配信予定・最新刊

作品一覧

  • 昭和史の道を往く
    NEW

    昭和史の道を往く

    小説・文芸

    -
    1巻2,530円 (税込)
    橘孝三郎、東條英機、瀬島龍三、後藤田正晴……。 人との出会いが自らを鍛えた──。 昭和史を題材にノンフィクションの世界を切り開いてきた作家の回想。 反響を呼んだ読売新聞連載「時代の証言者」に大幅加筆 〈目次〉 はじめに  沖村豪 第一章 「時代の記録者」への道 物書きの原体験/開拓民だった祖父母/父との確執/わが修業時代 フリーランスになる 第二章 埋もれた史実を発掘する 「死なう団事件」の真相/農本主義者と五・一五事件/東條英機をめぐって 第三章 時代の深淵に触れる 医学界の構造的欠陥/「庶民宰相」田中角栄/関東大震災の孤児だった父 「大本営参謀」瀬島龍三の神話 第四章 歴史に生きる人間の姿 秩父宮の生涯/崩壊した旧ソ連を歩く/中国国民党の対日戦略/「カミソリ後藤田」の素顔 第五章 同時代への問題提起 特攻と日本人/「わだつみのこえ」の戦後史/光クラブ事件/吉田茂を再定義 戦争責任を論じる覚悟 第六章 歴史を語り継ぐ責務 昭和天皇の八十七年/個人誌「昭和史講座」を主宰/平成の天皇皇后両陛下 象徴天皇制を守る おわりに あとがき 保阪正康
  • 松本清張の昭和史

    松本清張の昭和史

    小説・文芸

    4.3
    1巻2,420円 (税込)
    社会派推理の開拓のみならず、小説、ノンフィクション、古代史、現代史など、領域を自在に超えた執筆活動を展開し、「国民作家」の名をほしいままにした松本清張。その膨大な仕事のなかでも、自らの同時代史に取り組んだ『昭和史発掘』『日本の黒い霧』は重要な柱といえる。清張は、軍部をはじめとする国家権力、二・二六事件で蹶起した将校たちにどのような眼差しをむけていたか。占領期に起きた不可解な事件をいかに捉えていたか。没後30年を経て、清張史観はいかに評価されるべきか。松本清張から「時代の記録者」としてバトンを託された著者が清張史観の核心を平易な文体で伝える。阿刀田高、加藤陽子各氏との対話を収録。
  • 天皇五代と戦争 平成の天皇皇后は皇居で何を語ったか

    天皇五代と戦争 平成の天皇皇后は皇居で何を語ったか

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,200円 (税込)
    160年にわたる日本近現代史と 20時間を超える両陛下との「歓談」から 浮かび上がった――天皇五代の「恐れ」と「祈り」。 明治以来、天皇の名のもとに日清・日露など4回の戦争が行われた。この時、明治・大正・昭和の天皇は皆、強い恐怖感にさいなまれた。 なぜなのか? 平成、令和と続く五代の天皇と軍事とのかかわりの真相を解明する。 著者は平成の天皇と美智子皇后に皇居のお住まいに招かれて、故・半藤一利さんらと共に20時間を超える歓談の機会を得た。 お二人の穏やかな素顔と、先帝への真摯な姿勢をうかがって、 著者は、あることに気付くのだった。 「この貴重な体験を得て、私は天皇と天皇制について錯覚をしていたことが分かった」 歴代の天皇は、何をどのように恐れていたのか? 平成と令和の天皇は、何を伝承し何を祈るのか? 天皇五代の軍事と非軍事に迫る。 著者のライフワークの総決算となる書。 〈目次から」 第1章 明治天皇と日清・日露戦争 第2章 大正天皇の詩情と第一次世界大戦 第3章 昭和天皇の軍事と非軍事の時代    〈平成の天皇皇后との「歓談」で読み解く〉 第4章 平成の天皇の非軍事の思想    〈皇居の内側で感じたご夫妻の「願い」〉 第5章 令和の天皇の「8月15日」
  • 昭和100年×放送100年 音声と写真でよみがえる昭和 戦後編

    昭和100年×放送100年 音声と写真でよみがえる昭和 戦後編

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,200円 (税込)
    昭和に育てられた私から、令和を生きる君たちへ。 025年は「昭和100年」×「放送100年」、そして「戦後80年」の年。その節目の年に、「歴史探偵」半藤一利の遺志を継ぐ昭和史研究の泰斗・保阪正康が、昭和元年から64年までを対話形式で解説する。 「大事なことは二つです。一つは、どんな形であれ、戦争をしないこと。もう一つは、自分で考えて自分で判断する生き方を貫くこと。この二つが昭和を振り返っての教訓です」(保阪正康) 「ラジオ深夜便」でおよそ三年にわたって放送された「昭和史を味わう」の書籍化。貴重な写真が満載、NHKに残された音源をQRコードで聴きながら読む。他社には真似できない「昭和の全歴史を追体験する」驚きのシリーズ 全三巻、ついに完結! 【内容】 第一章 サンフランシスコ講和条約と東西冷戦 第二章 国際社会への復帰 第三章 経済の復興「もはや戦後ではない」 第四章 「六〇年安保」の時代 第五章 高度経済成長の始まり 第六章 都市と農村の生活環境の変化 第七章 東京オリンピック 第八章 日本万国博覧会とその時代 第九章 日本列島改造 第十章 行財政改革 第十一章 昭和から平成へ
  • 昭和100年×放送100年 音声と写真でよみがえる昭和 戦中・占領期編

    昭和100年×放送100年 音声と写真でよみがえる昭和 戦中・占領期編

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,200円 (税込)
    学徒動員、特攻、原爆投下、敗戦……そして日本は生まれ変わった。 2025年は「昭和100年」×「放送100年」、そして「戦後80年」の年。その節目の年に、「歴史探偵」半藤一利の遺志を継ぐ昭和史研究の泰斗・保阪正康が、昭和元年から64年までを対話形式で解説する。 「昭和100年、戦後80年。それは、昭和史が同時代史から歴史へと移行していく、あるいは昭和史が次の世代によって解釈される時代に入ったことを意味するのではないか」(保阪正康) 「ラジオ深夜便」で丸三年にわたって放送された「昭和史を味わう」の書籍化。貴重な写真やイラストが満載、NHKに残された音声をQRコードで聴きながら読む。他社には真似できない、「昭和の全歴史を追体験する」驚きのシリーズ 第2弾! 【内容】 第1章 太平洋戦争下の勤労動員、学童疎開 第2章 戦時下の一般兵士の実像 第3章 特攻隊と太平洋戦争の本質 第4章 戦争末期の庶民の本音とその暮らし 第5章 終戦の日はいつ? 第6章 昭和天皇とマッカーサーの出会い 第7章 新しい教育制度「六・三・三・四制」 第8章 日本国憲法の公布 第9章 昭和天皇の全国巡幸 第10章 東京裁判 第11章 占領期のベストセラー
  • 昭和100年×放送100年 音声と写真でよみがえる昭和 戦前編

    昭和100年×放送100年 音声と写真でよみがえる昭和 戦前編

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,200円 (税込)
    昭和は、日本人の国民的遺産である。――保阪正康 あの時代には、飢餓、戦争、敗戦、占領、貧しさ……そして豊かさがあった。 2025年は「昭和100年」×「放送100年」の年。その記念の年に、「歴史探偵」半藤一利の遺志を継ぐ昭和史研究の泰斗・保阪正康が、昭和元年から64年まで、元NHKアナウンサーとの対話形式で解説する。 「昭和は、日本人の国民的遺産、人類史の見本市である」(保阪正康) 「ラジオ深夜便」で丸三年にわたって放送された「昭和史を味わう」の書籍化。貴重な写真やイラストが満載、NHKに残された音声をQRコードで聴きながら読む。他社には真似できない、「昭和の全歴史を追体験する」驚きのシリーズ 第1弾 【内容】 序 なぜ、今、「昭和」なのか 第1章 震災復興と金融恐慌で始まった昭和 第2章 昭和初期の農村の苦境 第3章 昭和初期の都市圏、二つの顔 第4章 昭和初期の子どもたちの暮らし 第5章 満洲事変と軍部の暴走 第6章 『昭和天皇実録』を読む(1) 第7章 『昭和天皇実録』を読む(2) 第8章 国際連盟脱退以降の国際関係 第9章 戦前の正月風景 第10章 泥沼化していった日中戦争 第11章 日米開戦への道
  • 平成の天皇皇后両陛下大いに語る

    平成の天皇皇后両陛下大いに語る

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    20時間を超える両陛下との懇談の記録 「保阪君、雲の上の人に会う気はあるか」 故・半藤一利氏にそう声をかけられたのをきっかけに、筆者は2013年から2016年の3年間で6回も、天皇、皇后両陛下(現上皇、上皇后)に御所にお招きいただき、それぞれ数時間にわたる「雑談」を、都合20時間以上重ねた。 近現代史を研究してきた筆者にとって、両陛下のお話は歴史の機微に触れる、まことに貴重な証言であったのと同時に、いずれ編まれるであろう平成の天皇実録の史料として、この雑談の記録を残しておくよう、侍従長であった故・渡邉允氏に強く勧められたこともあって、「文藝春秋」2023年1月号、2月号の2回にわたってこの懇談録を執筆した。 これに、2015年5月号掲載の渡邉侍従長との対談、2018年9月号掲載の川島裕侍従長との対談を合わせて、平成の天皇、皇后両陛下の、常に歴史と国民に向き合われてきたお姿を記録したのが本書である。 「日本にはどうして民主主義が根付かなかったのでしょうね」 「石原莞爾はそういうところ(田中メモランダムの執筆)でも関与しているんですかね」 など、公式の場面では絶対に出てこない陛下のお言葉は、昭和、平成の2代の歴史の重みを自然と感じさせる。 両氏が御所にお招きいただいたのは、ちょうど陛下が「生前退位」をお考えになっていた時期でもあった。 歴史の大きな節目に関わった、歴史研究家による貴重な記録が本書なのである。
  • Nの廻廊 ある友をめぐるきれぎれの回想

    Nの廻廊 ある友をめぐるきれぎれの回想

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    「蒸気機関車は六輛ほどの車輌を率いながら走っている。僕とすすむさんは最後尾の客車のデッキに立ちながら、木製の扉の前に身を寄せていた。通勤の大人たち数人がやはりデッキに立っていて、新聞を読んだり、タバコの煙を吐きだしたりしている。/誰も口をきかず、列車の揺れに身を任せていた。」 昭和27年春、札幌の中学に通うため汽車に乗った二人の少年は、30年余を経たのちに再会します。ひとりは気鋭のノンフィクション作家になり、ひとりは学生運動の闘士から経済学者、さらには保守的思想家へと転じていました。 再会してから30年、突然の別れがやってきます。すすむさん=Nが自裁したのです。 「斎場の隅にいる私たちのところに近づいてきたのは、Nの兄のMさんであった。/ああそういえばもう六十年以上も会っていない。しかしその面差しは依然として柔らかく、そして人を包みこむようであった。外套を脱ぐなり、握手を求めてきて、私の顔を見るなりその穏和な顔に涙が流れるのを隠そうとしなかった。私も涙が止まらなくなった。/「十三歳のときからの友だちだったんだからね……」/Mさんの言葉に、私のなかで耐えていたものが一気に爆発した。/私は人目も憚らず涙を流しつづけた。そして二人でふたたび棺に近づき、蓋を開けてもらい、その顔を見つめつづけた。いっしょに見ていると、表情は動き出しそうで、目を細めて口を尖らせて、吃音気味に話すあのころに戻ったように感じられた。私はMさんと札幌の、白石と厚別の思い出話を、Nに聞こえるように、なんどもくりかえすように話しつづけた。私はNが亡くなったとの報に接してから初めて、悲嘆という感情に触れた。」 あのときのすすむさん=Nの眼に映じていたものはなんだったのか……。不意にいくつかの光景がきれぎれに甦り、その呟きを心耳にふたたび聞いた著者はさながら廻廊を経めぐるように思いを深め、60年の歳月を往還しながら友の内実に触れるべく筆を進めていくのです
  • 未来への遺言

    未来への遺言

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,980円 (税込)
    ロシアによるウクライナ侵攻や、パレスチナ自治区ガザ地区でのハマスとイスラエルの戦闘など世界で戦火は絶えない。壮絶な敗戦を経験した日本は、その反省から平和国家の道を歩んだ。まがりなりにも80年近く平和が続いているが、私を含め日本のどれほどの人々が、ウクライナやガザの地獄を自分自身に重ねることができるだろうか。そして戦争する日本を想像できるだろうか。本書は、日本が再び戦争をしないため多角的に戦争とはなにかを理解してもらえる構成にしている。戦争を知らない世代の道しるべとなり、世界に誇れる平和国家実現の一助となると確信している。(はじめにより)
  • 関口宏・保阪正康の もう一度!近現代史 帝国日本の過ち

    関口宏・保阪正康の もう一度!近現代史 帝国日本の過ち

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    読者から待望の声殺到の大人気シリーズ、ついに完結! 昭和11年の二・二六事件から、昭和20年8月15日の玉音放送までの10年間。 満州事変、国連脱退、日中戦争、ノモンハン事件と、領土拡張への野望を隠さない日本軍部。政党政治も、皇族宰相も、そして天皇も、その暴走を止めることはできなかった。 1941年12月8日、マレー半島コタバルへの上陸、および真珠湾攻撃によってはじまった対英米戦争は、やがて全世界の連合国47ヵ国を敵に回す絶望的な戦闘へとドロ沼化する。 いっぽう、中国の蒋介石は、妻の宋美齢がたびたびワシントンに飛び、日本を相手に戦うことの正当性を訴え、支援を取り付けることに成功する。 アメリカ、イギリス、ソ連は中国を連合国の主要な一員と認定し、この枠組みは、戦後の国際秩序にも反映されることになる。 ビルマの首都ラングーンから、蒋介石政権の根拠地・南京を結ぶ「援蒋ルート」によって送り込まれた武器弾薬、および支援物資は、中国の抗日戦争を支えつづけた。 日本軍はミッドウェー海戦をきっかけに太平洋でも敗戦を重ね、南海のガダルカナル島争奪戦でも壊滅的な打撃を受けた。 東南アジアでも「史上最悪の作戦」と言われたインパール作戦など兵站・補給を無視し、戦力差をことさら軽視し、精神力のみに頼った日本の戦争は、やがて、人間の命をも兵器として利用する「特攻」という史上類例をみない過ちへと突き進んでいく。 自らの責任を追及されることを恐れ、面子にのみこだわった軍部は、それでも戦争を止められなかった。 東京大空襲による大火災で、民間人に多数の死傷者を出し、沖縄上陸戦で多くの人が命を落とし、広島・長崎への原子力爆弾投下という悲劇を招いても、なお自らの過ちを認めようとしなかった。 当時44歳の天皇は、「無条件降伏」という重い決断を一身に背負う――。 昭和史研究の第一人者と名司会者が語り合う、戦争の悲劇。
  • 石橋湛山の65日

    石橋湛山の65日

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    石橋湛山は首相としての在任期間がわずか65日である。近代日本史の上では最短に近い。しかし私は、「最短の在任、最大の業績」と思っている。これに対峙するのは「最長の在任、最小の事績」という言い方をしている。 石橋はわずかの期間だったが、言論人の時の自らの信念が政治の年賦に刻まれていると思えば、宰相の意味も変わってくるし、その重みも他の総理とは異なっている。最長の首相がさしたる事績が残さなかったとするならば、そこに比較しても首相の格の違いが浮き彫りになるだけではないだろうか。 石橋はその短い在任期間に、首相というのは日頃から思想や哲学を明確にしておくことの重要性を教えた。首相が何を目指し、どのような方向に、この国を率いていくのか、そのことを国民は知りたい。それは首相を目指す政治家が日頃から信念を発信する姿勢を持たなければならないように思う。石橋を真似せよ、と強調しておきたいのである。 ──〈おわりに〉より 太平洋戦争の終戦から10年余の時を経た昭和31年、国内政治の民主化と自主外交を旗印にした石橋湛山政権が誕生した。だが、わずか65日の短命で終わる――。そして、日本は自主性なき外交の道を歩み出した。戦前・戦中から一貫して小日本主義、反ファシズムを唱え続けた反骨の言論人が、戦後、政治家の道を歩み、首相の座を降りるまでの激動の保守政治の史実を克明に描き、短命に終わった“まぼろしの政権”が日本人に投げかけた謎に迫るノンフィクション。新型コロナウイルスの未曾有の危機が立ち去った後、日本の前途は洋々たりと歩むために立ち返るべき、もう一つの戦後史!
  • 吉田茂 戦後日本の設計者

    吉田茂 戦後日本の設計者

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,980円 (税込)
    占領期のGHQとの交渉、経済的自立、国際社会への復帰という功績の一方で、吉田茂が残した戦後政治の矛盾は現代にまで尾を引いている。戦後最大の宰相が信じた「日本の進むべき道」とは何か。吉田茂の虚実に迫る著者渾身の大作。
  • 戦争という魔性 歴史が暗転するとき
    完結

    戦争という魔性 歴史が暗転するとき

    ビジネス・実用

    4.0
    全1巻1,870円 (税込)
    2022年のロシアによるウクライナ侵攻、2023年のイスラエルのパレスチナ侵攻、そして中国と台湾の緊張関係の深まりなど、世界はいたるところで激しい対立が生まれ、それ以外の地域においても一触即発の緊張が生まれている。 「明治維新から太平洋戦争敗戦まで77年、敗戦から2022年まで77年。いまは歴史の分岐点にあるように思える」 2022年刊行された『歴史が暗転するとき』(発行:日刊現代 発売:講談社)の中で、本書の著者である保阪正康氏はそう述べているが、そうした状況を見れば、まさに予見通りといっていい。敗戦後79年の間、新憲法下の日本は少なくとも戦争の当事者になることはなかった。しかしながら、さまざまな地域で紛争の火種が絶えない現在の世界情勢、国内に目を向ければ、自公政権主導の前のめりとも思える防衛政策、さらには国民の意識の変化などから、日本の「新しい戦前」を危惧する声も少なくない。 「戦争はいかにしてはじまり、いかなる結果を招くのか」 本書において、日本の近現代史研究の第一人者である著者は「戦争の真実」を、生の証言、埋もれた資料から抉り出す。戦闘員、民間人を含め数百万人ともいわれる日本人犠牲者はもとより、全世界で数千万人の犠牲者を出し、さまざまな国家に壊滅的な被害をもたらした“先の大戦”。この“先の大戦”を“先の先の大戦”にしないことを願う読者にとって、必読の書である。 -主な内容- 【第1章】 「日米開戦」への道 いつ?誰が?―――なぜ日本は無謀な選択に至ったのか 【第2章】 戦争の真の姿 軍国主義国家の指導者たちの迷走と暴走、そして国民の悲劇 【第3章】 いかにして戦争は終結に至ったのか? そのとき、天皇、指導者たちはこう動いた 【第4章】 「平民新聞」は時代をどう伝えたか 【第5章】 テロリズムの台頭と戦争 歴史を暗転させてきた暴力主義とその系譜
  • 明仁天皇と裕仁天皇

    明仁天皇と裕仁天皇

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    「君主」の父、「民主」の子。二人の象徴天皇。それぞれの「戦争と平和」に秘められた昭和史の真実。そこには、天皇家の〈父と子〉のみに伝えられる口承があった。講談社創業100周年記念出版。 「今までは、勝ち抜くための勉強、運動をして来ましたが、今度からは皇后陛下の御歌のやうに、つぎの世を背負つて新日本建設に進まなければなりません。それも皆私の双肩にかゝつてゐるのです。」――<昭和20年8月15日 明仁皇太子が書いた作文より> 「今度のやうな決心をしなければならない事情を早く話せばよかつたけれど 先生とあまりにちがつたことをいふことになるので ひかえて居つたことを ゆるしてくれ 敗因について一言いはしてくれ 我が国人があまりに皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである 我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである」――<昭和20年9月9日 明仁皇太子への昭和天皇の手紙より>
  • 昭和天皇(上)

    昭和天皇

    ビジネス・実用

    -
    1~2巻1,870円 (税込)
    戦前は「立憲君主」、戦後は「象徴天皇」として一貫した行動をとり続けた昭和天皇。その足跡をたどりつつ、日本という国、日本人にとっての天皇という存在の意義を改めて問い直す。上巻は誕生から太平洋戦争・終戦まで。
  • 戦後80年 わたしは、この言葉を忘れない

    戦後80年 わたしは、この言葉を忘れない

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    昭和史研究の第一人者が、貴重な証言と埋もれた資料から紡いだ「歴史の真実と教訓」! 2025年は「昭和100年」、「戦後80年」の節目を迎える。しかし、ロシアによるウクライナへの侵略戦争、ハマスに対するイスラエルの虐殺ともいうべき執拗な攻撃、中国と台湾の緊張などを歴史の視点で見ていくと、平和な戦後社会が訪れたとは決して言うことができない。 再び戦争の時代に陥らないために、我々が注意しなければいけないのは「言葉」だ。 近代日本史の戦争の時代には、呪われた「言葉」「用語」が使われた。「非国民」「玉砕」「皇国」「隣組」「本土決戦」「国民は無色」「兵隊さんよありがとう」などである。 戦後、日本社会はこうした用語を社会の公認の語とすることはなかった。その誇りをこれからも守り続けるために、こうした語の暴力性と背景を改めて検証し、心に刻んでおきたい。 狂気の産物ともいえるこれらの戦時用語が「正義の言葉」として使われた結果、無謀な戦争に巻き込まれていった人々の証言とともに、実証主義的姿勢で歴史に向き合う。 ◆第1部 国民を呪縛した7つの戦時用語 ①非国民 ②玉砕 ③皇国 ④兵隊さんよありがとう ⑤隣組 ⑥本土決戦 ⑦国民は無色 ◆第2部 死んでいった兵士たち、生き残った兵士たち ①戦陣訓 ②きけわだつみのこえ ③兵士たちの戦場体験
  • 世代の昭和史 「戦争要員世代」と「少国民世代」」からの告発

    世代の昭和史 「戦争要員世代」と「少国民世代」」からの告発

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    日本人の戦争体験の本当の意味を現代に手渡す。 現代史研究の第一人者が、世代論によって昭和史を見つめ直すライフワーク。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 関口宏・保阪正康の もう一度! 近現代史 戦争の時代へ

    関口宏・保阪正康の もう一度! 近現代史 戦争の時代へ

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    日清・日露戦争に勝利し、朝鮮半島、南樺太、そして南満州鉄道を手に入れた日本は、強大化した軍事力を背景に一等国の仲間入りを果たした。 迎えた大正時代は、政争に始まった。山縣有朋を筆頭とする明治の元勲・藩閥勢力と、議会政治の確立を目指す勢力が激しく争い、民衆もそれに呼応して護憲運動が起こった。 まもなくヨーロッパで第一次世界大戦が勃発し、ロシア、ドイツで革命が起こって帝政が崩壊すると、日本はその間隙を縫うようにして権益を確保しようと目論む。ドイツが支配していた中国の港湾都市・中国を強引に奪い取り、シベリアにも出兵した。 日本は、「遅れてきた帝国主義国家」となった。国力の伸長を国民も支持し、陸軍の暴走を追認する形で、軍事国家への道を歩み始める。 天皇の体調が思わしくなかった大正後期には軍事行動を自重していた陸軍も、昭和に改元されると、すぐさま満州事変を起こし、さらに柳条湖事変によって中国大陸の奥深くへと侵攻していく。 傀儡国家・満州国建設のため、清朝のラストエンペラー溥儀を天津の日本租界に匿い、日本の保護下に置いた。さらに男装の麗人と言われたスパイ・川島芳子が溥儀の妻・婉容を言葉巧みに連れ出し、満州国建設の準備を進める。 一方国内では血盟団事件、五・一五事件など要人をターゲットにしたテロ事件が続発、ついには、東京に戒厳令が敷かれる二・二六事件が勃発する――。 新興国・日本が経済力と軍事力に自信を深め、欧米列強に伍する新たな一等国として成り上がろうとした、野望の時代。 目的のためには手段を選ばずあらゆる謀略を駆使し、目を覆うような残虐行為が横行する一方、華やかな大正文化が勃興した大正~昭和11年初頭までを描く、大人気シリーズ待望の第二弾。
  • 関口宏・保阪正康の もう一度! 近現代史 明治のニッポン

    関口宏・保阪正康の もう一度! 近現代史 明治のニッポン

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    勝海舟、大久保利通、西郷隆盛、木戸孝允、伊藤博文ら数々の英雄たちが天皇を支え、築き上げた新国家・明治日本。 明治日本を知らなければ、現代の日本はわからない。 明治を形作ったひとり一人の素顔、新天皇の東京入城に沸いた庶民の姿、文明開化、岩倉使節団の珍道中に始まり、西南戦争、台湾出兵と世相は徐々に血なまぐさくなっていく。 軍部の強化に努めた新生日本は遅れてきた帝国主義国として列強の後を追い、日清戦争、日露戦争へと突入していく――。 激変に次ぐ激変、日本史のなかでもっとも面白く、生き生きとした時代の記録。
  • 昭和天皇実録 その表と裏1

    昭和天皇実録 その表と裏

    ビジネス・実用

    3.0
    1~3巻1,760円 (税込)
    2014年8月に宮内庁が公開した『昭和天皇実録』を丹念に読み抜き、昭和という時代、昭和天皇という存在をさらに深く記録する、昭和史研究者としての著者の満を持した試み。 著者は『昭和天皇実録』を、これまで民間に明らかにされなかった国家所蔵の記録を用いたものである点で極めて重要な文書としながらも、その記述にはさまざまな意図が隠されており、『昭和天皇実録』を真に意味あるものにするためには、 眼光紙背に徹した読解が必要だと言う。そこで著者は『昭和天皇実録』を歴史を追って読み込みながら、その都度、著者の昭和史への圧倒的な識見により拡充し、 これまでの歴史研究の成果と突き合わせてゆく。 本書は『昭和天皇実録』をテーマとしつつ、昭和史の新たなスタンダードを確定する画期的な一冊である。第1巻では昭和天皇の戦争体験を詳細に検証する。
  • 文春ムック 文藝春秋が見た戦争と日本人

    文春ムック 文藝春秋が見た戦争と日本人

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,700円 (税込)
    1 主役たちの肉声と手記 編・保阪正康 山本五十六が語るロンドン軍縮会議の内幕 私が見た元老西園寺公望 近衛文麿 松岡洋右、連盟脱退後の心境を明かす 「東洋のローレンス」の中国生活三十年史 土肥原賢二 東條英機 最後の日記  ほか 2 軍人たちの素顔 編・保阪正康 父、渡辺錠太郎を殺した軍人 渡辺和子 満洲事変を起こした板垣征四郎は泣き虫だった 板垣賛造 部下から見た石原莞爾の哲人的生涯 田中新一  ほか 3 作家たちの戦争 編・辻田真佐憲 菊池寛、軍神・西住戦車長の母に会う 岩崎栄 剣豪小説家 五味康祐の従軍記  「田辺写真館」焼失 母は強し 田辺聖子  ほか 4 戦場の証言 編・保阪正康 真珠湾までの山本五十六 福留繁 文藝春秋社員 戦場の手記 鷲尾洋三 吉川英治が将校たちに航空戦の実態を聞く 「マレーの虎」山下奉文、幻の手記 保阪正康  ほか 5 取材者たちの記録 編・辻田真佐憲 二・二六事件、被害者宅を連続訪問する 戦時下の銀座、浅草を飲み歩く 小野佐世男 頭山満、蒋介石と相撲を語る 鈴木氏亨) 生きている十三人の大将 村上兵衛 鎮魂曲・特攻の妻たち 澤地久枝  ほか 6 私の戦争体験 編・辻田真佐憲 特別対談 アスリートの見た戦場 沢村栄治×笹崎たけし 戦時下を生きた九人の記憶 三笠宮崇仁親王 中曾根康弘 水木しげる 千玄室 橋田壽賀子 美輪明宏 丹波哲郎 佐藤安枝 ドナルド・キーン 座談会 満洲のいちばん長い日 澤地久枝 ジェームス三木 藤原作弥 小澤俊夫 神代喜雄 福永こせい 天野博之 保阪正康 命からがら逃げた東京大空襲 半藤一利
  • 昭和史 七つの裏側

    昭和史 七つの裏側

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,699円 (税込)
    著者の執筆の基本は、「事実に触れた人物に会い、話を聞く」ことが第一である。この姿勢で、4000人以上の昭和史関係者を取材してきた。膨大な作品の中に取り入れたのは、残念ながらその一部に過ぎず、重要な証言や史料が、著者の手元にあふれている。著者はその一端を、自身が主宰する「昭和史を語り継ぐ会」の機関誌「昭和史講座」に掲載してきた。本書は、そこで掲載されたものの中から、昭和史ファン垂涎の7編を選りすぐり、一冊にまとめたものである。内容は、(1)「機密戦争日誌」はいかに保存されたか (2)「昭和天皇独白録」の正体 (3)学徒出陣壮行会で宣誓した学生代表の戦場(江橋慎四郎取材) (4)逆さまに押した判子と上司・東条英機(赤松貞雄取材) (5)「日本はすごい」と思っていなかった石原莞爾(高木清寿取材) (6)本当のところが知られていない東条英機暗殺計画(牛嶋辰熊取材) (7)陸軍省軍務局で見た開戦経緯(石井秋穂取材)の7編。
  • 太平洋戦争を考えるヒント

    太平洋戦争を考えるヒント

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,699円 (税込)
    集団的自衛権、歴史認識問題、ますますヒートアップする中・韓との摩擦……など、太平洋戦争における日本の行動に対し、議論が高まり、一部では有名人による「勇ましい言論」も声高に聞こえるようになってきた。そして、インターネットでの言論を中心に、それら「勇ましい言論」が急速に共感を得てきているようである。その中で著者は、「今こそ日本人は、冷厳な目を持って太平洋戦争を見つめるべきであり、語るべきだ」と真剣に訴える。著者は、太平洋戦争の戦いの当事者たち延べ4000人余りに、戦争の本当の姿をインタビューして回り、多くの著作や論文を執筆してきた。本書は、その中の評論文から選んだものをまとめた、著者にとっては2作目の評論集である。いずれもが、「太平洋戦争という歴史から何を学ぶべきか」という問題意識で統一されており、現代のような、議論百出の時代における、考えるヒントとして役立つことは間違いない。
  • 昭和天皇(上下合本)

    昭和天皇(上下合本)

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,676円 (税込)
    戦前は「立憲君主」、戦後は「象徴天皇」として一貫した行動を取り続けた昭和天皇。御製、会見、側近の証言など多岐にわたる貴重な資料をもとに、その八十七年の生涯を辿りながら、「昭和の意味」を浮き彫りにし、日本という国、天皇という存在の全体的意義を改めて問い直す。昭和史研究の第一人者による労作。 目次 プロローグ 崩御のとき――昭和六十四年一月 Ⅰ 帝王教育とヨーロッパ外遊 Ⅱ 軍部暴走の時代 Ⅲ 日米戦争突入へ Ⅳ 終戦、国民とともに Ⅴ 皇太子結婚と経済成長 Ⅵ ヨーロッパ再訪とアメリカ訪問 Ⅶ 天皇と経済大国日本 Ⅷ 寡黙な当事者 エピローグ 平成時代の幕開け  主要参考文献  関連年表 補章一 歴史になっていく「昭和天皇」 補章二 昭和天皇の秘められし「言語空間」  あとがき  文庫版あとがき
  • 昭和陸軍の研究 上

    昭和陸軍の研究

    ビジネス・実用

    4.0
    1~2巻1,650円 (税込)
    昭和陸軍はなぜ多くの錯誤を犯したのか。国家を滅亡の危機に陥れ、自らを解体に追い込み、国民に過酷な運命を強いた昭和陸軍とはどのような組織だったのか。500人余りの関係者の証言からその解明を試みた著者畢生の大作を復刊。著者の昭和史研究の原点にして頂点!
  • 帝国軍人の弁明 ──エリート軍人の自伝・回想録を読む

    帝国軍人の弁明 ──エリート軍人の自伝・回想録を読む

    小説・文芸

    -
    1巻1,606円 (税込)
    昭和の戦争を経験した陸軍軍人たちが書き残した書物は数多い。そこには開戦から終戦に至るまでの生々しい経緯、帝国陸軍内の空気、さらには戦後思想への評価など、当事者でしか描きえない貴重な証言の数々が見出される。石原莞爾、瀬島龍三、堀栄三、田中隆吉、遠藤三郎等々の著作を取りあげ、書き手の政治的立場や帝国陸軍内での地位、見識と教養、さらには語り手としての誠実さを見極めながら、第一級の昭和史資料を読み解く試み。
  • 「裏切りの近現代史で読み解く」歴史が暗転するとき

    「裏切りの近現代史で読み解く」歴史が暗転するとき

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,540円 (税込)
    2022年、ウクライナ時間の2月24日午前5時、ロシアはウクライナ東部への侵攻を開始した。このニュースは、全世界に衝撃を与えた。これに対して、米英仏独の主要西側国はウクライナへの武器供与、ロシアへのさまざまな経済制裁によるウクライナ支援を進めた。日本もまたロシアに対する経済制裁を開始した。だが、ロシアのプーチン大統領はこの侵攻について「ウクライナの非軍事化と非ナチス化」「自国を守る権利を持つ主権国家の決定」と正当化した。 侵攻当初、ロシア、ウクライナ両国による停戦協議も行われたが、合意は得られず、戦闘はまさに泥沼化の様相を呈している。 こうした世界状況の中、日本においては、「日本国憲法」のもと戦争放棄を定めた「平和主義」の見直しを求める声も高まりつつある。 「明治維新から太平洋戦争敗戦まで77年、敗戦から2022年まで77年」 本書の著者は、世界の動向を踏まえながら、2022年が歴史の大転換期として位置づけられるのではないか、と指摘する。 本書は、導入部としてロシアのウクライナ侵攻に触れつつ、「独裁者、謀略、裏切り」をキーワードに日本の近現代史の本質を鋭く抉ったものである。 -主な内容- ◆第1章「プーチンの背信」――ウクライナ侵攻の真相 ◆第2章「ヒトラーの正体」――その栄光と末路 ◆第3章「終戦・占領下の悲劇」――シベリヤ、そしてマッカーサー ◆第4章「指導者たちの真価」――歴史登場者の行方 ◆終 章「裏切られた者たち」――戦争の実相と庶民の抵抗
  • 愛する人を喪ったあなたへ

    愛する人を喪ったあなたへ

    小説・文芸

    -
    1巻1,540円 (税込)
    著者は22歳の息子を突然、喪った。悲しみが幾重にも襲う。茫然自失、理不尽さへの怒り、そして最後には希望の曙光が――。大切な人の喪失後に、傷ついた心はどんな段階を経て癒されるか。十数年前のこの痛切な体験を克明に記した渾身作に大幅加筆して復刻。大震災で身寄りを喪い、けなげに生き抜こうとする人々に、どう声をかけ、どう寄り添ったらいいか得心できる。「鎮魂と再生」を願っての緊急出版。
  • 未来は過去のなかにある─歴史を見つめ、新時代をひらく

    未来は過去のなかにある─歴史を見つめ、新時代をひらく

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦争のない「冷戦」を享受できたのは、アジアでは日本だけであり、それは例外的状況だった! その結果として、60年以上にわたる稀有な繁栄と平和がある。その光と影を知ることは、われわれの義務ではないだろうか。 ■本文より 過去のなかには失敗したことも成功したことも含めて、さまざまな人類の叡知、知恵があると思うんです。それを読み取って自分のものにする。そのときになにを大事にするかといったら、“誰がなにを言ったか”よりも、“どんな事実があったか”です。(澤地久枝) わたくしたちはひとつの国の歴史だけではなく、また隣国の歴史はもちろんのこと、遠いヨーロッパで起きた、その歴史をもしっかりと学びながら、いまのこのキナ臭い状態にたいして、なにが未発の可能性としてありうるのかを真剣に考えなければなりません。(姜尚中) 私たちは前の時代の歴史の声に耳を澄ますと同時に、後の世に向けて歴史の声をつぶやきつづけなければいけない。そのために私たちは、日常のなかでつねに意識的であることが大事ではないか。(保阪正康) ※北海道新聞では保阪正康さんの監修のもと、「≪道新フォーラム≫現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」という企画を2009年から継続しています。これまでに半藤一利、立花隆、澤地久枝、姜尚中、香山リカなど各氏が講演し、聴衆と活発な討論を重ねてきました。本書はその活字化の第2弾として2010年のフォーラムをお届けするものです。 ≪道新フォーラム≫活字化 第2弾 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 体験から歴史へ─〈昭和〉の教訓を未来への指針に

    体験から歴史へ─〈昭和〉の教訓を未来への指針に

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数百年単位の大きな時代の転換点にあって、日本と日本人はなにを手がかりとし、いかに進むべきなのか。日本人の体験を世界の教訓とするために。――人はいつしか記憶を美化し、記録を恣意的に読みはじめる。その誘惑に抗うものこそ知性である。 ※北海道新聞では保阪正康さんの監修のもと、「≪道新フォーラム≫現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」という企画を2009年から継続しています。これまでに半藤一利、立花隆、田城明、澤地久枝、姜尚中、香山リカの各氏が講演し、聴衆と活発な討論を重ねてきました。本書は2009年6月に初めて開かれたフォーラムの熱気をお届けするものです。 ≪道新フォーラム≫活字化 第3弾
  • 戦争と天災のあいだ─記録の改竄、記憶の捏造に抗して

    戦争と天災のあいだ─記録の改竄、記憶の捏造に抗して

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見たくないものにしっかりと目を向けることから、はじめて希望は生まれてくる!――大震災はこの国の社会システムの欠陥を白日の下にさらけだした。それは67年前に克服したはずのものだったのに。反省と新たな決意! ※北海道新聞では保阪正康さんの監修のもと、「道新フォーラム~現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」という企画を2009年から毎年、発信しつづけています。これまでに半藤一利、立花隆、澤地久枝、姜尚中の各氏が講演し、聴衆と活発な討論を続けてきました。本書はその活字化の第1弾として2011年のフォーラム「20代と考える戦争と大震災」 をお届けするものです。 ≪道新フォーラム≫活字化 第1弾 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「愛国」のゆくえ─「戦後」の無意識とトラウマ

    「愛国」のゆくえ─「戦後」の無意識とトラウマ

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自由の謳歌と敗北の屈辱と……ふたつの相反する感情があざなって「戦後」の時空間は形成された。ふとしたことから噴出するわれわれの無意識とナショナリズムの関係に光をあてる。――「歴史認識」のぶつかりあいが必至なこれからの時代にあって、日本人はなにを思考の土台に据え、言葉を発していけるのか。 【本文から】 国家がもっている記憶の集積としての歴史について、それに一定の敬意を払うことは当然ですが、それに服従しなければいけない、それと一致しなければならないという歴史教育はおかしい。みずからが、国家がもっている記憶の集積にたいして、地域や家族の記憶を突き合わせて「どこがどうちがうんだろうか」と自律しながら見ていく目は必要ですね。(保阪正康) 地益を地域のなかに生きている人びとがしっかりと自覚し、その地益に基づいて、地域と地域とが広域的に結びつく可能性に開かれていくならば、われわれは歴史の轍を踏まないで、これからの未来に、若い世代に、新しい日本、新しい朝鮮半島の可能性を用意してあげられるのではないかと思います。(姜尚中) このところの憲法を変えろという議論に象徴される、威勢のいい、勇ましい傾向は、ある種の葛藤、集合的な無意識だと私は思っているんです。みんながほんとうに本質的にこれが正しいと思って論理的に選択しているのではなく、「見たくないもの」を回避するための症状ですね。(香山リカ) ※北海道新聞社は、2009年から毎年さまざまなゲストを招いて道新フォーラム「現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」を札幌で開催、基調講演と討論、参加した若い人たちとの質疑を通して昭和史の教訓を今後にどう生かしていくかを考えてきました。今回は2012年11月25日に保阪正康、姜尚中、香山リカの三氏を招いて札幌の道新ホールでおこなわれたフォーラムの詳報です。 ≪道新フォーラム≫活字化 第4弾 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「ポスト戦後」を生きる─繁栄のその先に

    「ポスト戦後」を生きる─繁栄のその先に

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 苦しく不透明な生活実感と偏狭なナショナリズム。ふたつが容易に結びつく空気が世を覆いつつある。それをどう回避し、乗り越えるのか――もはや「一億総中流」の時代は去った。そして、広がる格差とみえない構造への憎しみ。これが「戦後」の理想の結果なのか? 生きづらさの実感を、東アジア世界と歴史の中に位置づける。 ※北海道新聞社は、2009年から毎年さまざまなゲストを招いて「≪道新フォーラム≫現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」を札幌で開催、基調講演と討論、参加した若い人たちとの質疑を通して昭和史の教訓を今後にどう生かしていくかを考えてきました。今回は2013年11月4日に保阪正康、姜尚中、雨宮処凛の三氏を招いて札幌の道新ホールでおこなわれたフォーラムの詳報です。 ≪道新フォーラム≫活字化 第5弾 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 天皇陛下「生前退位」への想い

    天皇陛下「生前退位」への想い

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,430円 (税込)
    サンデー毎日に短期集中連載中の「天皇陛下『生前退位』を解読する」に加筆して単行本化する。 7月13日、天皇が天皇の位を生前に皇太子に譲る「生前退位」の意向を示していると報じられ、このニュースは日本全国に衝撃を与えた。戦後社会と日本国憲法に合致する新しい天皇像を築いてきた現天皇は、なぜ今、退位の思いに至ったのか。長年、近代天皇制を研究し、現天皇と深い交流もある著者は、「生前退位」は、天皇が改憲への潮流を憂慮してなした決意である可能性を指摘する。現天皇は、安保法制から改憲に向かって戦争への警戒心をなくしてゆく社会状況に抗するかのように、太平洋戦争の犠牲者を追悼し慰霊する旅を続けてきた。また、近代日本においてはじめて、天皇制を民主主義の下に置くことを徹底してきた。自民党の改憲案では天皇を再び国家元首にしようとしているが、天皇はこの政体転換に強い批判を持っているだろうと著者は言う。 一方で、天皇は、平和を求める精神を皇太子に継承できたという安堵の思いも持っているのではないかと著者は見る。また、大正天皇と昭和天皇の最晩年、天皇がその役割を果たせなくなって摂政が置かれ、天皇の存在が稀薄化した時代から、現天皇は歴史の教訓を学んでいるのだろうと推察する。このあたりの歴史的検証は著者の面目躍如たるものがある。 天皇と著者の数年間にわたる交友が、会見記の形で書かれることも本書の特別な価値になると思う。 巻末に、「サンデー毎日」に一部掲載された青木理氏との対談「日本国憲法の『天皇条項』を見直せ」の完全版を収録する。読者は、天皇と憲法と民主主義をめぐる新たな思考に触れることになるだろう。
  • 昭和の戦争と独立

    昭和の戦争と独立

    小説・文芸

    -
    1巻1,430円 (税込)
    太平洋戦争そのものを個々の戦闘の集大成と見ることで、軍事とは本質的にどのような意味を持つのかを検証。また、昭和29年9月に調印された講和条約の発効により国際社会に復帰した折りの日本の政治・外交の局面を俯瞰。
  • 失敗の本質 日本海軍と昭和史【毎日文庫】

    失敗の本質 日本海軍と昭和史【毎日文庫】

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,320円 (税込)
    日本海海戦から大和特攻まで エリートたちの栄光と限界 国民の憧れであった巨大エリート組織・日本海軍の実像を長く未公表だった新証言から読み解いた新たな海軍史。連合艦隊、軍令部、海軍省の不和。大艦巨砲主義か航空主兵か、艦隊派と条約派の対立、海軍人事を握る皇族元帥の存在――語られぬ〝サイレント・ネイビー〟の内幕。陸軍の圧力に屈し、心ならずも開戦に踏み切った悲劇の海軍という「神話」はいつ生まれたのか。ミッドウェー、マリアナ、レイテ沖海戦での提督たちの決断の誤りはなぜ起きたのかを昭和史研究の泰斗が縦横に語り尽くした白熱の対談。
  • 平成と天皇

    平成と天皇

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    平成はどのような時代として語り継がれるか。 天皇は何を守り、何を変えようとしたのか。 その手がかりは、この時代に築かれた新しい象徴像にある。 即位から最後の誕生日記者会見に至るまで、 天皇の歩んだ三十年間の足跡を辿り、 平成史の本質を明らかにする、 第一級の論客による決定的議論。
  • 賊軍の昭和史

    賊軍の昭和史

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    薩長(さっちょう)史観に隠された歴史の真実! “官軍(かんぐん)”が始めた昭和の戦争を“賊軍(ぞくぐん)”が終わらせた!! 鈴木貫太郎(関宿)、石原莞爾(庄内)、米内光政(盛岡)、山本五十六(長岡)、井上成美(仙台)……など、幕末維新で“賊軍”とされた藩の出身者たちの苦闘を通して「もう一つの昭和史」を浮かび上がらせた異色の対談。 奥羽越列藩同盟など、幕府方につき新政府軍(官軍)抵抗した藩は、維新後「賊軍」としてさまざまな差別を受けた。その藩士の子息たちは、陸軍、海軍で薩長閥によって非主流派に追いやられ、辛酸をなめることになる。 やがて昭和に入り、日独伊三国同盟に反対した海軍の米内、山本、井上の賊軍トリオは、主流派である薩長閥に抗しきれず開戦を迎える。 そして、“官軍”が始めた無謀な戦争により滅亡の瀬戸際まで追い込まれた日本を救ったのは、鈴木貫太郎、米内光政ら賊軍出身者だった――。 新視点からあの戦争の真相を読み解き、いまに続く“官軍”的なるものの正体を明らかにする。 ★著者の言葉 半藤一利 「あの戦争で、この国を滅ぼそうとしたのは、官軍の連中です。もっとも、近代日本を作ったのも官軍ですが……。 この国が滅びようとしたとき、どうにもならないほどに破壊される一歩手前で、何とか国を救ったのは、全部、賊軍の人たちだったのです。」 保阪正康 「太平洋戦争を批判するとき、実は薩長政権のゆがみが継続していた点は見逃せないのではないでしょうか……。 薩長閥の延長にある軍部を(賊軍の官軍的体質といったものまで含めて)批判するという視点がそのまま持ち込めるように思います。」
  • 日中韓を振り回すナショナリズムの正体

    日中韓を振り回すナショナリズムの正体

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    昭和史の泰斗2人が、いま日中韓で燃え上がるナショナリズムの実体について分析。背景にある歴史問題を直視し、憎悪の連鎖に歯止めをかけるための提言を行う。そして、他国に振り回されず権力に踊らされない、健全な日本人のナショナリズムの在り方についても示す――。大好評『そして、メディアは日本を戦争に導いた』に続く迫真の対談。 【主な内容】 はじめに 今こそ、歴史の教訓に学ぶ  半藤一利 プロローグ 「国家ナショナリズム」が「庶民ナショナリズム」を駆逐する 第一章  現代日本のナショナリズムが歪んだ理由 第二章  近代史が教える日本のナショナリズムの実体 第三章  中国と韓国の「反日感情」の歴史背景 第四章  現代の中国および韓国のナショナリズム 第五章  将来に向けての日本のナショナリズム おわりに 憂うべき端境期にある日本社会  保阪正康
  • 昭和史、二つの日

    昭和史、二つの日

    小説・文芸

    -
    1巻1,320円 (税込)
    昭和16(1941)年12月8日の太平洋戦争の開戦と、昭和20(1945)年8月15日の敗戦。開戦と敗戦の日への道筋、あるいはこの二つの日はどのような日であったのか、幾つかのエピソードを交えて語る歴史エッセイ。
  • 新・天皇論

    新・天皇論

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,300円 (税込)
    新たな議論はここから始まる。平成から令和へ。天皇の代替わりに併走し、同時進行形で書かれた稀有なる思索。天皇と皇后の役割、父と子の皇位継承物語、天皇とアメリカ、天皇と戦争、皇室と恋愛など、斬新な視点で天皇制の歴史と未来を照らす。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽

    虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,166円 (税込)
    創られた英雄、偽りの名将。 隠蔽された失敗、糊塗された責任。 戦後、陸海軍は歴史修正(メイキング)を如何にしたのか? 現代史家を代表する三人が事実だけでなく、虚構を生む土壌まで考察する。 珠玉の昭和史検証。 石原莞爾の戦場経験は乏しく、指揮能力は疑わしい。 山本五十六は「戦争に反対」ではなく「負ける戦争に反対」だっただけ。 海軍善玉論に石原莞爾名将論。否定されて久しいが、未だに根強くイメージが残っているものだ。 それらはなぜ誤っているのか?また、なぜ生まれ、流布され、信奉者を生み出し続けるのか? さらに瀬島隆三、源田実、奥宮正武、黒島亀人など、事実の隠蔽や改竄を行った人物を俎上にあげ、 『山本五十六』『坂の上の雲』が触れなかった事柄から虚構を生んだ土壌までも考察する。 旧軍人の証言を直に聞いてきた三人が秘話を語りつくす! ■石原の戦争観や戦争論も留学時代の知識の受け売りだった ■瀬島龍三は保阪正康に買収を仕掛けてきた ■阿川弘之『山本五十六』旧版の絶版は、「事件」と呼ぶのがふさわしい ■「その後の秋山真之」を司馬遼太郎が書かなかった理由 ■特攻の作戦計画を練ったのは源田実と黒島亀人だった ■最初の特攻要員を志願だったことにしたい海軍軍令部が行った詐術 ■辻政信の著作は研究者の参考にならない ■『トラトラトラ』を書いたプランゲも黒島に騙された ■敗北に学んだように見せかけて、敗戦原因をぼかした源田実 【目次】 まえがき 第一章 怪しげな戦史の作者たち 第二章 真相の暴露を恐れる人々 第三章 創られた英雄・山本五十六 第四章 戦史はこうして上書きされる 第五章 「海軍善玉論」 が覆い隠したこと 第六章 平和国家の忘れもの あとがき
  • 五・一五事件 橘孝三郎と愛郷塾の軌跡

    五・一五事件 橘孝三郎と愛郷塾の軌跡

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,152円 (税込)
    五・一五事件は軍国主義の幕開けになり、日本ファシズムの導火線となったとされる。単なるテロ事件に終始せず、多くの農民が実行犯の減刑を嘆願した事件の背景には、注目すべき”大衆”の情緒があった。人道主義の系列にあった橘孝三郎と愛郷塾が、五・一五事件と結びついたのはなぜか。本人への取材に基づき、歴史を変えた大事件を検証する。
  • 仮説の昭和史 戦中・占領期編【毎日文庫】

    仮説の昭和史 戦中・占領期編【毎日文庫】

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    あえて歴史にIFを持ち込み伝えたかった もう一つの「昭和」のかたち 栗田艦隊のレイテ湾への突入、 日本の原爆開発の成功、 昭和天皇の終戦直後の退位、など 歴史の深みを伝える現実性の高い「IF」 仮説を立て考えてみることで、より鮮明に見える昭和史の実像。もし、米軍のガダルカナル島上陸を本格的な反抗の始まりと日本が認識していたら/レイテ湾へ栗田艦隊が突入していたら、マッカーサーは戦死していたか/昭和天皇のバチカン和平工作が成功していたら/二・一ゼネストが決行されていたら/日本語のローマ字表記が強制されていたら、日本はどうなった?
  • 仮説の昭和史 戦前・日米開戦編 【毎日文庫】

    仮説の昭和史 戦前・日米開戦編 【毎日文庫】

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,100円 (税込)
    もし、あの時......ならば、日本は変わった!? 二・二六事件への対応、 三国軍事同盟の可否、 真珠湾攻撃後の油断、など 昭和史研究の第一人者が説く、もう一つの「日本」 現代に至るその後の日本のかたちを決めた昭和史の決断を仮説で検証。もし、五・一五事件の決行者が厳罰に処されていたら軍部の政治介入は防げたか/二・二六事件に際し昭和天皇が直接鎮圧部隊を率いていたら/中国での日本軍の蛮行を国民が知ったなら/ルーズベルトの和平を願う親電が早く昭和天皇に届いていたら......。空想、虚構ではなく起こり得た仮説。
  • 保阪正康と昭和史を学ぼう

    保阪正康と昭和史を学ぼう

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    第一人者に学ぶ、本当の昭和史とは―― 昭和史研究の第一人者である著者が、2000年以降に月刊『文藝春秋』誌上に寄稿してきた怜悧な論考の数々、さらには繰り広げてきた対談、鼎談、座談会、計100本余から15篇を精選して集成。その多岐にわたる内容は縦横に古今東西を往還し、その揺るぎない筆致は激動の時代に役割を負った人間を見つめる厳しさと温かさに満ちている。 東條英機、瀬島龍三、後藤田正晴、二・二六事件、真珠湾攻撃、シベリア抑留、昭和天皇の御聖断……。さらには天皇御製で読み解く昭和、帝国陸軍軍人の品格、戦艦大和と福島原発など、日本近現代史のエッセンスを学びつつ、著者の昭和史研究の原点と矜持にもふれる昭和100年、戦後80年の特別企画。
  • 山本五十六の戦争【毎日文庫】

    山本五十六の戦争【毎日文庫】

    小説・文芸

    -
    1巻1,100円 (税込)
    悲劇の提督への哀悼の念を込めた画期的な評伝 撃墜死として美化された地上での死の淵で山本は何を思ったのか。 賊軍とされた長岡藩の出身、日本海海戦の経験を経て、海軍随一の国際派として対米戦回避を信念としながらも真珠湾攻撃の指揮をとった航空戦略の第一人者の人生の航跡。 山本の無念の心中に哀悼の念をこめて、山本の悲願であった「幻の講和内閣」による終戦の可能性を問う、昭和史研究の泰斗の山本五十六論。
  • 田中角栄の昭和

    田中角栄の昭和

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    昭和の時代は3人の首相で総括できる。東条英機、吉田茂、田中角栄だ。では田中は、日本人のどんな姿を映し出しているだろうか。精神なき物量社会を作り上げた異能宰相の軌跡を、昭和史研究の第一人者が歴史の中に正しく位置づける。解説は春名幹男氏。
  • 新編 後藤田正晴 異色官僚政治家の軌跡

    新編 後藤田正晴 異色官僚政治家の軌跡

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,047円 (税込)
    政治家として自民・非自民の双方から敬意を集めた後藤田正晴。旧内務省官僚、浅間山荘事件など治安の総帥として指揮を執り「カミソリ」と呼ばれた警察官僚を経て、内閣官房長官時代には自衛隊海外派遣に強く反対した。律儀で真摯で明瞭な生き方を振り返り、氏の歴史的普遍性に迫る。
  • テロルの昭和史

    テロルの昭和史

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,034円 (税込)
    青年たちの「義挙」に民衆は拍手したーー。 血盟団事件、五・一五事件、神兵隊事件、死なう団事件、そして二・二六事件……。 なぜ暴力は連鎖し、破局へと至ったのか? 昭和史研究の第一人者による「現代への警世」。 【本書の内容】 ・「安倍晋三銃撃事件」と昭和テロの共通点 ・「正義を守るための暴力」という矛盾 ・現代の特徴は「テロの事務化」 ・ピストルではなく短刀にこだわった将兵 ・「三月事件」と橋本欣五郎 ・「血盟団」井上日召の暗殺哲学 ・五・一五事件の「涙の法廷」 ・昭和テロリズムの「動機至純論」 ・愛郷塾の存在と「西田税襲撃事件」 ・言論人・桐生悠々の怒り ・大規模クーデター計画「神兵隊事件」 ・罪の意識がまったくない相沢一郎 ・血染めの軍服に誓った東條英機 ・「死のう団」のあまりに異様な集団割腹 ・二・二六事件が生んだ「遺族の怒り」 ・一貫してクーデターに反対した昭和天皇  ……ほか 【本書の目次】 序章:昭和テロリズムから見た安倍元首相銃撃事件 第一章:残虐のプロローグ――三月事件から血盟団事件へ 第二章:昭和ファシズムの形成――五・一五事件が歴史を変えた 第三章:暴力の季節への抵抗者たち――ジャーナリスト・桐生悠々と政治家・斎藤隆夫 第四章:「血なまぐさい渇望」のクロニクル――神兵隊事件から永田鉄山刺殺事件まで 第五章:国家暴力というテロリズム――死のう団事件の異観 第六章:テロから戦争への転換――二・二六事件の残虐さが意味すること 不気味な時代の再来を拒むためにーーあとがきにかえて

ユーザーレビュー

  • 戦争の近現代史 日本人は戦いをやめられるのか

    Posted by ブクログ

    勝てる見込みのない戦争に国民を引きずり込んだのは、すべて当時の軍関係者の責任と整理できれば楽なんだろうけど、昭和史の泰斗である著者の考えを聞いていると、日本人そのものの宿痾ではないかという気がしてくる。戦争学を持たないというより、そういう高尚な大人の振る舞いがそもそもできない国民性なのではないか。憲法9条を守れば平和が保障されるかのように叫ぶ連中や日本の正当性のみを声高に主張する連中を見ていると、日本が世界の"鼻つまみ者"にならなければいいがと暗澹たる気持ちになる。

    0
    2026年08月29日
  • 世代の昭和史 「戦争要員世代」と「少国民世代」」からの告発

    Posted by ブクログ

    この本は「世代」に着目して昭和史を語るという、興味深い切り口の一冊です。大正10年〜13年生まれの人たちが受けた過酷な運命や、それぞれの世代が受けてきた教育の実態など、昭和という時代を違った角度から見ることができました。

    戦後、軍隊式教育を行っていた教師ほど民主主義への転身が早かったという事実や、軍人が一般国民を「棄民」として扱う現実、少年兵にも特攻隊と同様に「自ら志願した」という形をとらせるやり方が常態化していたことなど、新たに知ることも沢山ありました。

    様々なエピソードを通して歴史を知ることができ、重いテーマを扱いながらも、あっという間に読み終えました。昭和史を改めて考えるきっかけになる、面白い一冊でした。

    0
    2026年08月28日
  • 虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「海軍善玉論」は知らなかったので目からうろこ状態でした。今まで読んできた本に、そういうフィルターがかかっていたのかと実感。日本海軍は山本五十六の戦死で臭いものに蓋ができたとうことか? また黒島亀人の「戦藻録紛失事件」が隠ぺい工作だったとは。陸軍が悪玉で、海軍はまともなのかと思っていましたが、海軍も陸軍に負けず劣らず・・・
    吉村昭氏が「もともな戦争の証言が取れないから、戦記物は書かない」と言っていたというのには納得。吉村昭氏の本は好きで読んでいましたから。

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    2026年08月08日
  • 虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽

    Posted by ブクログ

    軍事学、歴史の泰斗達による質の高い鼎談。山本五十六、石原莞爾について、海軍善玉論などの定説を冷静に冷徹にぶった斬る。
    陸自と異なり海軍から継承された海上自衛隊、さらにいわゆる知識人や国民の軍事知識の欠如の指摘などマニア向けよりもっと深い内容。
    従前の定説をアップデートする必要に迫られる一冊。

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    2026年08月08日
  • 戦後80年 わたしは、この言葉を忘れない

    Posted by ブクログ

    言葉が国民の思考を形成していく恐ろしさが伝わってきた。自由に考え、自由に表現できる。現在は本当再生してに幸せだと思う。

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    2026年06月15日

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