小林啓倫の作品一覧
「小林啓倫」の「1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊」「IoTビジネスモデル革命」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小林啓倫」の「1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊」「IoTビジネスモデル革命」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
獨協大学卒。筑波大学大学院修士課程修了。著書に『災害とソーシャルメディア』、『キンドルで本を売る。』、『3Dプリンタの社会的影響を考える―英国の政策レポートをもとに』などがある。『ウェブはグループで進化する』(ポール・アダムス)などの翻訳も手がける。
Posted by ブクログ
借りたもの。
サブタイトルの「脆弱性はどこから来たのか」が全てを物語っている…情報セキュリティとは敗北の歴史と言える。
敗北の歴史はコンピューターおよびインターネットの歴史そのものだった。
絶望と希望の連続。
セキュリティがなぜ難しいのか?
それは「攻撃者の非対称的な優位性」……潜入する側は1ヶ所だけ穴を見つければいいため。
セキュリティが抱える本質的な問題点…それは過去の決定や設計思想に起因していることを指摘。
これを社会学・経済学の専門用語「経路依存性」を引用して示している。
初期のコンピュータシステムが“信頼”を前提に設計されていたことが今日(こんにち)のセキュリティ問題の根源のひと
Posted by ブクログ
いたちごっこ
当初はインターネットがなかったのでユーザーの切り替えの部分というのが主な戦場だった。
インターネットできてからワームなどに感染するようになったが、ここでいたちごっこでセキュリティレベルやセキュリティハックの技術が互いに向上していく。
しかし契機なのはセキュリティがメインの機能のおまけ的な扱いから一つの独立した価値として扱われるようになったことである。
これによってセキュリティ強化の機運が高まりマシンに対するハッキングはやや歩留まりが悪くなった。
そこで対象になったのが人間である。
人間が要素として含まれるため、心理学や経済学など人間の活動に根差した分野がセキュリティに関わってく