作品一覧

  • かずをはぐくむ

    かずをはぐくむ

    小説・文芸

    4.7
    1巻1,980円 (税込)
    「生まれたばかりの息子を初めて腕に抱いたとき、いつか彼が数をかぞえたり計算をしたりする日が来るとは、まだとても信じられなかった。言葉もない、概念もないのだ」(本書より)。しかし、やがて、子どもの心の中には数が“生まれ”、おとなと共に“育み”あうようになる。3歳と0歳のきょうだいが、8歳と5歳になるまでの驚きに満ちた日々。独立研究者、森田真生があたたかく見守り、やわらかに綴る。画家、西淑による挿絵もふんだんに掲載。
  • 僕たちはどう生きるか めぐる季節と「再生」の物語

    僕たちはどう生きるか めぐる季節と「再生」の物語

    小説・文芸

    3.5
    1巻616円 (税込)
    未来はすでに僕を侵食し始めている。未曾有のパンデミック、加速する気候変動……。人類の自己破壊的な営みとともに、「日常」は崩壊しつつある。それでも流れを止めない「生命」とその多様な賑わいを、いかに受け容れ、次世代へと繋ごうか。史上最年少で小林秀雄賞を受賞した若き知性が2020年春からの「混沌」と「生まれ変わり」を記録した、四季折々のドキュメント・エッセイ! 不気味で、不透明で、不確実なこの時代をしなやかに生き抜くための必読書!!
  • センス・オブ・ワンダー

    センス・オブ・ワンダー

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻1,925円 (税込)
    先駆的に化学物質による環境汚染を訴え、今に続く環境学の嚆矢ともなった『沈黙の春』の著者であり科学者であるレイチェル・カーソン。そのカーソンの最後に遺した未完の作品が『センス・オブ・ワンダー』だ。本書は独立研究者・森田真生による新訳と、「その続き」として森田が描く「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」で構成する。カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索を行う。
  • 計算する生命(新潮文庫)

    計算する生命(新潮文庫)

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻693円 (税込)
    「計算」は私たちの生活のそこかしこに現れる。では、指やペンを使う足し算や筆算と、膨大な電力を消費する巨大コンピュータによる計算は、何が異なるのだろうか。機械が人間の能力を遥かに超越し、日夜無言で計算し続けるいま、私たちには一体何が残されるのだろうか――。気鋭の独立研究者が数学史を遡り、いつしか生命の根源まで辿り着いた果てに提示する新たな地平。河合隼雄学芸賞受賞作。(解説・下西風澄)
  • 数学する人生(新潮文庫)

    数学する人生(新潮文庫)

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻737円 (税込)
    日本が誇る世界的数学者にして、畑仕事と研究だけに没頭した孤高の人――。数学の枠にとどまらない、その思想エッセンスを余すところなく一冊に凝縮。「人は本来、物質的自然の中に住んでいるのではなくて、魚が水の中に住んでいるように、心の中に住んでいます」と語る哲学的にして詩的な世界観を、小林秀雄賞を最年少で受賞し、岡に私淑する俊英の編集により完全再現した驚異的選集。(解説・角川祐司)
  • 数学する身体(新潮文庫)

    数学する身体(新潮文庫)

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻649円 (税込)
    数学はもっと人間のためにあることはできないのか。最先端の数学に、身体の、心の居場所はあるのか――。身体能力を拡張するものとして出発し、記号と計算の発達とともに抽象化の極北へ向かってきたその歴史を清新な目で見直す著者は、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人へと辿り着く。数学の営みの新たな風景を切りひらく俊英、その煌めくような思考の軌跡。小林秀雄賞受賞作。(解説・鈴木健)

ユーザーレビュー

  • センス・オブ・ワンダー

    Posted by ブクログ

    都市に住んでいると、完全に自然から切り離された街に住むことになる。現代では完全に快適で、全てがコントロールされていて、自然の姿を認識することができないし、そのセンサーも消失する。
    難しいことじゃなくて、ベランダに出て夜空を見上げて風を感じて音を感じるだけで良いし、朝歩いている時に空を見上げて鳥の声に耳を澄ませるのも良い。自然の不思議に感動できる感性は、失われてしまっているが、子供と一緒に感じたい。必ずしも自然の中のそれぞれの動植物の名前を知っている必要はない、まずは感じること。天体望遠鏡を子供にプレゼントしよかな。

    0
    2026年09月14日
  • センス・オブ・ワンダー

    Posted by ブクログ

    名著かつ、もともと好きな作家さんによる翻訳。
    自身の子育ての経験による後書き含めて素晴らしい。
    昨今思う、AI時代における価値、何に喜びを見出すか、ヒントをもらえた気がする。

    0
    2026年09月13日
  • センス・オブ・ワンダー

    Posted by ブクログ

    子供達の自然への目線や感性は本当に凄い
    拾ってきたどんぐりをいつまでも触ってる
    蠢くアリンコたちをしゃがみ込んでいつまでも眺めていられる
    掃除されず、ついにミイラ化した黄金虫が片隅に落ちてる通路を通るたびに「いるねぇ〜」って毎回新鮮

    センス・オブ・ワンダー
    この本は、著者であるレイチェル・カーソンが
    彼女の甥っ子ロジャーに自然のセンス・オブ・ワンダーを伝えるエッセー

    私は逆に3歳の男の子にその感覚をいつも思い出させてもらってます

    そんな私がレイチェルさんから学んだこと

    自然に熱中している時間を尊重して
    大人の都合じゃなく
    その時に得られる尊さを優先する

    カッパを着て長靴履いて
    雨の日に外の景色を見に出かけたり
    月や星を見に夜お散歩してみよう
    虫や鳥の声を聞いて
    良い声だねって一緒に楽しもう

    自然の面白さ 不思議さ 素敵さを
    一緒に感じていこう

    お月様を双眼鏡で眺めるレイチェルさんのアイデア
    素敵!

    同時に収録されている
    訳者森田真生さんの
    「僕たちのセンス・オブ・ワンダー」は
    私が感じたこのワクワク感を理性的に語ってくれています

    0
    2026年09月06日
  • 数学する人生(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    岡潔さんの文章は平易なのに、何を言ってるのかよくわからない。
    情緒はスミレを見ていいなあ、と思うこと、というのは何かわかるけど、どうやらそういう心持ちだけでなくもっと広い意味であるらしい。わからない。

    ただ情緒の話をしているけれども文章そのものにべたついた感情の記述は全くない。喜怒哀楽の記載がない。親友が亡くなったときも、毎夏見舞って、ずっと夏休み中そばにいて、毎日布団を並べて学問の話をしたとあるが、亡くなったあとの描写はほぼなく、悲しかったとは書いてない。だけどものすごい喪失感だったんだろうということが伝わってくる。

    書かれてあることはよくわからないけど、非常に澄んだ、美しいものに触れているというか、その思想に揺蕩っているような気持ちになる。多分無理やり構造を理解しようとしなくてよくて、それでいいんだと思う。

    0
    2026年07月25日
  • センス・オブ・ワンダー

    Posted by ブクログ

    センス・オブ・ワンダー、森田真生氏による新訳。
    美しい世界を感じる。忘れてしまった子供のころのワクワクやなんで?を思い出した。
    考えることに偏った現代、感じる方向への揺り戻しを期待したい。

    0
    2026年07月20日

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