作品一覧

  • 食べすぎる世界――なぜ私たちは不健康と環境破壊のサイクルから抜け出せないのか
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    あなたが“選んだ”その一口が、 私たちの未来を喰い尽くす 食品ロス、超加工食品、肉食、農業と気候変動、格差…… 食をめぐる意外な事実の数々と、私たちが今できること。 ・食料安全保障=食料自給率ではない ・甘いお菓子と母乳は、脂質:糖質比率が同じだから、やめられない ・所得水準が低いほど、健康的な食事を「選択」するのは困難 ・肉を食べたいから、動物の痛みを控えめに考える ・地球に良いものが、体に良いとは限らない ・農作物を栽培しない農家を助成する効果 イギリスで話題になった「国家食料戦略」の立役者が、 複雑で巨大な食の舞台裏に切り込む! 「あなたが選んで買って食べるものはどれも、この巨大な機構にそれとなく促された結果であり、私たち一人ひとりもまた、知らないうちにその歯車の1つとなっているのだ」 (「はじめに」より) 「この本を読むと、小さな行動の積み重ねが社会を変える力になることにも、気づかされる」 ―井出留美『食料危機』『私たちは何を捨てているのか』
  • 私たちは何を捨てているのか ――食品ロス、コロナ、気候変動
    3.7
    1巻935円 (税込)
    食品ロスは、コロナ禍やウクライナ侵攻、気候変動など、地球規模の事件と繋がっており、貧困や飢餓の問題にも影響を与えている。社会問題として複雑に絡まった因果関係を、多数の事例を挙げながら丁寧に解説する。牛乳、コメ、卵など身近な食べ物をめぐる話題から賞味期限と消費期限、ごみ問題まで、私たちの生活と直結する内容が満載。
  • いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる?
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    食糧自給率が38%しかない日本。今すぐ国内生産を増やさないと大変なことに。でもどうやれば? 食の問題に取り組む二人のプロフェッショナルと考えます。
  • SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ?
    4.8
    1巻1,100円 (税込)
    日本では今この瞬間にも大量の食べものが捨てられている。その量は国連が行う食料支援のなんと1.4倍。このおかしな状況を変えるにはどうしたらいいのか!?
  • 食料危機 パンデミック、バッタ、食品ロス
    3.3
    1巻950円 (税込)
    ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取り組みも語る。 [専門家、識者へのインタビュー](所属はインタビュー当時)「アフリカの食料事情」白鳥佐紀子氏(国際農林水産業研究センター主任研究員)/「パンデミック前後の世界の食料危機の状況」ンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO[国連食糧農業機関]駐日連絡事務所長)/「サバクトビバッタの大発生による被害」前野ウルド浩太郎氏(国際農林水産業研究センター研究員、『バッタを倒しにアフリカへ』著者)/「ミツバチの減少」エクベリ聡子氏、ペオ・エクベリ氏(株式会社ワンプラネット・カフェ)
  • あるものでまかなう生活
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    「食品ロス問題」の専門家が教える、 SDGS時代の必携暮らし読本。 捨てない幸せ、使い切る満足。 食も暮らしも生き方も。 “新しいスタンダード"にすっきりシフト。 第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門 Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞の著者! あなたのまわりはまだ食べられる、もっと使えるものであふれている! 食べ物もモノも限りある資源。 再利用したり、リメイクしたり、長持ちするように工夫することで、 そこに新たな命が宿ります。 □「賞味期限」はおいしさの目安 □冷蔵庫にあるもので調理する「おうちサルベージ」 □“あぶること"“寝かせること"でおいしくなるもの □ごみ処理機には助成金も。生ごみは乾燥させて捨てる □ペットボトル水は賞味期限切れでもOK。品質ではなく内容量の問題 □切り方ひとつで野菜の無駄が減る □調味料を上手に使い切るコツ □野菜を長持ちさせるなら「超カンタン乾物」 □「残りそうならこれに使う」のお決まりを用意 □マンション住まいでもできる「コンポスト(堆肥化)」 □シーツも本も。修理・修繕で「またあたらしいいのち」 □Gパンをスカートに。「アップサイクル術」 □日本の伝統「金継ぎ」で器がよみがえる □人も野菜も規格外…… すがすがしく生きるヒントにあふれた一冊です
  • 「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!
    3.8
    1巻865円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “もったいない”をなくすだけで、1か月5,000円損しない! ニュースでも話題の「食品ロス」は、じつは、家計に直結しています。「買い物は、食後に行くだけで、640円の得!」「特売品の缶詰は、100円安くて、しかも美味しい!」「豆腐は、長もち保存法で、80円の得!」「長ネギは、緑の部分から先に使えば、35円の得!」などなど、「食品ロス」問題のジャーナリストが、家庭でも役だつ65のワザを集めました。余分なものを買わない、買ったものを全部使い切る、今まで捨てていたものを食べきるなど、今すぐ実践して、家計と地球にやさしくなりましょう(※5月24日、国会にて「食品ロス削減推進法」可決されました)。
  • 賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか
    3.6
    卵の賞味期限は通常、産卵日から3週間だが、実は冬場なら57日間は生食可。 卵に限らず、ほとんどの食品の賞味期限は実際より2割以上短く設定されている。だが消費者の多くは期限を1日でも過ぎた食品は捨て、店では棚の奥の日付が先の商品を選ぶ。小売店も期限よりかなり前に商品を撤去。 その結果、日本は、まだ食べられる食品を大量に廃棄する「食品ロス」大国となっている。しかも消費者は知らずに廃棄のコストを負担させられている。食品をめぐる、この「もったいない」構造に初めてメスを入れた衝撃の書!

ユーザーレビュー

  • SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ?

    Posted by ブクログ

    章立ての最初のページに3択のクイズがあり、楽しみながら読める。小学生にもわかる難易度。調べ学習に最適の本。

    0
    2025年10月06日
  • いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる?

    Posted by ブクログ

    【目次】

    まえがき

    第1章 とっても低い日本の食料自給率

    食料自給率が低いと何が問題なのか
    もし食糧の輸入がストップしたら
    食料自給率が低いのはなぜか
    食料自給率はどうすれば上がるのか

    第2章 改革に成功した先人から学ぼう

    食料自給率を改善した大統領、シャルル・ド・ゴール
    学校給食を重視
    270年前の殿様が地球を救う
    農家が豊かになればみんなが豊かになる
    みんなを幸せにするのが総理大臣の役割
    儲かる農業をしよう!
    1軒の農家でたくさんの顔を持つ
    農家がレストランを作っちゃった
    これからの農業をひっぱるリーダーを

    第3章 ものの価値を知る

    ニセモノのキムチ
    食べものにも正義心を

    0
    2025年01月29日
  • SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    奇しくも『こどもサピエンス史』とも『僕らが学校に行く理由』ともつながりのある本だった。「貧困」「飢餓」「環境」といった社会的な課題の解決という視点を与えてくれるという点についてだ。

    『こどもサピエンス史』は、世界を平和にも不公正にもしてきた人類の賢愚の歴史を描き出し、知恵を使って協力することの必要性を訴えていた。

    『僕らが学校に行く理由』では、平和な世界を創るために、学び、相手と眼差しを共にすることの重要性を描いていた。

    そして本書では、「食べ方」という視点から、飢餓や環境問題を解決するための具体的なアクションへと読者を導いている。

    まず、世界や日本の食品ロスの現状を知ると驚く。世界の

    0
    2023年11月22日
  • 賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『サステナブル・フード革命』(アマンダ・リトル)がキッカケで読む事になった『賞味期限のウソ』(井出留美)。

    まだ食べれる食品が廃棄されるアメリカのスーパー事例を読んだ時に「日本ではどうなってるんだろう」と気になりました。

    2016年に書かれた本なので、2023年である今では変化があるかもしれませんが、

    とりあえず2013年における日本の食品ロス量は632万トン。

    そのうち約半数は消費者由来、残りが飲食店や食品メーカー、販売店など事業者由来のものだったそうです。

    世界の食糧援助量が比較として出され、約320万トンと見た時には口が開いてた。

    このデータが弾き出された背景には、スーパー・

    0
    2023年08月14日
  • いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる?

    Posted by ブクログ

    優しい絵の表紙ですが、とても濃い内容の本です。
    私も食について全力で考えて行動したいです。
    日本人は自分さえよければ良いと考え買い物をする人が多いように思います。
    まずは買い物は投票!この買い物で社会は変わるんだという意識でいたいです。こう思う人が増えたら日本の食事情は良くなるはずです。

    0
    2022年12月22日

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