あらすじ
テレビドラマ「あさが来た」の主人公のモデルとなった広岡浅子。彼女を知らずして、近代日本は語れない! いったい、何がすごいのか。幕末の京都に生まれ、大阪の豪商に嫁いだものの、明治維新の動乱で嫁ぎ先の商売は傾き……。ところが、それを立て直すために自ら奔走し、やがては実業家として活躍するようになるのである。しかも、ピストルを忍ばせて炭鉱に入ったという逸話もあるから、まさに女傑。はたして、広岡浅子とはいかなる人物であったのか。時代背景や女性史も踏まえて迫る!
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Posted by ブクログ
『あさが来た』の主人公の 伝記ですね。
ドラマと いろいろ 違いはありますが。
それは それとして 楽しめました。
このような女性が いたんですね。
今の時代に いたら どれだけ すごいことを
したんでしょうね。
Posted by ブクログ
広岡浅子の業績を炭鉱、保険業、女子大学設立への奔走と分けて綴ってあるので、わかりやすく辿ることができた。またその時々の時代背景や世間一般の価値観などの補足説明が多く、とても分かり易かった。
Posted by ブクログ
NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主人公のモデルとなった、実在した女性実業家・広岡浅子の一代記。ドラマがとてもおもしろく、「あさ」の姿に毎朝元気をもらっていたので、実際の広岡浅子に興味がわいた。京都の豪商に生まれたことはわかっていたが、それが財閥の三井家であったことにちょっと驚いた。単に広岡浅子の姿を描くのではなく、日本における男尊女卑の実態や、当時の女性が社会進出することのむずかしさが語られている。