作品一覧

ユーザーレビュー

  • ストーンサークルの殺人

    Posted by ブクログ

    これまで読んできた海外小説の中で一番読みやすかった。
    文体もそうだが、人物造形が良かった。
    日本人にも理解しやすい性格というか、海外小説の探偵みたいに小難しく古風ぶっているのではなく、現代に即した姿が分かりやすかった。
    また、ポーとティリーの関係性が正反対だからこそ会話も妙にテンポが良く、疲れることなく読むことができた。
    探偵小説のような謎に対して頭脳で挑むようなものではなく、事件に対し真摯に一つずつ精査していくのも良かった。
    ポーと同じ感覚が常に味わえた。

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    2025年12月01日
  • ストーンサークルの殺人

    Posted by ブクログ

    ミステリーとして論理が飛躍せず、真相に辿り着く過程に隙が無くて面白かった。ポーとブラッドショーのキャラクターもやり取りもとても好みだった。動機づけもくどくなく、十分に推し量れて良かった。
    英国ミステリーのドライな会話や皮肉混じりのユーモアや、土地や歴史が絡む世界観などの空気感の違いに惹かれた。

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    2025年11月26日
  • ストーンサークルの殺人

    Posted by ブクログ

    海外ドラマを見ているかのようなテンポで話が進んでいき、とても面白かった。かなり厚みのある本だったが、区切りが細かく非常に読みやすい。
    描写も丁寧で頭にその情景が浮かんできて、どんどんと読み進めてしまった。
    凄惨な事件の捜査を進めていく中で、次々と明らかになっていく事実に次の展開が気になって飽きることなく読み終えることができる作品だった。

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    2025年11月24日
  • デスチェアの殺人 下

    Posted by ブクログ

     暗号に記された意味、徐々に明らかになっていく事件の全容、『講座』に隠された陰惨かつ嫌悪感を催す儀式の正体、迫り来る重大犯罪分析課解体の危機など事件の真相とどのようなラストを迎えるのかドキドキしながら読み進め、二転三転では終わらない驚きの連続と意外性抜群のラストが堪らなかった。

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    2025年11月23日
  • デスチェアの殺人 上

    Posted by ブクログ

     カルト教団の指導者の殺人事件、遺体に刻まれた解読不能な暗号、十五年前の未解決事件、カルト教団で行われる謎の『講座』、果ては上層部から送り込まれたスパイとの合同捜査という不穏なピースが散りばめられたワシントン・ポーシリーズの長編で、捜査が進むごとに深まる謎や帯の「最後の事件」の不穏な響きでどうなるのかドキドキしながら読み終えた。詳しい感想は下巻で。

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    2025年11月22日

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