長尾剛の作品一覧
「長尾剛」の「鴎外の「武士道」小説」「大橋鎭子と花森安治 美しき日本人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「長尾剛」の「鴎外の「武士道」小説」「大橋鎭子と花森安治 美しき日本人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
最近このくらいの時代の本の中にずっといる。
これは明治の始まりくらい〜だけど。
ちょうど今の朝ドラくらいの時代と同じか。
牧野富太郎さんの朝ドラも観てましたよ。
神木隆之介さんがやってたね。
だからあのキャストのまま読んでたんだけども。
やっぱり朝ドラは朝ドラで多少変えてあるのね。
富太郎さん一人っ子だし。
朝ドラではお姉さんいたよね。
朝ドラとの違いを見つけるのも面白かった。
それにしてもスエさん(漢字出すの大変)肝が座りすぎ。
今の金額で2億円の借金とかもう夜も眠れないわよ。
どうしてあそこまで富太郎さんを信じられたんだろう。
借金取りだって怖かったろうに。
それすら楽しむって私にゃ無理だわ。
そして13人も子供を産むって昔の人ってやっぱり強い。
2人産んでもう無理と思う私とは大違いだわ。
だけどさ、13人産んで6人亡くしてるって悲しみが大きすぎる。
富太郎さんのとんでもぶりと、スエさんのとんでもぶりが群を抜いていた。
2人が違う方向にとんでもなかったから色んなこと含めて上手くいったんだろう。
Posted by ブクログ
「ねこ先生」が改題で、最初に書かれたのがこの本でした。
夏目漱石の本は読んだことはないのですが、夏目漱石のことは、司馬遼太郎の小説で正岡子規の友人であるとか、イギリスに留学して神経を病んだとかの予備知識はありました。
また、三浦雅士の「漱石 母に愛されなかった子」も読んでいて、今回、すっとこの小説に入れました。
小泉八雲の後釜として帝大の講師となったころからのお話で、猫とのからみ、家族との関係、寺田寅彦との関係など、漱石が「吾輩は猫である」を書くまでに至った経過がとってもよく理解出来ました。
ストーリーも自然な流れでとっても読みやすかった本でした。
Posted by ブクログ
新釈「五輪書」
宮本武蔵の哲学を読む
著:長尾 剛
PHP文庫 な 34 1
兵法書とは何か、武芸の解説や武士の心構えについて、それぞれの流派の考えを独自に論理化したもので、弟子の指導教官に使われるテキストだ。
二天一流は現在、多少形を変えて熊本に細々に伝わっている。が、江戸時代を通じ「二天一流の大剣豪」として武蔵以上に名を馳せた剣客はいない。
武蔵という人は、徹底したリアリストだった
気になったこと、武術の域を超えているだろうことは以下です。
■地
・兵法とは、いつ如何なるときでも勝つ、ための心構えなのであり、ノウハウなのである
・役に立つかどうかではない、どんなときでも役に”立たせる”のである
・五輪書は、きわめて剣の技術論的な部分が大きい書だ
・人を使うにも、適材適所の考慮が大切だ、腕前の上中下に合わせて仕事を与えてやれば、効率よく仕事は進む
・道具は、いつでも最高のコンディションでなければならぬ。そのためには常日頃のメンテナンスが欠かせない
・要は、どれほど戦う相手が大人数であろうとも、どれほど目の前に突き付けられた障害、難題が大きかろうとも、そこで臆したりあきらめたりしては、すべて終わりだということである
・様々な武器の効用を知り、時と場合で使い分ける
・大切なことは自分の身に応じ、自分の手にあった武器を持つことである
・我が兵法を学ぼうとする者は次を心がけよ
①ひたすら実直、正直であること
②道を厳しく鍛錬すること
③刀を持つだけでなく、広く他芸に触れること
④広く他の職業を知ること
⑤利害損得をわきまえること
⑥本質を見据える眼力を養うこと
⑦眼に見えない本当の意味を見抜き、悟ること
⑧わずかなことにも、細心の注意を払うこと
⑨役に立たないことはしないこと
■水
・無念無想
・一瞬もためらうな、躊躇するな
・一体感あればこそ、まず身体が動き、そのあとから刀の動きがついてくる
要するに、戦いとは、まず道具ありきではなく、まず、己自身ありきなのである
■火
・我が兵法は、常に生きるか死ぬか、ギリギリの覚悟をもって臨むこと
・自分の兵法が1対1の対決にとどまらず、集団の合戦の戦略としても有効なのである
・武蔵は、イメージトレーニングが必要だと語っている
・闘いの初めにおさえるべきもの、光、空間、高さ である
・勝つためには先手をとれ
①懸の先 こちらから仕掛ける際の先
②待の先 相手が掛かってきたところをとる先
③体々の先 互いに掛かり合ったときにとる先
・常に敵の攻撃の出鼻をくじけ
・敵のアクションが完了する中途でそのアクションを崩す
・無駄な動きはほおっておく
・敵の士気を見抜け
・相手が崩れたら、再起ができないように、一気に押して、叩き潰す
・敵が弱みをみせたらそこにつけ込め
・かげをうごかす、とは、力づくで敵に誘いをかける、こと
・敵を崩す心理戦
①敵に危険を感じさせろ
②もう無理だと敵にあきらめの気分に引き込むこと
③敵の予想外の行動にでて、あわてさせ、パニックに陥れること
恐怖を感じた敵はもろい、そこに一気につけ込めばそのまま勝ち得ることができる
・敵の急所をつけ
次々と敵の急所にピンポイント攻撃をかけ続けること
・弱い敵にでも、全力でぶつかる覚悟がなければ生き残れない
・同じ攻撃を二度行うのはやむを得ない、三度までするものではない
・敵の武将になった気持ちで戦場を見よ
・兵法とは、技術の習得、体力の鍛錬、精神の修養、すべてである
■風
・他流を許さない、兵法とは闘いに勝つためだけにある
・敵がやたらに動いてきたら、それに背いて、こちらは悠々と静かに構え、敵のリズムにひきずられないようにする
■空
・空を知る:何もない境地、俗世間しか知らない人間には理解できない境地があることに気が付く
・空に至る:俺は間違っているかも、といった迷いをいっさい感じず、日々いつでも知力と気力を磨くようになり、観、見、2つの眼を研ぎ澄まして周囲のすべてを理解し、少しも心に曇りなく、迷いの雲が完全に晴れた境地になれる
・結論:兵法とは、人を善に導くものなり
目次
『五輪書』序
地之巻
水之巻
火之巻
風之巻
空之巻
ISBN:9784569577616
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:533円(本体)
2002年07月15日第1版第1刷
2002年11月29日第1版第1刷
Posted by ブクログ
ビジネスにおいてもスポーツの世界でも女性の活躍は目覚ましい。サッカー女子日本代表やバレーボールなどは勿論、陸上や卓球、ゴルフなどあらゆるスポーツで日本人女性選手の活躍を日々目にする。政治の世界にも多くの女性議員がおり、身近なところで会社を見渡せば、100人規模の組織の町が女性だったりすることも多くなってきた。だが先進国において女性の社会進出はまだまだの評価だし、事実、目覚ましい活躍を感じていること自体が、女性の進出そのもの自体が注目される様な世の中なのである。先日システム提案を受けたある会社は、6名程度のチームで全員が女性だった。提案内容や資料が素晴らしかっただけでなく、プレゼンターの話し方、こちらの質問への的確な回答(意地悪なマニアックな技術的質問であっても)、上長(部長)のタイミングの良い助け舟など、どれをとっても他社5社程度を圧倒していた。内心では凄い時代になったなと感じてしまう自分が、まだ男性社会の意識が強いことに気付かされてしまう。
本書は日本の歴史の中に燦然と輝いてきた女性の活躍やその強さにスポットを当て、現代に続く女性進出を「復興」と捉えた作品である。かつては戦国の世においても、女性武者が兵士たちを率いて闘っていた。有名な所では最近大河ドラマでも話題になった、巴御前や井伊直虎なども登場する。
彼女たちは武芸の才も男性顔負けの優れた域に達していたり、何より主君や夫を守るためにその命を投げ出して闘ってきた。中には伝説じみた首をもぎ取る様な猛者も出てくるが、何よりも自分が女性である以前に一人の人間として、国のため、同じ女性のために心血を注いでいた。
本書を読みこれまで知らなかった戦国武将の妻たちの存在を知ったし、近代においても女性浪人の活躍があったりするなど、その活躍ぶりを眺めていくと、いずれも信念の塊の様な強い意志をもち、決して最後まで諦めずに戦い続ける姿に胸を打たれる。死に直面しては男性さながら潔く切腹するなど、もしかしたら男性でさえも恐怖でやり遂げられない様な事も立派にやり遂げるのである。それが日常的に「女性だから」と扱われた反動なのかはわからない。事実その様な事を成し遂げてきた女性が多くいたという事は事実だ。
本書は主にそうした戦国の世の中女性を中心に、近代においては女性の社会進出を促進するための女学校の設立や、女性の医学の道への扉を開いた方など、数十名の女性を取り上げている。正に本書冒頭で表現されている「女軍(めいくさ)」の文字に相応しい戦いぶりである。
本来ならこの様な特別な扱い自体が不要なはずである。歴史書にこうした話が逸話として出てくる事はあっても、まだまだ視点が男性中心かつ登場人物の多くは男性だ。我が国は社会の女性進出率の評価はまだまだ低いが、この様な本に触れて、奮起する女性はもちろん、女性の本来の優秀さを認めて大きな仕事を割り当てるなど、積極的に場を提供していく様な(最初はルールにしてしまうのが有効だと考える)社会を最もつくっていかなければならない。その様な想いを一層強くさせてくれる一冊だ。