山本七平の作品一覧
「山本七平」の「「空気」の研究」「日本教は日本を救えるか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山本七平」の「「空気」の研究」「日本教は日本を救えるか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【書名と著者】
「空気」の研究
山本七平
【目的】
空気が云々というけれど、一体全体どういうことなのか。この空気の状態に肉薄するには本書を読まねばならないと思った。
空気に対する読む前の認識は以下。
空気とは、共同体の維持に寄与する主体なき意思決定の作用である。
共同体内の利害関係の対立が強ければ強いほど、作用が強い。
空気は客観的なデータ、事例、理論を超越して意思決定に関与する。
特徴は3つある。
・意思決定は権力者にとって都合のよいものである傾向が強い。
・権力者は意思決定の判断に対して、結果責任を負わない。
・権力者以外の共同体の構成員は意思決定が吉と出れば僅かの恩恵を享受するが、凶と
Posted by ブクログ
小松真一氏の虜人日記などの記述から当時の日本の問題を論理的に考えられた作品。
当時の日本軍が悲惨で残酷な状況であったかがよくわかるものだった。いかにアメリカとの戦争が無理なものであったか、いかに杜撰な体制でのぞまれた戦争であったのかが分かるものとなっている。戦争から80年以上たっていて、戦争を体験した人はほとんど居なくなっている今日、戦争の恐ろしさを知れるとても良い本であると感じた。
また、現代にも通ずる問題が色々と書かれていて考えさせられるものだった。自分がまったく意識すらしていなかった問題などもあり、多くのことに気付かされた。この問題はどのように解決したらいいのだろうかと考えながら読むのも
Posted by ブクログ
文字がぎっちり詰まっている。難しい。分からん。こんなに難しい本だとは思わなかった。
開始数ページで既に「空気」がゲシュタルト崩壊した。空気とは何か。改めて考えると、辞書的な意味も取れなくなる。
以下、本書を読んだ私の理解。
「空気」とは自身の外部にある判断基準であり、共同体の中で共有しているものであり、客観的な事実とは無関係の、みんなで支える虚構である。
事実をもって「空気」に「水を差す」ことはできるが、その水を差せるという「自由」自体が空気を作り出しているので、水を差したところで問題は解決しない。
うーん、人に説明できない。誰かに解説してもらいたい。