理的な読解に励んでいきたい。
・先入観を疑い、著者の主張を重層的に読むこと
・個人言語を疑い、文脈から言葉の意味を固定すること
換言すると「前後をよく読め」になる…笑
ちなみに本書は全3作からなるシリーズ。続く2冊は応用編。本書で論理的な読解の基本となる考え方は得られた
Posted by ブクログ
結論から言うとかなり参考になった。試しに別の本を読みながら、この本で習ったことを参照しているが、以前よりかなり整理ができ格段に理解を深めながら読めている。
この本を読んで、まず驚いたのが「意味がよく分からん」とか「読み辛い文章だなー」とか、そういったストレスが微塵もないこと。著者の主張は過不足なくミニマルな味付けのみされており、文章は整然と連なっている。本書は、論理思考力とは何か、また身につけるために何をすべきかを本の読み方を通してレクチャーする本だが、著者の文章がそもそも理解しやすいため、信頼してぐんぐん読み進めることができるだろう。
また、比喩表現もとても的確でイメージしやすい。言語O