井出留美のレビュー一覧

  • SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ?

    Posted by ブクログ

    章立ての最初のページに3択のクイズがあり、楽しみながら読める。小学生にもわかる難易度。調べ学習に最適の本。

    0
    2025年10月06日
  • いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる?

    Posted by ブクログ

    【目次】

    まえがき

    第1章 とっても低い日本の食料自給率

    食料自給率が低いと何が問題なのか
    もし食糧の輸入がストップしたら
    食料自給率が低いのはなぜか
    食料自給率はどうすれば上がるのか

    第2章 改革に成功した先人から学ぼう

    食料自給率を改善した大統領、シャルル・ド・ゴール
    学校給食を重視
    270年前の殿様が地球を救う
    農家が豊かになればみんなが豊かになる
    みんなを幸せにするのが総理大臣の役割
    儲かる農業をしよう!
    1軒の農家でたくさんの顔を持つ
    農家がレストランを作っちゃった
    これからの農業をひっぱるリーダーを

    第3章 ものの価値を知る

    ニセモノのキムチ
    食べものにも正義心を

    0
    2025年01月29日
  • SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    奇しくも『こどもサピエンス史』とも『僕らが学校に行く理由』ともつながりのある本だった。「貧困」「飢餓」「環境」といった社会的な課題の解決という視点を与えてくれるという点についてだ。

    『こどもサピエンス史』は、世界を平和にも不公正にもしてきた人類の賢愚の歴史を描き出し、知恵を使って協力することの必要性を訴えていた。

    『僕らが学校に行く理由』では、平和な世界を創るために、学び、相手と眼差しを共にすることの重要性を描いていた。

    そして本書では、「食べ方」という視点から、飢餓や環境問題を解決するための具体的なアクションへと読者を導いている。

    まず、世界や日本の食品ロスの現状を知ると驚く。世界の

    0
    2023年11月22日
  • 賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『サステナブル・フード革命』(アマンダ・リトル)がキッカケで読む事になった『賞味期限のウソ』(井出留美)。

    まだ食べれる食品が廃棄されるアメリカのスーパー事例を読んだ時に「日本ではどうなってるんだろう」と気になりました。

    2016年に書かれた本なので、2023年である今では変化があるかもしれませんが、

    とりあえず2013年における日本の食品ロス量は632万トン。

    そのうち約半数は消費者由来、残りが飲食店や食品メーカー、販売店など事業者由来のものだったそうです。

    世界の食糧援助量が比較として出され、約320万トンと見た時には口が開いてた。

    このデータが弾き出された背景には、スーパー・

    0
    2023年08月14日
  • いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる?

    Posted by ブクログ

    優しい絵の表紙ですが、とても濃い内容の本です。
    私も食について全力で考えて行動したいです。
    日本人は自分さえよければ良いと考え買い物をする人が多いように思います。
    まずは買い物は投票!この買い物で社会は変わるんだという意識でいたいです。こう思う人が増えたら日本の食事情は良くなるはずです。

    0
    2022年12月22日
  • SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ?

    Posted by ブクログ

    具体的にどこでどのような食品ロスが起きているのか、わかりやすく解説。どうしたら減らせるかのヒントも。
    少しでも焼却ゴミを減らすことが日本の課題ではないかと思っているので、生ごみをどうするかは大きな課題だと思って読んだ。食品を生ごみにしないためにできることをできるだけやっているが、個人的にはやはり限界もある。
    取り組みを紹介するだけではなく、社会を動かすように声を上げていく必要性についても述べられている。

    0
    2022年03月30日
  • SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ?

    Posted by ブクログ

    #SDGs時代の食べ方
    #井手留美
    #ちくまQブックス
    #筑摩書房

    食品ロスの問題。

    消費者の5つの責任
    ③社会的関心 自らの消費活動が他者に与える影響、とりわけ弱者に及ぼす影響を自覚する責任
    ④環境への自覚 自らの消費行動が環境に及ぼす影響を理解する責任

    知らなかった。深刻な社会問題ですね。

    0
    2021年11月20日
  • 「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!

    Posted by ブクログ

    料理が得意では無いので、食材を上手く使えず、捨ててしまうことが多いことに悩んでいたので手に取りました。
    家庭での食材の取り扱いから、外食での食べ残しに関してなど、いろいろな角度から食品ロスについて知ることができました。


    「日本での1年の食品ロスは、1年間の東京都民が食べる量と同じ」というところに驚きました。
    食べ物を捨てない、残さないことを常に心がけるだけでも食品ロスは防げると思うので、気をつけたいと思いました。

    0
    2021年06月16日
  • あるものでまかなう生活

    Posted by ブクログ

    たくさんの人に読んで欲しい。SDGsがちょっと気になる!くらいの人にも、分かりやすく自分に出来ることを教えてくれる。読んだら気持ちがすっきりした。
    気になる言葉のメモでノートが4ページ埋まるくらい面白かった本。そして今年いちばん良かった本。

    0
    2021年02月03日
  • 賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか

    Posted by ブクログ

    賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか。井出留美先生の著書。賞味期限についての常識は実は間違っている、虚偽であることがわかりました。世界にはいまだに十分な食べ物を得られずに苦しんでいる人がたくさんいるのだから、社会全体として賞味期限についての正しい知識を身につけて食品ロスをできる限り減らすような努力をするべきです。

    0
    2018年12月28日
  • 賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか

    Posted by ブクログ

    【深刻な「食品ロス」を知ろう】
    食品に関わる、恐ろしく深刻な問題の数々を知ることができます。決して他人事ではない、食品ロス。最新の傾向と対策を学びましょう!

    0
    2016年11月01日
  • 食べすぎる世界――なぜ私たちは不健康と環境破壊のサイクルから抜け出せないのか

    Posted by ブクログ

    個人的には食べ過ぎによる不健康というよりも環境破壊の方が問題だと思っていたが、本書を読んで認識が変わった。ファストフード(砂糖や塩多め)は人間が摂取するのに心地よく設計されるが故に、この資本主義の世界ではどんどん強化されてしまい(安くて美味しいから避けられない。とくに低所得者は)、結局全員が不健康になっていく…大変な課題だと認識した。
    食肉が環境に悪い問題も、牛に食わせる飼料がたくさんの農地を使い、炭素を空気中に排出する大きな原因になっていることなど多くの学びがあった。

    0
    2025年12月06日
  • 食べすぎる世界――なぜ私たちは不健康と環境破壊のサイクルから抜け出せないのか

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!
    豆知識の詰め合わせみたいな感じもあって、「へぇ~」って頷きながら読んだ。具体的にどこに「へぇ~」ってなったかはちょっと全部忘れたけど。

    最悪、と思われるかもしれないけどここ一年くらいの私の目標は「買った食べ物を捨てない」ことである。
    「あ、これ食べたい。お腹空いた」と思って買った食べ物。でも食べきれなかったり途中で味に飽きたりして捨ててしまうことが多かった。外食に行っても定食とかになると食べきれなくて残すことがあった。もう回転寿司しか行けない、と思ってた時期を経て、だってお腹いっぱいになったんだからしょうがないじゃん、という開き直り時期も過ぎ、今また「残さないぞ」と奮闘して

    0
    2025年11月24日
  • あるものでまかなう生活

    Posted by ブクログ

    日本ってすごいですよね。
    お客様第一。
    平等主義。

    それ故、お店には品切れしないように大量に品物が山積みされている。全部売り切るのは難しいのに。

    東北の震災のとき、メーカーが違うだけで人数分ないからと配れず、廃棄した話は悲しすぎます。
    でも、メーカー違いで文句を言う人はほんの一部だよ。
    その人のために、他のいい人?に不利益を負わせるの?
    と思いつつも、実際に私が配る側だったら、と思うとどう行動できたか自信はありません。

    寛容な社会になればいいのに、と願います。

    0
    2025年09月10日
  • 私たちは何を捨てているのか ――食品ロス、コロナ、気候変動

    Posted by ブクログ

    どれだけのフードロスがあるのかが分かりやすくまとめられており、読みやすかったです。コンビニや行政が対応してないということは、どこか大きなボトルネックがあるんだろうなと感じました。大学の時に、市の指定ゴミ袋が導入された際、寮費が1万値上がりしたことを思い出しました…。

    0
    2025年07月15日
  • 私たちは何を捨てているのか ――食品ロス、コロナ、気候変動

    Posted by ブクログ

    「ごみとくらしの社会学」がより思弁的な内容であったため、データに基づいた具体的な事象として、改めて食品ロスとそれに紐づく諸問題について理解が進む。ごみ収集に関する新書では、事業者側でのテクノロジー面での対応などは知るよしもない側面でもあったが、ある程度の部分で、個々人の意識が上向いてこそといった点も考えさせられるほどに問題は道徳的にも実害としても大きい。

    0
    2025年07月05日
  • 食料危機 パンデミック、バッタ、食品ロス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バッタの生態研究してる人あまりいないというのは意外。ヨーロッパとかで組織だってがさがさやってるのかと思っていた。最後の対応策が正論ではあるんだがなんだなあ。

    0
    2024年05月05日
  • いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる?

    Posted by ブクログ

    日本の食料自給率が低いこと、今後どう向き合うべきかが、インタビュー形式で書かれているからとても読みやすい。中学生向け?

    0
    2023年08月17日
  • あるものでまかなう生活

    Posted by ブクログ

    食品ロスジャーナリストによる食品ロスの現状とそれに対する世界的な風潮と具体的なコツ

    情報量は多く、端的にまとまっている。
    食品ロスは単語は知っている程度であったが、
    そのどうしようもない問題、
    そしてそれでも少しでも自分ができそうなことが書かれていてとても参考になった。

    あるものを活かし切る
    人も野菜も規格外、
    つくる人が見えないなど、考え方も素敵。
    ブックガイドがまた…読みたい本が増えました。

    0
    2023年06月04日
  • いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる?

    Posted by ブクログ

    またしてもちくまQブックスを読む。
    先ほどレビューしたジュニスタと、競合するレーベル。

    発酵学の大家、小泉武夫(どうしても音楽学者の文夫さんと混乱してしまう)先生に、食品ロス問題に取り組むジャーナリストの井出留美さんがインタビューする形式の本。

    日本の食料自給率の現状、農業政策の問題点など、最初からつらい現実が突き付けられる。
    そこへ小泉さんが、各地の農業リーダーの取り組みを紹介していく。

    例えば熊本の中嶋農法。
    輸入肥料に頼るのではなく、堆肥づくりを重視する。
    びっくりするのは、いい土で育った野菜の自然治癒力。
    少しくらい青虫に食べられても、まったく問題ないという。
    にわかには信じがた

    0
    2023年05月28日