井出留美のレビュー一覧
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奇しくも『こどもサピエンス史』とも『僕らが学校に行く理由』ともつながりのある本だった。「貧困」「飢餓」「環境」といった社会的な課題の解決という視点を与えてくれるという点についてだ。
『こどもサピエンス史』は、世界を平和にも不公正にもしてきた人類の賢愚の歴史を描き出し、知恵を使って協力することの必要...続きを読むPosted by ブクログ -
『サステナブル・フード革命』(アマンダ・リトル)がキッカケで読む事になった『賞味期限のウソ』(井出留美)。
まだ食べれる食品が廃棄されるアメリカのスーパー事例を読んだ時に「日本ではどうなってるんだろう」と気になりました。
2016年に書かれた本なので、2023年である今では変化があるかもしれませ...続きを読むPosted by ブクログ -
優しい絵の表紙ですが、とても濃い内容の本です。
私も食について全力で考えて行動したいです。
日本人は自分さえよければ良いと考え買い物をする人が多いように思います。
まずは買い物は投票!この買い物で社会は変わるんだという意識でいたいです。こう思う人が増えたら日本の食事情は良くなるはずです。Posted by ブクログ -
具体的にどこでどのような食品ロスが起きているのか、わかりやすく解説。どうしたら減らせるかのヒントも。
少しでも焼却ゴミを減らすことが日本の課題ではないかと思っているので、生ごみをどうするかは大きな課題だと思って読んだ。食品を生ごみにしないためにできることをできるだけやっているが、個人的にはやはり限界...続きを読むPosted by ブクログ -
#SDGs時代の食べ方
#井手留美
#ちくまQブックス
#筑摩書房
食品ロスの問題。
消費者の5つの責任
③社会的関心 自らの消費活動が他者に与える影響、とりわけ弱者に及ぼす影響を自覚する責任
④環境への自覚 自らの消費行動が環境に及ぼす影響を理解する責任
知らなかった。深刻な社会問題ですね。Posted by ブクログ -
料理が得意では無いので、食材を上手く使えず、捨ててしまうことが多いことに悩んでいたので手に取りました。
家庭での食材の取り扱いから、外食での食べ残しに関してなど、いろいろな角度から食品ロスについて知ることができました。
「日本での1年の食品ロスは、1年間の東京都民が食べる量と同じ」というところに...続きを読むPosted by ブクログ -
たくさんの人に読んで欲しい。SDGsがちょっと気になる!くらいの人にも、分かりやすく自分に出来ることを教えてくれる。読んだら気持ちがすっきりした。
気になる言葉のメモでノートが4ページ埋まるくらい面白かった本。そして今年いちばん良かった本。Posted by ブクログ -
賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか。井出留美先生の著書。賞味期限についての常識は実は間違っている、虚偽であることがわかりました。世界にはいまだに十分な食べ物を得られずに苦しんでいる人がたくさんいるのだから、社会全体として賞味期限についての正しい知識を身につけて食品ロスをできる限り減らすような...続きを読むPosted by ブクログ
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【深刻な「食品ロス」を知ろう】
食品に関わる、恐ろしく深刻な問題の数々を知ることができます。決して他人事ではない、食品ロス。最新の傾向と対策を学びましょう!Posted by ブクログ -
バッタの生態研究してる人あまりいないというのは意外。ヨーロッパとかで組織だってがさがさやってるのかと思っていた。最後の対応策が正論ではあるんだがなんだなあ。Posted by ブクログ
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日本の食料自給率が低いこと、今後どう向き合うべきかが、インタビュー形式で書かれているからとても読みやすい。中学生向け?Posted by ブクログ
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食品ロスジャーナリストによる食品ロスの現状とそれに対する世界的な風潮と具体的なコツ
情報量は多く、端的にまとまっている。
食品ロスは単語は知っている程度であったが、
そのどうしようもない問題、
そしてそれでも少しでも自分ができそうなことが書かれていてとても参考になった。
あるものを活かし切る
人...続きを読むPosted by ブクログ -
またしてもちくまQブックスを読む。
先ほどレビューしたジュニスタと、競合するレーベル。
発酵学の大家、小泉武夫(どうしても音楽学者の文夫さんと混乱してしまう)先生に、食品ロス問題に取り組むジャーナリストの井出留美さんがインタビューする形式の本。
日本の食料自給率の現状、農業政策の問題点など、最初...続きを読むPosted by ブクログ -
もともと、そこまで賞味期限がきた途端に捨てることはないので若干極端ではあるかも。国全体の食品ロスがすごいのは衝撃。Posted by ブクログ
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フードロスの多さに愕然。買いすぎ、作りすぎに気をつけよう…反省。ここは南極料理人の気持ちになって、最後まで使いきって、食べきって、まずは自分がフードロスをなくすぞっと。Posted by ブクログ
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個人的には「あるものでまかなう暮らし」という章が印象に残りました。地産地消のリサイクルペーパーを初めて知り、興味があります。
あと、紹介されている「ハチドリのひとしずく」という作品は読んでみようと思います。Posted by ブクログ -
家にあるものでご飯作ったり、
野菜は皮まで食べたり、
職人さんから購入したり、
食品ロスを減らす活動に興味を持ったり など
できることから始めようと思いました。Posted by ブクログ -
あるものでまかなう生活を送るためのコツは付録的な扱い(Tips)で、どちらかというと日本と海外の食品ロスに対する向き合い方の違いの説明がメインでした。読み物としては勉強になりますが、前者の情報を求めるなら他をあたってもいいかもしれません。
この本を読んで、とりあえず生ゴミを外で干してから捨てるよう...続きを読むPosted by ブクログ -
食ロスの課題が多い中で、オリンピック組織委員会が「8月27日の会見で、オリンピック期間を含む7月3日から8月3日までの1か月間に、およそ13万食の弁当などが廃棄されたことを明らかにしました。」と報道がありました。なんとも悲しい。ボランティア分の弁当廃棄など、まったく無駄を減らそうという努力が感じられ...続きを読むPosted by ブクログ
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ないものはないから、あるものに目を向ける。
使い切ったら、必要な分だけ買う。
資源もお金も時間も有限で、欲しいと思ったものをすべて買うお金はない。私も含め、コロナ禍で自分の生活を見直したり、考え方を変えた人は少なくないと思われる。実際、買い物に行く回数が減り、食品ロスが減った人がいるらしい。
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