あらすじ
あなたが“選んだ”その一口が、
私たちの未来を喰い尽くす
食品ロス、超加工食品、肉食、農業と気候変動、格差……
食をめぐる意外な事実の数々と、私たちが今できること。
・食料安全保障=食料自給率ではない
・甘いお菓子と母乳は、脂質:糖質比率が同じだから、やめられない
・所得水準が低いほど、健康的な食事を「選択」するのは困難
・肉を食べたいから、動物の痛みを控えめに考える
・地球に良いものが、体に良いとは限らない
・農作物を栽培しない農家を助成する効果
イギリスで話題になった「国家食料戦略」の立役者が、
複雑で巨大な食の舞台裏に切り込む!
「あなたが選んで買って食べるものはどれも、この巨大な機構にそれとなく促された結果であり、私たち一人ひとりもまた、知らないうちにその歯車の1つとなっているのだ」
(「はじめに」より)
「この本を読むと、小さな行動の積み重ねが社会を変える力になることにも、気づかされる」
―井出留美『食料危機』『私たちは何を捨てているのか』
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Posted by ブクログ
おもしろかった!
豆知識の詰め合わせみたいな感じもあって、「へぇ~」って頷きながら読んだ。具体的にどこに「へぇ~」ってなったかはちょっと全部忘れたけど。
最悪、と思われるかもしれないけどここ一年くらいの私の目標は「買った食べ物を捨てない」ことである。
「あ、これ食べたい。お腹空いた」と思って買った食べ物。でも食べきれなかったり途中で味に飽きたりして捨ててしまうことが多かった。外食に行っても定食とかになると食べきれなくて残すことがあった。もう回転寿司しか行けない、と思ってた時期を経て、だってお腹いっぱいになったんだからしょうがないじゃん、という開き直り時期も過ぎ、今また「残さないぞ」と奮闘している。
頑張りたい。