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食品ロスは、コロナ禍やウクライナ侵攻、気候変動など、地球規模の事件と繋がっており、貧困や飢餓の問題にも影響を与えている。社会問題として複雑に絡まった因果関係を、多数の事例を挙げながら丁寧に解説する。牛乳、コメ、卵など身近な食べ物をめぐる話題から賞味期限と消費期限、ごみ問題まで、私たちの生活と直結する内容が満載。
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Posted by ブクログ
どれだけのフードロスがあるのかが分かりやすくまとめられており、読みやすかったです。コンビニや行政が対応してないということは、どこか大きなボトルネックがあるんだろうなと感じました。大学の時に、市の指定ゴミ袋が導入された際、寮費が1万値上がりしたことを思い出しました…。
「ごみとくらしの社会学」がより思弁的な内容であったため、データに基づいた具体的な事象として、改めて食品ロスとそれに紐づく諸問題について理解が進む。ごみ収集に関する新書では、事業者側でのテクノロジー面での対応などは知るよしもない側面でもあったが、ある程度の部分で、個々人の意識が上向いてこそといった点も...続きを読む考えさせられるほどに問題は道徳的にも実害としても大きい。
まだ食べられる食品が大量に廃棄されている。 日本では年間4兆円、世界全体では2.6兆ドル。 食品ロスのためにこれだけの金額が失われている。 賞味期限はおいしさの目安である。賞味期限が切れても食べられないと言うわけではない。 スーパーで奥から賞味期限の長い物を良くとってしまうが、これはやめようと思う。...続きを読む 日本で収穫された農産物の中で、規格外のために出荷できない、また採れすぎた野菜は価格を維持するために廃棄される。 あまり知名度のない魚は買い手がつかない可能性があるので、洋上で投棄されてしまう。 コンビニやスーパー、飲食店などで売れ残った食品の廃棄など、もったいないことをしている。 廃棄した食品は、ほとんどが生ゴミとして焼却処分される。 焼却すれば二酸化炭素が当然発生する。 食品ロスを出すと言う事は、温室効果ガスを出し、気候変動に大きな影響を及ぼしている。 食品ロス、ゴミ問題は個人でできることは小さいが、今後も気をつけていきたい。 いろいろな取り組みがなされているのが希望だが、捨てるということを改めて考えさせられた。
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