前川ほまれの作品一覧
「前川ほまれ」の「在る。 SOGI支援医のカルテ【電子版特典付き】」「藍色時刻の君たちは」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
すごい作品に出逢った。
震災から15年のこの時期に読めて良かった。
ヤングケアラーについても、
東日本大震災についても、
パニック症などの精神病についても、
リアルに、でも分かりやすく描かれている。
あとがきまで含めると全346ページ、1ページに上下2段なのでなかなかの長編だけど、ゆっくりじっくり関われた事、正解だったと思った。
これから付箋した箇所や気になった言葉などを「読書ノート」に拾っていこうと思う。
とにかく、あの東日本大震災を経験した者として、そして、子を持つ一人の親として、沢山心を震わせていただけた作品。
おまけ
看護師という職業と「ほまれ」というお名前で勝手に著者は女性と思っ
Posted by ブクログ
☆4.5
久しぶりに小説で泣いたな。死が纏う孤独というか、寂しさを感じた。いつか訪れるそれを想像して悲しくなった。交通事故で亡くなった同級生を思い出して、胸が窄んだ。私はどんな風に死ぬのか。とにかく色々な思いがあって泣いてしまった。もしかしたらそこには、死に対する本能的な恐怖もあったかもしれない。
そんな思いを抱けるほどのリアリティのある描写だった。
主人公の浅井はなんというか、かたはらいたしなキャラクターだけれども。「オイオイそれはねーだろ!」という行動をわざと取らせているようにも思える。最終的にはそこが良いなあ、となるのであった。
追記
「寿司を食いたい。でも我慢。」ってとこでなんか泣い
Posted by ブクログ
タイトルの『在る。』
しっかりと句点で区切られたこの言葉に、著者の思いがこもっているように感じました。
前川ほまれさんの小説は3冊目です。
看護師としての視点から書かれた内容に、いつも自分の知らないことへの気づきをもらっています。
SOGIとは、すべての人の性のあり方を表す包括的概念だそうです。SOGI支援外来は、セクシャルマイノリティのからだとこころの健康をサポートしている場です。読者の私は、この言葉を初めて知りました。
この本では、自分の性を自覚したときにマイノリティな立場で、どれほど悩み、周りに苦しめられるのかが書かれていました。連作短編集のなかの登場人物達を、SOGI支援医の海野