井出留美のレビュー一覧
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ネタバレタイトル:選択させられている私たち――『食べすぎる世界』を読んで気づいた食と健康の罠
**なぜこの本を読むに至ったのか**
令和8年も日々夜勤や遅番のリーダー業務をこなしながら、合間を縫ってブログ執筆や動画作成に追われる日々を過ごしている。疲労困憊で帰宅する道中、ふとスーパーやコンビニに寄り、ゼロコーラやファミチキ、あるいは甘いお菓子をつい買ってしまう自分がいる。
**核心的テーマと著者の主張**
本書の核心は、現代人がジャンクフードをつい食べすぎてしまうのは「個人の意志の弱さ」の問題ではなく、現代の巨大な「食料システム」に僕たちの体が完全にハックされているからだ、という強烈な事実の指摘である。砂糖、精製炭水化物、脂肪といった、人類が進化の過程で本能的に渇望するようにプログラムされた成分を、極めて安価に大量供給する仕組みが完成しており、それが人々の健康だけでなく、気候変動や食品ロスといった環境破壊までも引き起こしていると著者は警鐘を鳴らす。
**「超加工食品」という現代のバグ**
特に印象に残ったのは、食卓を席巻している「超加工食品」の恐ろしさだ。これは単なる加工食品ではなく、着色料や乳化剤、香料などを駆使し、味や食感を人工的に作り上げることで、人間の食欲を過剰に刺激し「食べれば食べるほどさらに欲しくなる」ように設計された食品群を指す。驚くべきことに、イギリス人は1日の摂取カロリーの55%をこの超加工食品から得ているというデータがあるそうだ。
**地球も「食べすぎ」ている**
さらに理解を深める背景知識として、地球自体も「食べすぎ」による限界を迎えているという視点が面白い。世界中の人が米国と同じ暮らしをしたら、地球が5個も必要になるという試算がある。余った食品は燃やされるか埋め立てられ、農業からの肥料流出が環境を汚染している。私たちが「安いから」「手軽だから」と無自覚に超加工食品を消費する裏で、地球規模の環境破壊という途方もないツケが回ってきているのだ。
**日常の幸せと未来への選択**
これまで、おちえと夜中にアイスを食べたり、休日に思い切り外食を楽しんだりすることは、僕たちの人生に欠かせない最高のスパイスだと思っていた。もちろん、その楽しさを完全に捨てるつもりはない。しかし、この巨大な食のシステム構造を知った今、自分たちの口に入るものへの「解像度」が劇的に上がったのを感じる。
**総括**
『食べすぎる世界』は、食卓という最も身近な場所から、社会の不平等と地球環境の危機を鮮やかに描き出し、僕たちの当たり前を揺さぶる傑作だった。システムから完全に抜け出すことは難しくても、「その構造を知っている」というだけで、僕たちの明日の選択は確実に変わっていく。そう確信させてくれる、人生の視座を高める最高の一冊である。
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まだ食べられる食品が大量に廃棄されている。
日本では年間4兆円、世界全体では2.6兆ドル。
食品ロスのためにこれだけの金額が失われている。
賞味期限はおいしさの目安である。賞味期限が切れても食べられないと言うわけではない。
スーパーで奥から賞味期限の長い物を良くとってしまうが、これはやめようと思う。
日本で収穫された農産物の中で、規格外のために出荷できない、また採れすぎた野菜は価格を維持するために廃棄される。
あまり知名度のない魚は買い手がつかない可能性があるので、洋上で投棄されてしまう。
コンビニやスーパー、飲食店などで売れ残った食品の廃棄など、もったいないことをしている。
廃棄した食品は、ほとんどが生ゴミとして焼却処分される。
焼却すれば二酸化炭素が当然発生する。
食品ロスを出すと言う事は、温室効果ガスを出し、気候変動に大きな影響を及ぼしている。
食品ロス、ゴミ問題は個人でできることは小さいが、今後も気をつけていきたい。
いろいろな取り組みがなされているのが希望だが、捨てるということを改めて考えさせられた。
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ネタバレはじめ、数字やカタカナ、ビジネス用語が多くでてきて、読みにくく読みきれるか不安になった。
だんだん身近な内容に感じられ、読み進みられた。多分はじめの方で挫折する人多いと思う。
今あるすぐそこの手近なものを再利用する技術的な本ではなかった。社会や会社、団体などの大きな取り組みが目立った気かする。本や映画言葉の引用が多く、次に繋がる本だと思った。
以下ライブ感想文
ベジブロス 野菜だし 玉ねぎの皮や野菜の硬い部分をためて、煮込む。いい出汁になる。
ケチャップは旨味を濃縮した調味料。味噌汁や炊き込みご飯に入れると美味くなる
調味料 五香粉ごこうふん 中華料理のスパイス本格的な香りになるなるらしい
気になったもの
本
成長の限界 ドネラ.メドウズ
ドーナツ経済学が世界を救う ケイト.ラワース
きのう何食べた?
冷蔵庫で食品を腐らす日本人 魚柄仁之助
冷蔵庫で食品を腐らせない日本人 魚柄仁之助
媚びない人生 ジョン・キム
映画
医やす者として いやすものとして
もったいないキッチン
ハニーランド 永遠の谷
ドラマ
きのう何食べた? -
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『サステナブル・フード革命』(アマンダ・リトル)がキッカケで読む事になった『あるものでまかなう生活』(井出留美)。
【アメリカの一部スーパーマーケットで捨てられる大量の食品内容】を読んだ時に「まだ食べれるのになぁ…」とまず思い、
「自身の生活で工夫できる事があるとすれば何か?」という事を探そうと思ったためです。
そう思って手に取れば何と以前読んだ『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』の著者さんでビックリしました。
冷蔵庫の中でキュウリを腐らせ白いブニュブニュ状態にしたり、
長期間キャベツを入れておいたが故に調理後も布巾生乾きのような匂いを放つ状態にさせた事がある身としては、
まぁ人の事言えない。
賞味期限について、「〇〇という商品の場合、実はこういう事を言ってるんですよ!」という事を本書では言ってくれているのですが、
長期間置けても冷蔵庫保管食に関しちゃトラウマの域なので、
「目の前にあるものを使えるところまで使う!」という目線で読み進めた結果、以下3点の目標を得ました。
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❶玉ねぎの皮で出汁を取るというベジブロスを行う
❷買う前に冷蔵庫チェック
❸料理する時、冷蔵庫の中にあるもので作る事を心掛ける
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あとは、本書における紹介本や気になるワード【ゼロウェイスト、ヒュッゲ】の関連書を読んでいく事ですかね。
それと………
皮だけじゃなくて中身も大量消費する必要があるくらい今は家に玉ねぎがあります…………。
家に住む者同士の情報共有を怠るとこのような事が起きます………。
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Posted by ブクログ
「あるのにつくる 売る 買う」のはどうして?
これからは あるものでまかなう暮らしを
たまごの賞味期限は 真夏に生で食べる前提
10度以下で保存していれば 産卵から2ヶ月近く(57日)も生で食べられる。(!何と!)
サルベージパーティをする 家で眠っている食材救出
(週に一度 サルベージパーティの日と言うと楽しくていいかな)
ベジブロス 玉ねぎの皮など冷凍しておく
ペットボトル水は賞味期限切れでもok 内容量が蒸発して計量法に引っかからないことを担保できる日が期限なので、品質劣化の日ではない。
ナスのへた取り 斜めに包丁を入れる
キウイ ニュージーランドの人は皮ごと食べる
ケチャップは出汁になる
ナンプラー+胡麻油+スイートチリソース=ナムルの素
バナナの葉などのリサイクルペーパーを使う
カーネーションのペーパーなどもあるらしい。
風呂敷が便利 エコバックにも
竹の皮で包むお弁当
障子紙 冷蔵庫の中の下敷きに
おすすめ本
『限りなく少なく豊かに生きる ドミニック.ローホー』
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Posted by ブクログ
ネタバレ2022.08.27
若干タイトルと内容に齟齬があるような気がするけれど、読んで良かった。
具体的に読者が行動できることを明記していることから、著者の「この問題をどうにかしたい」という必死な思いが伝わってくる。
家庭でできることはもちろんたくさんある。
買うことは投票すること。信頼できる企業から買うことで消費者も社会を変える一員になれる。
大きく変えるには大企業や政府の力が必要だけれども、だからと言って個人が何もしなくていいわけではない。できることから少しずつ。エシカルな消費を目指していこう。
フードバンクという取り組みがある。
まだ食べられるのに外装の破損などで出荷できなくなった食品を企業から引き取り、福祉施設などへ配給する組織のことだ。
それと似たような活動でフードドライブというものがある。
家庭で余っている食材を集め、困窮している人たちへ配る活動のことで、フィットネスクラブのカーブスや一部地方自治体などで実施されている。
ただフードドライブには難点もいくつかある。
まずは賞味期限の問題。外国では賞味期限が切れていても回収OKなところもあるが、日本では2ヶ月以上賞味期限までゆとりがあること、等厳しい。
「賞味期限が切れてもまだ食べられる」ことが広く知られるべきなのである。
そもそも厳しすぎる賞味期限設定が悪いのか、「ルールをきっちり守り、守らなかった場合は個人の責任」という国民性が良くないのか・・・
あとは「余った食品を与えられる困窮者への差別や栄養の問題」もある。
余ったものを何でもかんでも与えてもまた廃棄されることだってある。
まだまだ問題が山積みだと感じた。
国民性なのか、杓子定規に判断したがるところが日本では多い。それが高度な衛生管理にもつながっているし、食の安心安全のためには必要なのかもしれないが、そのせいで多くの食品廃棄を産んでいるように思う。
例えば賞味期限が3ヶ月以上ある食品は日付表示を省略しても良いとされているにも関わらず、日付表示をしているものがまだまだ多い。
日付表示をしない方が期限にゆとりを持たせられるのにしないのは、ロット管理の観点からだという。
また、日本人は「何をどれだけ食べると体に悪い(良い)」と考えるとき、「何を食べるか」に重点を置きすぎ、どれくらいの量を食べるか、が抜け落ちている場合が多いように感じる。
どんな良い食べ物も、また悪い食べ物や添加物なども、どれくらいの量を食べると体に影響があるのかを考えて摂取する必要がある。 -
Posted by ブクログ
食品メーカーに勤めていた著者が食品ロス問題研究家になったきっかけは、東日本大震災。
これのきっかけがすごく衝撃的でした。
ある避難所で「平等配布ができないから…」ということから数の足りない食品や缶詰などがほったらかしにされてしまっていたという話。
こんな事態でそこにこだわる!?
いやいや…それっておかしいでしょ?
誰も「それおかしいよ」って言えなかったっていうのも驚き!
って思ったけど、実はこのおかしさは今の日本の縮図。
クレームが怖いから
文句を言われたくないから的な理由で
作りすぎたり、賞味期限、消費期限の数か月前に廃棄するという謎ルールがあったり…
「お買い物は投票」
まず私たちにできることは
買ったものを無駄なく食べきること
お買い物はそのお店を支えることだと考える
ゴミを少なくする
最後まで使い切る
当たり前のように思うんだけど…
実はそれってできてなかったりするんだよね…
できることからスタートしよう~
そう思った一冊。 -
Posted by ブクログ
賞味期限と 消費期限があるのは 知っているし
多少切れていても 大丈夫と思っていましたが
卵が 冬場なら57日間は 生で食べれるとは
びっくりしました~~
テレビとかで やったそうなので知っている人も多いと思いますが
私には 驚きです~~~
まぁ 卵とか 割ってみて においとか大丈夫そうなら 火を入れちゃえば 問題ないですよね~~
体調が悪い時は やばそうなのは リスキーですけどね。。。
日本では なかなか テイクアウトが出来ないのは
いつも 困ります。
だから ライスに関しては うっかり言い忘れない限りは 半分とかにお願いしています。
お店の人は値引きできないから と 言うような言い方をされますが 持って帰れないし 捨てちゃうなら 問題ないと思っています。
ファミレスでも ライスの大きさによって 価格が異なるところもありましたけど
そういうお店はいいですよね~
一般家庭でも まとめ買いは お買い得というので 買いすぎて 食べきれず 処分するのも多いそうですが フードバンクなどが もっと周知されるといいですね~~
(残念ながら 我が家は 期限切れとか 食べちゃうので 寄附できませんが)
あと、ずっと 気になっていた お寺さんとかにお供えしたものってちゃんと 頂いてるのかと疑問でしたが 「おてらおやつクラブ」という 活動があるそうです。
お供え物を おさがりとして 頂いて それらを 支援施設などから 個人へという流れが作られているそうです。
少しづつですが 食べられる物を 食べたい人に 上手く行き渡るような仕組みができているようですね。
もったいないと 思うなら 消費期限の近いものから 購入しましょうと 書かれていました。
はい。。。勿論 その方が 価格も安くなってるので 優先的に頂いています。
学校とか 家庭でも
食品ロスについて 話をしてみて 意識が変わると良いですね。 -
Posted by ブクログ
食品ロス対策として、フードバンク、フードドライブ(フードスタンプ)という素敵な取り組みを初めて知る機会でなった。
フードバンクは、まだ食べれるが外装等の欠陥で市場に出まらわないものを、買取、生活困窮者に提供する取り組み
フードドライブは、店や指定場所に家庭で余った食品を集め、上記同様生活困窮者に分け与える取り組み。
まだ食べれるにも関わらず捨てるのは環境にも経済的にもよろしくはないと考えていた矢先、上記取り組みはとても素晴らしい。
日本での食品ロスは年646万トンで、その内330万トンが家庭からの破棄となると、一部富を得られる人がいる反面、得られない人に分け与えることは、まさに共存社会となりえるだろう。
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Posted by ブクログ
食べ物・水、当たり前に摂取しているがそうで無い人も沢山存在する。利他的に生きてみよう。
2020年で1日$2-(200円)以下で暮らす絶対的貧困層は7億人だそうだ。地球人口の1割弱だ。飢餓状態だ。様々な要因は有るが、''飢餓は十分な食料が手に入らない事で、十分な食料が無いという事では無い''と経済学者のアマルティア・センは言う。
日本のコンビニで廃棄される金額は一店舗当たり年間468万円。
日本の食品業界は、納入について3分の1ルールという取決めがある。賞味期限の3分の1の期間中に決められた数量を全納させる。
販売店は販売期間が3分の2と長い期間保証される。納品出来ないと全品返品でその殆どが廃棄処分だ。全てが消費者優先で我々はそれを当たり前と受け止めている。
廃棄処分は焼却と埋立だ。いずれにしても環境への悪影響と費用の無駄。費用は税金で賄っている。
飢饉、日本では考えられないがイエメン、コンゴ、ナイジェリア等多くの国で半数の国民が飢えている。貧困だから食べられないのだが社会的環境が問題だ。
・紛争による社会インフラの崩壊
・自然災害、最近では気候変動による
・経済的困窮、国も個人も収入を得る事が出来ない
末端には行き渡らない利益。世界的アグリビジネスの会社、例えばネスレ、ドトール、ユニフルーティ等は食材は勿論、流通、通貨、政治を支配し、大手スーパーは卸売業者を支配し、卸売業者は、生産者を支配する。経済ヒエラルキーだ。効率と利益最優先、環境悪化や恩恵に預かれない人々は無視だ。
温室効果ガスの約30%は食品生産に関わるものだ。その内約30%が廃棄されている。
水の賞味期限は、ペットボトルに記載されているが、水の品質ではなく長期の保存で容器から水分が蒸発して容量が少なくなり''計量法''に抵触するからでビン詰めの水には賞味期限の記載はない。災害時に公的機関が配布したペットボトルの賞味期限が切れていると一時、住民・メディアで騒動になり謝罪、廃棄となったが浅薄な行動だ。
スーパー、コンビニで賞味期限が1日でも長い商品を棚の奥から引っ張り出す人を目にします。そんなに先に食べる物では無いなら期限に近い商品を購入するべきだ。些細な行動の連続が大きなロスを生むのだ。
品揃えが豊富なお店は華やかで消費意欲も湧くだろうが殆ど買わない物だ。必要な物は分かっている。有る物で賄える様な生活様式に変えロスや環境保全に気を配るべきだと思う。
自分さえ良ければ、今良ければ等、利己的な思考を変えるべきだ。中・長期的な視野で他人の事、ほかの国の事世界的に利他的な姿勢が必要だと思う。
小さな事だが、多くの人が実行すれば効果は大きい。