前川ほまれの作品一覧
「前川ほまれ」の「藍色時刻の君たちは」「明日町こんぺいとう商店街」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
☆4.5
久しぶりに小説で泣いたな。死が纏う孤独というか、寂しさを感じた。いつか訪れるそれを想像して悲しくなった。交通事故で亡くなった同級生を思い出して、胸が窄んだ。私はどんな風に死ぬのか。とにかく色々な思いがあって泣いてしまった。もしかしたらそこには、死に対する本能的な恐怖もあったかもしれない。
そんな思いを抱けるほどのリアリティのある描写だった。
主人公の浅井はなんというか、かたはらいたしなキャラクターだけれども。「オイオイそれはねーだろ!」という行動をわざと取らせているようにも思える。最終的にはそこが良いなあ、となるのであった。
追記
「寿司を食いたい。でも我慢。」ってとこでなんか泣い
Posted by ブクログ
タイトルの『在る。』
しっかりと句点で区切られたこの言葉に、著者の思いがこもっているように感じました。
前川ほまれさんの小説は3冊目です。
看護師としての視点から書かれた内容に、いつも自分の知らないことへの気づきをもらっています。
SOGIとは、すべての人の性のあり方を表す包括的概念だそうです。SOGI支援外来は、セクシャルマイノリティのからだとこころの健康をサポートしている場です。読者の私は、この言葉を初めて知りました。
この本では、自分の性を自覚したときにマイノリティな立場で、どれほど悩み、周りに苦しめられるのかが書かれていました。連作短編集のなかの登場人物達を、SOGI支援医の海野
Posted by ブクログ
2023年度山田風太郎賞受賞作品です。
宮城県出身で看護師でもある著者の強い思いが感じられた作品でした。ヤングケアラーの高校生達のことが書かれた二段組の小説に、ぐいぐい引き込まれました。
精神を病んだ家族がどういう感じなのか、世話をすることがどれほど大変なのか。同情や憐れみ、褒めることはして欲しくないという気持ち。当事者にならないとわからないことを小説で知ることができました。
読み進めると、3人の高校生達の忙しい日々を東北大震災が襲いました。震災のときの記述はとてもリアルで、当事者以外が簡単にわかるとか、忘れないとか言ってはいけないと思いました。
その後、再会したあとの3人が揃って故郷を