村上靖彦の作品一覧
「村上靖彦」の「荒れる言論空間、消えゆく論壇」「アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
著者の最新刊。これまでの著者の考察がさらに進み、腑に落ちることが多い書であった。「利害とは無縁な仲間を持てず、無駄を愛せないとき、僕たちは効率や管理の要請を内面化して市場の歯車となり、他の人たちにも組織の論理を押し付ける」だから無駄話という会話を続けることが「生きるスペース」を作り出し、その中で愛とも自分も大事にできる対話が生まれ、その中で自分についての言葉と自分たちのしたいことが自然と見つかってくる。「生きるスペース」を作ることは、組織の大小、小さい中では家庭や地域、大きくなると国家ということになろうが、「ゲリラ戦」である。「ゲリラ戦」は力が弱い側が生き残るための戦術である。「どのような社会
Posted by ブクログ
「ヤングケアラー」とは誰か。
タイトルのままであるけれど、個々人はそれぞれが別々の、親を含め複雑な事情を抱えている。
子どものSOSが発せられる環境は、心身ともに安全安心を感じられる場所。
西成のこどもの里。何人の子どもとその親を救ってきたのだろう。伴走型支援。地域で子どもを育てる。子どもを育てるということは、その親もサポートするということ。子どもの不安、親の不安。
家族を気遣う。孤独。
尊重されることの尊さ。
この支援のあり方は、日本の子供だけでなく、外国人ファミリーにも必要なんだろうな。見えないだけで、色んな困難を抱えた人が多くいる。生活ではなく、生きる困難。心身の健やかさを保てない
Posted by ブクログ
「ヤングケアラー」というと、身体的介護や家事労働をする子ども、という一般的なイメージがあるが、それだけではないむしろそれ以上に、精神的な病を抱える親や薬物依存の親等の支えとなっているこどもが多いとのことで驚くばかりだった。親がそういう状況だと自分からSOSを出して助けを求めることはより困難になる。また、そういう環境で育つとそれが当たり前の日常になって、助けを求めるという発想にならないようだ。
そこで重要なのが、そんな子どもを地域で支え続けてくれる大人の存在だ。そんな大人がいる居場所だ。日頃から居場所と繋がっていることで、SOSにも気付きやすくなる。