作品一覧

  • かずをはぐくむ
    4.6
    1巻1,980円 (税込)
    「生まれたばかりの息子を初めて腕に抱いたとき、いつか彼が数をかぞえたり計算をしたりする日が来るとは、まだとても信じられなかった。言葉もない、概念もないのだ」(本書より)。しかし、やがて、子どもの心の中には数が“生まれ”、おとなと共に“育み”あうようになる。3歳と0歳のきょうだいが、8歳と5歳になるまでの驚きに満ちた日々。独立研究者、森田真生があたたかく見守り、やわらかに綴る。画家、西淑による挿絵もふんだんに掲載。
  • センス・オブ・ワンダー
    4.3
    1巻1,925円 (税込)
    先駆的に化学物質による環境汚染を訴え、今に続く環境学の嚆矢ともなった『沈黙の春』の著者であり科学者であるレイチェル・カーソン。そのカーソンの最後に遺した未完の作品が『センス・オブ・ワンダー』だ。本書は独立研究者・森田真生による新訳と、「その続き」として森田が描く「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」で構成する。カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索を行う。
  • 数学する人生(新潮文庫)
    4.1
    1巻605円 (税込)
    日本が誇る世界的数学者にして、畑仕事と研究だけに没頭した孤高の人――。数学の枠にとどまらない、その思想エッセンスを余すところなく一冊に凝縮。「人は本来、物質的自然の中に住んでいるのではなくて、魚が水の中に住んでいるように、心の中に住んでいます」と語る哲学的にして詩的な世界観を、小林秀雄賞を最年少で受賞し、岡に私淑する俊英の編集により完全再現した驚異的選集。(解説・角川祐司)
  • 数学する身体(新潮文庫)
    4.0
    1巻649円 (税込)
    数学はもっと人間のためにあることはできないのか。最先端の数学に、身体の、心の居場所はあるのか――。身体能力を拡張するものとして出発し、記号と計算の発達とともに抽象化の極北へ向かってきたその歴史を清新な目で見直す著者は、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人へと辿り着く。数学の営みの新たな風景を切りひらく俊英、その煌めくような思考の軌跡。小林秀雄賞受賞作。(解説・鈴木健)
  • 僕たちはどう生きるか めぐる季節と「再生」の物語
    3.5
    1巻616円 (税込)
    未来はすでに僕を侵食し始めている。未曾有のパンデミック、加速する気候変動……。人類の自己破壊的な営みとともに、「日常」は崩壊しつつある。それでも流れを止めない「生命」とその多様な賑わいを、いかに受け容れ、次世代へと繋ごうか。史上最年少で小林秀雄賞を受賞した若き知性が2020年春からの「混沌」と「生まれ変わり」を記録した、四季折々のドキュメント・エッセイ! 不気味で、不透明で、不確実なこの時代をしなやかに生き抜くための必読書!!
  • 計算する生命(新潮文庫)
    3.3
    1巻693円 (税込)
    「計算」は私たちの生活のそこかしこに現れる。では、指やペンを使う足し算や筆算と、膨大な電力を消費する巨大コンピュータによる計算は、何が異なるのだろうか。機械が人間の能力を遥かに超越し、日夜無言で計算し続けるいま、私たちには一体何が残されるのだろうか――。気鋭の独立研究者が数学史を遡り、いつしか生命の根源まで辿り着いた果てに提示する新たな地平。河合隼雄学芸賞受賞作。(解説・下西風澄)

ユーザーレビュー

  • 数学する身体(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    面白かった。数学を専門としていない人間にとっても、数学の紡ぎ出す世界に触れてみたい、と感じさせるような文章。
    身体性からみた数学史の解説それ自体も面白いのだが、やはりなんといっても数学者・岡潔の数学と一体化することにより見えてくる世界の表現がとても美しく感じた。なにより、文章が綺麗で読んでいて気持ちがいい。

    4章より引用:
    > 生きることは実際、それだけで果てしない神秘である。何のためにあるのか、どこに向かっているのかわからない宇宙の片隅で、私たちは束の間の生を謳歌し、はかなく亡びる。虚無と呼ぶにはあまりにも豊穣な世界。無意味と割り切るには、あまりに強烈な生の欲動。その圧倒的に不思議な

    0
    2026年04月25日
  • かずをはぐくむ

    Posted by ブクログ

    何気ない日常と数学を絡めて、子どもの成長の尊さを伝えてくれる。
    不完全や制約がある時、逆に可能性が広がることも多い。この目線を大切にしようと思う。

    0
    2026年04月11日
  • センス・オブ・ワンダー

    Posted by ブクログ

    これ読んで自然の中に、もっと出かけたいな、と思った。

    出かけなくても、自宅で花を生けたり育てるのでもいいし、 天候・植物・動物など自分以外の自然営みに触れる時間を増やしたいな。
    そういう時間を「無駄!」と切り捨てていつも時短命になっている自分に気づいた

    感じる心を 見逃さずに 感覚を押さえずにいたいなぁ

    0
    2026年04月10日
  • センス・オブ・ワンダー

    Posted by ブクログ

    私は虫が苦手で、自然の多い場所に行くことは少ない。でも花を見たり風の音を聞いたりするのは好きだ。自分のできる範囲で日常の中の自然を味わいたいと思った。

    0
    2026年01月28日
  • センス・オブ・ワンダー

    Posted by ブクログ

    あまりにも有名なセンス・オブ・ワンダー

    自然と共に生きることの素晴らしさ、環境問題についてとことん考える本になっている
    読みながら、ずっと思い出していました

    子どもの頃、あんなにも虫や草木の中にいて、なにも恐れることはなく遊び歩いていたこと
    庭にある野菜を摘んではそのままに食べていたこと
    山に行けば、動植物が奏でる音に耳を澄ませていたこと
    海に行けば、その波音をいつまでも聞いていたこと
    夜空を見ては、星の瞬きに感激していたこと

    あの頃の、無邪気だった自分を思い出しては
    もう、あの頃のようにはできないかもしれないと少しの寂しさを感じたりもしました

    でも違うのかもしれない
    私が望めばいつだ

    0
    2026年01月21日

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