吾輩はウツである “作家・夏目漱石”誕生異聞

吾輩はウツである “作家・夏目漱石”誕生異聞

1,500円 (税込)

7pt

4.0

「おまえさん、ナニサマのつもりだ」(by猫)――『吾輩は猫である』が生まれた舞台裏には、こんなドラマがあった!?明治36年(1903)4月、小泉八雲が辞めさせられたことで学生たちの不満うずまく帝大に、夏目金之助(のちの漱石)が講師として赴任する。不穏な空気の中、学生たちの冷たい視線に晒される金之助は、毎日、不満と苛立ちを抱えながら教壇に立っていた。さらに、失恋で人生をはかなむ学生・藤村操が目の前に現れ、金之助の気持ちはますます不安定になっていく。そんなとき、一匹の小さな黒猫が夏目家に迷い込んだ。心を病み始めた金之助は、その黒猫と会話をし始める。しかし、その黒猫と会話ができるのは金之助だけだった。一方、病ゆえに突如として怒りを暴発させるようになった金之助に対し、妻・鏡子は一念発起。金之助の病を治すべく、ある行動を起こしたのだが……。夏目漱石を長年にわたって研究し続けてきた著者が、歴史的事実をモチーフに、不世出の文豪が誕生するまでをドラマチックに描く、異色の長編小説。

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吾輩はウツである “作家・夏目漱石”誕生異聞 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年12月24日

    夏目漱石に関わるひとたちの文章が好きだ。夏目漱石本人の文章ももちろん好きだけれど。
    お茶漬けみたいな文章だと思う。

    なにはともあれ、登場人物たちが魅力的だ。
    すごくかっこいいとか、人間的に素晴らしいとかではないのだけれど、なぜか惹きつけられる。
    夏目漱石に興味はあるけれど、とっつきにくいなぁという...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月28日

    「吾輩は猫である」言わずと知れた夏目漱石の本だけど、実はまだ読んだ事ないんだよね^_^;
    でも、この本読んだらちょっと読んでみたくなっちゃった♪

    かの夏目漱石もウツだったんだ
    そう思うとちょっと心が軽くなる気がする(笑)

    小泉八雲と夏目漱石の関係、華厳の滝に身を投げた藤村操さんがまさか夏目漱石の...続きを読む

    0

吾輩はウツである “作家・夏目漱石”誕生異聞 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2013年03月29日
  • コンテンツ形式
    XMDF
  • サイズ(目安)
    2MB

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