【感想・ネタバレ】鍵をあけはなつ ー介護・福祉における自由の実験のレビュー

あらすじ

介護・福祉の実践の機微、ここにあり。「玄関に鍵をかけない」「あえて敬語を使わない」……それは、人が人であるための基本をしなやかに守ろうとする支援の形。ふつうの生活、ありふれた日々をサポートする種々の工夫と気づかいを、支援者9人の語りから豊かに拾い上げる。

※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。

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Posted by ブクログ

どうしても日常の現場活動にいると、ケアの本質を見失うことがある。そういう時に本質に戻させてくれる書が必要である。本書は認知症グループホーム、障害者グループホーム、高齢者施設、若者支援、発達保育、高齢者デイサービスなど、多様な人たちを支える人たちの語り集である。語りの中に真実は宿る。「リスク管理に抗するマネジメント」をどの人たちも苦労しながら行っており、それが失われた、いや新しケア像を作り出すことにつながると感じた。

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2025年08月09日

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