フランス書院作品一覧
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-「くっ……殺すにゃ!!」自称誇り高い女騎士のフェリセットは敵国の皇子ルイに夜襲を仕掛けたものの、あっけなく敗北してしまう。捕虜となった以上は死を覚悟していたが、猫獣人である彼女の猫耳や尻尾を気に入ったルイによって戦利品としてお持ち帰りされることに。これは性○隷監禁○辱展開になるやつ!!と警戒心MAXの彼女を待っていたのは、意外にも自由気ままな生活と、ルイからの過剰なまでの溺愛だった。予想外の甘やかしに戸惑いつつも、徐々にルイに絆されていくフェリセット。気まぐれとはいえ、自分を可愛がってくれる彼に少しずつ好意が芽生え始めた矢先、かつてルイのそばに自分とそっくりな猫獣人の女性がいたことを知り……。第33回フランス書院文庫官能大賞受賞作!
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3.6転属によって王都にある騎士団長付きの事務官になったルビエラ。挨拶しようと入った団長室では男女が熱烈なキスをしていて!? しかし、それ以上に衝撃的な光景がルビエラの目に入った。 そのキスをしていた男性であるダニエル団長は前世の旦那様だったのだ! 前世を見ることの出来る魔力を持っているルビエラは、仕事ばかりで家庭をかえりみなかった旦那様にも、自分を家政婦としか見ていなかった子供や孫たちにもうんざりし、今世は自分の為に生きる!と誓っていた。 ずっと独り身で生きていくと考えていたものの、前世とは全く違う様子のダニエル団長や、前世では知らなかった旦那様の思い出を見ていくうちに次第に気持ちは変わっていく。 一方で常に女性を口説いているような女たらしのダニエルは、ルビエラに一目惚れをしていた。 これまでの生活とは一変、女性関係を清算し始めたようだがそう簡単にいくはずもなく……?
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4.8子爵家に臨時の侍女として雇われているロニには、ある特別な役目があった。それは雨の日にのみ、お仕えする令嬢の手紙を婚約者候補のもとへ届けるというもの。憂鬱である雨の中で届く手紙は不思議と受け取る者の心をほどき、これまで幾人もの恋を静かに後押ししてきた。しかし恋の成就は、ロニの役目の終わりを意味する。今回もそれで終わるはずだった。だが、手紙の届け先である伯爵家の執事・ファウスとの会話が彼女の人生に小さな変化を生んだ。やがてそれはロニ自身の物語となって歩き出す。これは花の都を長靴で歩くロニの、小さな恋物語。
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3.0「クラリス・エンハルマン、そなたとの婚約は破棄させていただく」 公爵令嬢クラリスは婚約者のフォーアン殿下から突然婚約破棄を告げられる。 文官として働き、冷静に意見を述べるクラリスの振る舞いが気に食わないらしい。 女性の地位向上の第一歩として宰相に請われて就労していたが、 フォーアンは、これまでの世代のように『女性は陰に控えるべき』という考えのようだ。 そのうえ彼の隣には妹アイラが寄り添っており、婚約者を彼女に変更すると宣言。 同行していた、職場の上司にして王弟のローウェルによって事態は収束し、 婚約破棄を受け入れて仕事に勤しむクラリス。 しかしこの日を境にローウェルからのアプローチがはじまり……!?
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-22歳の公女セレナには、同い年の婚約者レフィルセントがいる。第一王子である彼とは幼い頃は親しくしていたものの、今では義務的な会話を交わすだけのよそよそしい関係になっていた。そんなある日、セレナは王宮に呼ばれ、少年の姿に変わったレフィルセントと再会する。視察中に襲撃を受け、「一日ごとに一歳ずつ若返る魔術」を浴びてしまったという。若返るたびにそれまでの記憶を失っていく彼の心を取り戻せば、魔術に打ち勝てる――そう告げられたセレナは、二人が出会った五歳に戻るその日まで、彼と共に過ごす決意をする。だが、レフィルセントの若返りは止まらない。やがてセレナは、"彼の未来に、自分は必要ないのかもしれない"と考え始めてしまい……。
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3.5グラーフェ伯爵令嬢のエルザには「出来過ぎた」婚約者がいる。 相手はかつて世界を救った英雄の一人である魔術師を輩出した、ベルネット侯爵家のルーフェン・ベルネット。 二人は良好な関係を築いていたものの、感情を素直に出す彼から愛を囁かれたことはなかった。 つまり、自分はただの婚約者でしかないのだ。 そう思いながらも一緒に居たいと恋心を隠して過ごすエルザだったが、 世界の危機によりルーフェンが騎士として選ばれ、旅に出ることになり――
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4.5美しいものをこよなく愛する悪魔ロキ。人間界の夜会に紛れ、若く見目麗しい瞬間の女を手折る日々を繰り返していた。そんなロキは、とある夜会で好みと正反対のみすぼらしい女カヤと出会う。揶揄ってやるつもりで声をかけたが断られ、プライドが傷ついたロキは恥をかかせてやろうと食い下がるが──仕返しをするつもりが初めての恋に右往左往する美しき悪魔×美しさを求めることに臆病なヒロインのじれじれラブ!
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3.0魔法学校に通うゾーイは、良い就職先を得て親の決めた婚約を破棄するために首席での卒業を狙っていた。目標を達成すべく順調に優秀な成績を収めて最終学年を迎えたゾーイだったが、卒業試験の調薬で必要な素材は『吸血鬼の汗』!?吸血鬼は存在するものの、日常で出会うこともないほど数が少ない。ゾーイは実家が経営している商会からなんとか情報を見つけ出す。しかしその先で出会った吸血鬼のリヒトは究極の引きこもりで汗を流す気配が微塵もない!汗を得るべく、リヒトの住む家へ足を運ぶことになったゾーイだったが、意外にもその生活は楽しくて──。なんとか汗をかかせたい見習い魔法使いと、しぶしぶ協力する引きこもり吸血鬼のラブコメディ!
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4.0扉の向こうは異世界でした――ブラック企業を退職し、大好きな自宅でゆっくり過ごしていたレイはある日、寝室の扉が異世界の資料室へと繋がっていることに気づく。そこで出会った資料室の管理人アークに一目惚れし、衝動的に告白して即フラれたレイだったが、彼の元で働くことに。そうして始まった2人での日々は案外穏やかだったが……
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4.0「どうやったら、大滝さんはもっとしゃべってくれるんだろうな。この、かわいい唇で」 会社員の大滝三春は、上司である原瀬岳と上手く会話ができないことを密かに悩んでいた。 気づけば口から出るのは数文字の短い言葉ばかり。彼のことを嫌っているわけではなく、むしろ尊敬しているのに。 そしていつも原瀬は口下手な三春を煙たがることもなく、エスパーかと思えるほどに考えを読み取りフォローしてくれる。三春は日々彼に感謝しているのだけれど、今のところそれを伝えることもできないまま。 そんなある日、大雨に降られ電車も止まったと聞き、三春は会社で途方に暮れる。そこへ原瀬が「私の部屋に泊まればいい」と言ってきて……。
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5.0片桐花は体育祭で"高橋先輩"に一目惚れをした。 ヤリチンで有名なのでやめておけ、と情報通の友人に忠告されるも恋心は消える気配がない……! ヤリチンエピソードを提供され続けても諦められず、それどころかひと目見かける度にさらに燃え上がる気持ちに終止符を打つため、花は決心する。 一回抱いてもらって諦めよう、と。 相手はヤリチンだ。なら、ヤリマンを装えば抱いてもらえるのでは……? 本当は処女だけどヤリマンを装うことにした花。 わたしはヤリマン、以前からさんざん男を食いまくってるヤリマン!あだ名はバナナカッター! 猪突猛進な花のお誘い結果は―― けなげヒロイン×ヤリチン……?なヒーローのラブコメディ!
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3.5「僕はもう逃がさない。ね、逃げないよね、ラニも」 冒険者のラニには憧れのギルメンがいる。 同じ冒険者ギルドに所属しているクロネ。彼とは実力差もあって普段やり取りする機会もそれほどなかったが、あるトラブルがきっかけで同じ時間を過ごしたことで憧れは恋に変わった。 それからもクロネに対して恋心を募らせていたラニは、勇気を出して奮発して手に入れた装備品をプレゼントするも彼は身につけてくれない。 偶然にも別の女の子が同じ物を贈っていて、その子にもらったものを毎日身につけているのだ。 クロネは優しいから受け取ってくれたけど不要だった?邪魔になるから売ったのかも? いてもたってもいられず、本人に直接聞こうとクロネの棲み処に足を運んだラニは、そのまま自宅に招き入れられ―― 「ラニのことを想うと、僕の体はこんなに、どうしようもなくなるんだ」 一途なポジティブヒロイン×仄暗ヤンデレヒーローのビターラブ!
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4.5「俺にこんなことした責任、取ってくれないの……?」 〝アレ〟が大きすぎるのが原因で歴代の彼女に振られ続けている男、夕島真生。2年付き合った女性にもとうとう同じ理由で振られてしまい、ショックを引きずること早一ヶ月。あることがきっかけで、社内でも人気の可愛い後輩、桜江きよらに勃起してしまった〝アレ〟を押しつけてしまう。 ――もう駄目だ。セクハラで人生終了か。慌てる真生だったが、きよらから出たのは黄色い悲鳴で!? 「おっっっっきい!!」 「えっ、嘘っ、本物ですか……!?それ、その、ちん……おっきいの……!」 「わああ!すごい!本物だ!」 清楚系で癒やし系だと思っていた彼女の予想外な言葉と熱視線に、思わず「……見たい?」と声をかけたことで二人の関係は急激に近づいていく――。 事故から始まるほのぼのラブコメディ!
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4.3王太子エメリックの婚約者である公爵令嬢イネス。幼い頃に身分のつりあいで婚約したものの二人はお互いを想い合っていたが、見目麗しく人柄にも優れている婚約者に対し、特徴のない顔で特に秀でた才能もない私。 後ろめたさを感じつつも、エメリックへの気持ちは諦められない…… 次第に弁えた行動を取るようになっても変わらない、むしろ年々過剰になっていくエメリックの愛情に内心ホッとしていたある日、「他の令嬢と恋仲のフリをする」と告げられて!? 仕方なく了承したが、周囲からも受け入れられている二人の姿に胸が苦しくなり、ひとり涙をこぼすイネスに彼は「どうかその傷みを私に癒させてくれ」と触れてきて―― 絶対に誤解させない溺愛王太子×弁えすぎる控えめ公爵令嬢 WEB版に加え、幼少期やその後の二人のエピソードなど大幅加筆で登場!
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3.7誰にでも優しい伯爵令息エドガーは、初心の女性からの告白をまた断っていた。 夜会での人付き合いが苦手な令嬢ラウラは、抜け出した中庭でその現場に遭遇してしまう。 成り行きで悩みを打ち明け始める二人、会話の中に心地よさを感じる。それは真逆の価値観だから? 会うたびに会話が増え、気づけば心惹かれあっていて――。 「俺は君のことが好きだ」真摯な眼差しで言う彼の言葉に、胸の鼓動は速くなる。 しかし浮評ばかりの伯爵令息との付き合いなど、ラウラの父親は許容するはずもなく……。 かっこ悪くたっていい、初恋を成就させたいエドガーは猛奮励! そんな二人の愛の行く末は!?
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2.5国の英雄である騎士リクハルドは、酷いギックリ腰に苦悶している。 だがプライドが高い彼は、魔女の呪いを受けたことにして真実を隠蔽していた。 治療のため現れたのは、艶やかさのある中性的な少年キキィ。 不思議なことに添い寝されると、どんな病も癒してしまうらしい。 真っ先に腰痛を見抜かれ、治療が始まると柔らかな肢体が密着してくる。 「この少年、何かがおかしい……」施術中だというのに欲情してしまうリクハルド。 治療師の胸元に触れると、更なる異変――この柔らかな膨らみは……? 「騎士さまのエッチ! 変態!! 何すんの!?」 少年だと思っていたキキィは、紛れもなく女性だった。
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5.0サークルの飲み会の帰りにファーストキスを奪われた大学生の屋良志穂。 相手は同じサークルに所属している沢口君だ。酔うとキス魔になる彼に 自分だけキスされたことがなく、志穂のことが苦手とまで言っていたのにどうして。 驚いていた志穂だったが、苦手ではなくむしろ好きだから意識していたとあたふたしている姿をみて 思わず「付き合いたい」と口にしたことで二人の交際が始まった。 内向的で地味な志穂と、明るくて人懐っこい人気者の沢口君。 住む世界の違う相手と思っていたはずの彼との日々はひたすらに楽しいものだったが、 なかなかキス以上に進まなくて―― 切なくもあたたかい、大学生カップルの等身大ラブストーリー。
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4.0最強魔術師とうたわれる公爵令嬢ファルナと、最凶騎士として名高い第三王子セイヴィス。 二人は幼なじみで、従姉弟。生まれた時から家族公認の婚約者であった。 少し不器用な彼だがステキな夫婦となれる。結婚初夜までファルナはそう思っていたのだが……。 いつまで経っても寝室に現れず、それ以降も妻を避け続けるセイヴィス。 解決の手掛かりを求め、夫の夢に忍び込み本心に探りを入れると……? 「本当に敏感で……可愛いな、俺の愛しい人」 現実とは裏腹に、熱の孕んだ言葉をかけ、淫れるファルナの影を身体ごと愛するセイヴィスの姿……一体、どういうことなの!? エリート最強魔術師(妻)×拗らせ最凶騎士(夫)ドタバタ新婚生活の行く末は――!?
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3.0リディアは、聖蜜(ポーション)を作ることができる神子。 ……なのだが、わずかしか作り出せず思い悩む日々――。 時を同じく、王子シルヴィオが難病で臥せる国家的一大事が発生! 最後の望み、リディアのわずかな聖蜜を飲ませると……嘘のように回復していき!? 「聖女リデア、貴女のおかげです! 甘くて美味しい蜜をありがとう!」 天使のような爽やか美王子に感謝され胸が高鳴ると、突然溢れ出す聖蜜!? 「嬉しいけど……このままじゃ胸から抽出してる事が、バレちゃうッ――!?」 王子様の病気を胸から出る聖蜜で治したら、淫らに溺愛される事になりました!
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-美食の国、イートリア。「大鷲の君」として親しまれる王子の成人を機に、花嫁探しが始まった。選考基準は料理。16歳以上の女性であれば、身分に関係なく参加できるという。家族から受け継いだ小さな食堂を営むミリーナはそれを他人事のように感じていた。この国では濃厚な味が基本とされる中、彼女が提供するのは野菜を主にした薄味の料理ばかり。宮廷の豪華な食事に、自分の味が合うわけがないと思っていたのだ。花嫁選定の儀が始まり、賑わう街を横目に買い出しに出かけたある日、ミリーナは店の裏口で体調を崩した貴族らしき男性たちと出会う。彼らに声をかけたことがきっかけで、彼女の日常はすこしずつ変わっていき……。食と恋、そして町娘と王子が織りなす、じれったくて甘酸っぱい物語の幕が開く。
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4.0前世の記憶を持って生まれたリリアは、転校してきたジークハルトがかつての恋人だと気付く。彼は生まれ変わった恋人、つまり私を探しているらしい。しかし、病弱で華奢な美人だった前世とは違い、今の自分は平凡な容姿に健康体、剣も振るう。ただでさえ言い出しづらいのに、ジークハルトは『姫様』への愛を拗らせすぎていた!前世の恋人への愛や思い出を日々滔々と語る姿に周囲はドン引き。一方リリアは自分が死んでから数十年もの間、彼に孤独な人生を過ごさせてしまったことに罪悪感を覚える。私はもう、彼の『姫様』じゃない。せめて他の誰かと幸せになってくれますように。……そう祈っていたはずが、いつの間にか親友になっていた二人。だがある日を境に、ジークハルトからやたら具体的な姫様とのデートプランを聞かされるようになり、さらには姫様一筋と言いながら、私とキスしたいと言われ!?
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-会社員のアキが異世界のヴェルフェラン王国へ迷い込んでから早三年。 チート能力を授かったおかげもあってか宰相秘書官となり、忙しい日々を送っていた。 しかし三十を過ぎても独り身で浮いた噂ひとつないアキを哀れに思った上司により、 持ち出された見合い相手は年下の分隊長イゼル・オルファンで!? 渋々顔合わせの食事会に参加したものの、イゼルはこちらを睨みつけ会話をする気もなく早々に顔合わせの場から退出してしまう。 これは怒っているに違いない。見合いはこちらから断ろう。 彼の態度に傷付きながらも見切りをつけたアキだったが、なぜかその日から職場で毎日のように彼と出くわすことになり……!? 異世界でも社畜を極めるアラサーヒロイン×見合いを強制された(?)不器用年下軍人ヒーローのすれ違いほのぼのラブコメ!
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4.0異世界に迷い込んでしまった舞は、偽善の皮を被ったエロ神父から逃げ出して、働き口を求め王都へと流れついた。 けれど、紹介状がなければ雇えないと門前払いされて絶体絶命! こうなったら物を売って稼ぐしかない。鞄を漁って目に飛び込んできた紐パンツに全てを懸けることにした。 決死の覚悟で売り込みをかけた舞の前に現れたのは、若き野心家の商人のカルレス。紐パンツが彼の目に留まったことで舞の運命が大きく変わっていく。 でも待ってください、売り込んだのは紐パンだけで私は商品に含まれておりません!! 元の世界の知識をフル活用で生き延びていくポジティブな猪突猛進ヒロインと、 持てる全てを使って迫る大人の色気ダダ漏れヒーローのドタバタラブコメディ開幕!
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3.0誰の物にもならない謎めいた令嬢の正体は地味でさえない家庭教師!?仮面舞踏会にのみ現れる『レディ・バイオレット』。難攻不落の華と言われる彼女の正体は、中流階級の娘リコリスだ。スペンサー伯爵家のお嬢様達の家庭教師である普段の姿との二重生活を続ける彼女は仮面舞踏会で伯爵家長男オーランドに声を掛けられる。ダンスに誘われるも正体はバレていないと気付き、なぜか普段冷たく当たってくる仕返しで誘いを断ったところ不意打ちでキスをされ!?思わずその場を逃げ出したものの、彼はバイオレットに恋をしたらしい。諦めてもらおうと拒否をするが、今度は普段のリコリスの姿でもオーランドと言葉を交わす機会が増えていき……
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4.0好きだと言ってきたのはそっちなのに!魔法士のカリンはある日、ほぼ初対面のエリート近衛騎士ロベルトに「今夜、君と共に空の星を眺めたい」と声を掛けられる。この言葉は貴族の間で〝夜の誘い〟として使われる言葉だ。しかも相手は恋愛に興味のない彼女ですら知っているほど地位も名誉もあり、そして女性関係も華々しいと噂のロベルト。考えるまでもなく断ったカリンだったが、次の日もロベルトはカリンの前に現れ、今度は仕事の訓練をしたいと言う。不審がるものの、持参された甘いものに釣られて訓練をすることになったカリンは次第にロベルトに惹かれていく。そしてロベルトに口説かれていくうちにようやく自分の気持ちに気づき、告白したのだが――帰ってきたのは冷たい言葉だった。恋愛に無頓着な平民ヒロイン×本当の恋をしたことがなかった遊び人ヒーローのじれったいラブストーリー!
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3.0リヴィングストン公爵令嬢のエレナに、突然、政略結婚の話が!? 義兄のイリアスと優しい家族に愛され育てられたエレナは、 一目惚れされた伯爵騎士のショーンを信じて、婚約生活をスタートさせる。 育てられた文化の違いや、ショーンの妹・クラリッサの嫌がらせで、 将来への不安を覚え始める義妹を、ひそかに案じてくれるイリアス。 ある事件をきっかけに、エレナは自分の本当の気持ちに気付いて…… e-ブラン創刊記念書き下ろし、世界で一番幸せな婚約破棄までの物語!
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3.8「口づけだけで真っ赤だな……そんな様子で大丈夫か?」モルドレ子爵家のシュリアは、侯爵家嫡男のクロン・ダリアーに憧れていた。とある夜会で彼の双子の姉であるベローチェを助けたことで、彼らの屋敷を訪れたシュリアだが、クロンと顔を合わせた際に〝恩を売るために助けたのか〟と警戒されてしまう。そんなつもりはなかったものの、彼への憧れの気持ちは迷惑にしかならないだろうと考え、クロンとは距離を置こうとする。できるだけクロンと関わらないようにしていたはずなのに、なぜか彼と話す機会が増えていく中、婚約者とともに訪れた夜会で、シュリアを取り巻く環境が一変して……?憧れが次第に恋へと変わっていくお話。
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3.7ブルーラス王国の中でも大貴族である公爵家の嫡子が自殺した。 遺体のそばにはメイドへの想いを綴った遺書があったため、身分違いによる恋の結末だと世間では騒がれているようだ。 ……しかし、男爵家の末娘シャーロットはその噂を信じ切れずにいた。 なぜなら自分こそが彼の恋人であり、人目を避けつつも文通や逢瀬を重ねて愛を育んでいたからだ。 そう思うものの、新興男爵家の自分が表だって騒ぐことは出来ずにひっそりと嘆き悲しむ日々をおくっていた。 ――しぶしぶ参加させられた夜会で、恋人に贈ったはずの懐中時計を名門伯爵家の当主であるヴィクター・ワーガスが持っていることに気付くまでは。 なぜ、彼から聞いたこともない男がその懐中時計を持っているのか。 いても立っても居られず、シャーロットはその夜ヴィクターの部屋に突撃してしまう。 一方、ヴィクターもある目的のため『来訪者』を待っていたようで……? 成金男爵令嬢と名門伯爵のドタバタ偽装婚約ミステリ、波乱の上巻登場!
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-「僕以外のモノを咥える君は、美しくも残酷だ」 美術館で勤務して三年目のイヴリンは春に開催予定の企画展の補佐として関わることに。 しかも今回行われるのは稀代の天才と呼ばれる彫刻家ユリウス・ファン・エッセンの企画展! 期待と緊張でいっぱいになりながらも迎えた顔合わせの日、イヴリンの前に見知らぬ美男子が現れ…… ――〝どうか、僕の作った彫刻と交わってくれませんか〟!? 初恋である肖像画の女性にそっくりらしく、理想の女性像の彫刻を作るために協力してほしいと懇願するユリウス。 はじめはもう関わりたくないと思っていたイヴリンだったが、彼の新作を見たいという気持ちもあり――。
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5.025歳の天才魔術師ヴィンセントと結婚して公爵夫人となった17歳のピチカ。 家族の紹介で結婚した2人だったが、ピチカは無表情に見える彼の冷静さや色気にときめきを感じていた。 ヴィンセントからはきっとそれほど愛されていないと思いつつも、毎日大好きな夫のことばかり考えてしまう。 このままではいけないと、気を紛らわすため仕事をしよう!と思い立ったピチカだが――? 距離を縮めようと前向きな妻×そんな妻が可愛くてたまらないので持てる全てで色々頑張る夫のすれ違いラブコメ!
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5.0前世で読んでいた小説「ミアの初恋」の世界に転生したことに気付いたフェリシア。 しかも転生先は好きなキャラである悪役ユリエルの妹?! ユリエルは主人公のミアに歪んだ愛情を抱いた結果、処刑されてしまう結末の悪役ヤンデレキャラだ。 原作と同じ展開を回避するためフェリシアは原作と違う行動に出ることに。 まずはユリエルがヤンデレにならないよう優しく接していたつもりだったが…… ユリエルの執着の対象が主人公のミアではなく私になってませんか!?
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4.0侯爵子息のクロード・ウォーカーは事件に巻き込まれ生死の境をさ迷っていたところ天使ドーセに出会う。ドーセからは、生きるか死ぬかを選べると告げられたが、人生を退屈に感じていたクロードはすべてが面倒に思え、どちらでもよいと答えた。しかし、もう何年も疎遠になっていたはずの乳母兄妹・シアが毎日見舞いに来て目が覚めるのを祈っていると知ると、クロードに好奇心が芽生えて──。
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3.0会社員の里沙は事故死をきっかけに異世界で目を覚ました。どうやら生前、寝る間も惜しんでハマっていたRPGスマホゲームの世界に転生したようだ。しかも転生した身体はゲームの中で勇者と結婚する聖女リリアらしい。――私の推しは魔王なんですけど!?勇者と親密になることを避けつつも推しキャラである魔王ランバートには接触したいリリアは考えた結果、聖女であることを隠すことにした。自称聖女も現れたことでリリアは勇者パーティーに紛れ込め、推しとも無事に遭遇できたけれど。旅を続けていくうちに推しからなぜか求愛行動をされ!?
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4.3「何故拒む? 俺に想いを寄せてくれているのではないのか?」 騎士団で侍女として働くミリアリアは恋人に浮気され、フラれた。 実は元カレのことを愛していなかったと自覚したミリアリアは、これを機に郷里へ戻ることを決める。 退職に向けて仕事を片付け、かねてひそかに憧れていた人──第四騎士団長であるエリウスに「最後に想いを伝えたい」と思いきって恋文を書くことに。 すると突然エリウスに口づけをされ、性急に求められて、その後一晩中丁寧に抱かれた。翌朝ミリアリアはベッドにエリウスを残し、これで心置きなく郷里へ戻れると退職願を手に出勤するもエリウスが追いかけてきて!?
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3.6異世界トリップしたユーリは騎士のエルシオンと恋仲になり、結婚の日を迎えた。 ロマンス小説が元の世界での愛読書だったユーリは、エルシオンとの新婚生活(特に夜の方面)に並々ならぬ期待と妄想を抱いていた。 騎士は体力や性欲がすごいと聞くから……抜かずに続行とか、お風呂で、とか「入れて欲しかったら、自分で挿入れてみろ」なんて言葉責めされちゃったりも!? ――と思っていたのにお誘いは規則正しく週に1回、夜にのみ!? めくるめくエロエロライフを送りたい。でもクールで淡泊そうなエルシオンにおねだりして拒否されるのも怖い。 こうなったらこれまでの知識を駆使してムラムラさせるしかない!! 妄想を現実にすべく奮闘する残念ヒロインと一見クールな騎士ヒーローのラブコメディ!
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2.0「この手紙を読んだ瞬間、これまでのためらいが嘘みたいに全部吹き飛んだんです。フェリスさんに会いたい。触れたい。そんなことしか考えられなくなって――」 両親が営んでいた店を継ぎ、インク職人として生活しているフェリスには、5年の付き合いになる文通相手がいる。 彼の名はエルナン。旅先で無くしたポーチを郵送してくれたことがきっかけで2人は手紙を送り合う仲になった。 フェリスが知っているのはエルナンが3つ年上であることと、地方に勤務する騎士ということだけ。 顔を合わせたことも声を聞いたこともないけれど、手紙から伝わるエルナンの誠実さに淡い好意を抱いていた。 そんなある日、フェリスはインクの材料を求めて外出した先で〝魔法の粉〟と出会う。勇気が出る魔法のようなものがかけられており、意中の人のことを考えて手紙を綴ると気持ちが伝わるらしい。 フェリスは半信半疑ながらもその粉を使ってインクを作り、エルナンに手紙を出すことに。 その数日後、彼女の前に頬を赤らめた銀髪の美青年が現れて――?!
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4.1「ずっと前からです、殿下。俺は貴方に仕えていたときから、貴方以外と結婚するつもりは微塵もなかったのですから」王女フェローネは幼い頃、騎士のヴァレイフに一目惚れをした。その様子を見た国王の打診によってヴァレイフが護衛騎士となり数年経ち、周囲からは結婚も取り沙汰されているが、実際の二人の距離は平行線のまま。それでも大好きなヴァレイフがいつもそばで守ってくれる状況に幸せを感じていたフェローネだったが、ほかの騎士たちの会話によって自分の行動が彼の騎士としての未来をふいにしてしまったと自覚する。国の英雄とまで呼ばれ、他方から必要とされる彼をこれ以上自分のわがままに付き合わせるわけにはいかない。そう思ったフェローネは成人をきっかけにヴァレイフを護衛騎士から解放したのだが、なぜか翌日から彼はフェローネに何度も会いにくるようになり……思いを断ち切ろうとする王女ヒロイン×弁えすぎた結果飽きられたのかと焦る騎士ヒーローのじれじれ両片思いストーリー
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3.3侯爵家の娘マリアは、兄であるアルベルトと母の口論を耳にしたことで、自分が元孤児の養女で彼らとは本物の家族ではなかったことを知る。 見るたびにどこか違和感があった家族の肖像画、ぎこちない兄との関係。亡くなった娘の代わりとしてやってきた自分のせいで家族が険悪な仲になっていたのだと理解すると同時に、マリアは血の繋がらないアルベルトへの恋心に気づく。 口論をきっかけにアルベルトは家から離れ、軍に身を置いてからマリアや侯爵家の人間と顔を合わせないまま7年が経っていた。爵位を継いでからも家門を顧みずにいるアルベルトと、20歳を過ぎても社交界デビューをしていない妹のマリアを案じた王太子たちによって2人は仮面舞踏会で再会する。 しかし、7年ぶりとはいえマリアだと気づかずに優しく接するアルベルトを見て心の中の悪魔が囁き…… 血の繋がらない兄妹たちがすれ違いながらも幸せを取り戻す物語。
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