作品一覧
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4.01巻528円 (税込)美濃国の姫君・帰蝶。彼女が嫁ぐ相手は、「あの」織田信長。隣国までその名をはせる「大うつけ」だ。婚礼当日、白無垢姿の帰蝶の前に現れた信長は、噂通り、かっこうも言動も型破り! しかし、不器用ながらも帰蝶を思いやり、ものごとを真っ直ぐに見る信長に、いつしか帰蝶は恋心を抱くように…。ところが、信長の周囲では彼を快く思わない一派が、不穏な動きを見せて…? 戦国ラブロマン!!
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4.01~4巻506円 (税込)仁菜子は素直でおっとりした高校生。まだ、恋する気持ちはわからないけれど、今は友達と騒ぐのが楽しい毎日だ。そんなある日の帰り道、電車の中で蓮と出会う。蓮は、学校でアイドルみたいに人気のある男の子だ。寡黙だけど、優しい蓮に、仁菜子はある不思議な気持ちを抱いて…? 別冊マーガレットの大ヒット・ピュアストーリーが小説化! 仁菜子の初恋から、もう目が離せない! カラー口絵つき。
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3.9蛭が島:若き源頼朝が流された伊豆の地。当時の支配者は北条氏。 真珠院:頼朝との悲恋の末に八重が命を落とした地。 伊豆山神社:頼朝と北条政子が結ばれた地。 石橋山:頼朝が源氏復興ののろしを上げるも、大庭景親、伊東祐親らの平家軍に大敗した地。 黄瀬川:奥州から駆けつけた義経が頼朝と再会した地。 願成就院:北条時政が頼朝の奥州平泉討伐戦勝祈願のため建立した。 銭洗弁財天:頼朝への宇賀福神の夢のお告げを元に、宇賀福神を祀り神仏の供養を行なったのが創建の由来。 三島大社:頼朝が源氏復興を祈願して旗揚げをした神社。 梶原山公園:頼朝の信任厚かったが、その死後に滅ぼされた梶原景時終焉の地。 鶴岡八幡宮:鎌倉幕府とともにあった彼の地のランドマーク。 伊豆修善寺:頼朝の嫡男・頼家が暗殺された地。 など、鎌倉殿(鎌倉幕府)をめぐる13の地を舞台に、歴史時代小説の手練れ13人が切れ味鋭い筆をふるう。 13の掌編を自宅でじっくり味わうも良し、地図と写真を手がかりに今に残る歴史の現場を訪ねるも良し。
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3.8「レンタルフレンド」を依頼した女子大生は、なぜデザートブッフェに行きたいのか、神社のキツネに運命の恋をした少女とたい焼き、年の差姉妹をつなぐ秘密とフレンチトースト、御曹司ふたりが作るプリンアラモード、見知らぬおじさんに「あんみつを一緒に食べてくれないか」と頼まれた俺。――甘くて可愛いだけじゃない、どこかスパイスの効いたおいしい話。全五編! 【目次】レンタルフレンド デザートブッフェ(青木祐子)/たぬきとキツネと恋のたい焼き たい焼き(阿部暁子)/明日のおもひでフレンチトースト フレンチトースト(久賀理世)/悪友(とも)と誓いのアラモード プリンアラモード(小湊悠貴)/おじさんと俺 あんみつ(椹野道流)
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3.81~6巻506円 (税込)中学時代、女友達との関係につまずいて、はぶられた経験がある双葉。高校生になった今では、周りから浮かないよう、自分を偽って毎日を過ごしている。思ったことを素直に言えなくても、違和感があっても、ひとりになるよりマシ――そう思っていたある日、ひとりの男子と出会う。彼は、ずっと忘れられない初恋の人「田中くん」によく似ていて!? 別冊マーガレットの大人気連載が早くも小説化!
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ年の離れた弟が急に亡くなった薫子が主人公。
弟の遺言に従って遺産を渡すために、以前弟が実家に連れてきたせつなと再会するところから物語は始まる。
まだ若い弟が、なぜ遺言を残していたのかという謎が
物語を引っ張ってくれるとともに、
おいしそうな食べ物描写に心が温まったり、感情を揺すぶられたり。
物語がそれぞれピースがハマるように「そうだったのか」と思える所が好き。
社会問題もかなり盛り込んでいるけれど、
重くなりすぎず、だからといってとりあえず入れました感もなく心地よく読めた。
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ここからは少しネタバレ
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個人的には、薫子の元夫・公隆の本音にかなり共感した。
あと虐待やネグレクトのよう -
Posted by ブクログ
ブク友さんたちの間で本屋大賞と囁かれている作品なので、とても楽しみに読みました。
野宮薫子40歳は12歳年下の弟の春彦が突然死して、遺言書を作っていたことを知ります。
その遺言書には春彦の別れた恋人の小野寺せつなも相続人となっており、一度だけ紹介されて会ったことのある、せつなと再会します。
せつなは「カフネ」という家事代行サービスの会社で働いていました。
薫子は不妊治療がうまくいかず、夫の公隆と別れたばかりでした。
薫子はせつなの前で倒れてしまい、せつなに料理を作ってもらい、せつなが天才的な料理の腕をもっていることを知ります。
ただ、なぜ、別れた恋人であるせつなにまで春彦は相続させようと -
Posted by ブクログ
ネタバレ依頼を受けて料理や掃除をしに行くカフネ。
育児や介護に追われたり、ネグレクトのような状況だったりと、立派な家だなと思いつつ覗いてみれば、それぞれに自分自身のケアをする余裕がないほど疲弊している。そこに手を差し出すカフネ。
そして亡くなった弟の真相も判明してくる。
主人公・薫子は細かいこともきっちりしたがる生真面目な性格で、他者からすれば面倒臭い性格だが、弟は弟で他人の気持ちを汲み取る繊細な性格ゆえ誰からも好かれる反面、自分自身で抱え込みすぎて疲れるというある意味で面倒臭い性格であった。
カフネに仕事をしてもらって救われた表情をする描写の度にぐっと込み上げるものがあった。
世の中みんな、生きる