配信予定・最新刊

作品一覧

  • イートリア国の王子様(上)
    -
    1巻880円 (税込)
    美食の国、イートリア。「大鷲の君」として親しまれる王子の成人を機に、花嫁探しが始まった。選考基準は料理。16歳以上の女性であれば、身分に関係なく参加できるという。家族から受け継いだ小さな食堂を営むミリーナはそれを他人事のように感じていた。この国では濃厚な味が基本とされる中、彼女が提供するのは野菜を主にした薄味の料理ばかり。宮廷の豪華な食事に、自分の味が合うわけがないと思っていたのだ。花嫁選定の儀が始まり、賑わう街を横目に買い出しに出かけたある日、ミリーナは店の裏口で体調を崩した貴族らしき男性たちと出会う。彼らに声をかけたことがきっかけで、彼女の日常はすこしずつ変わっていき……。食と恋、そして町娘と王子が織りなす、じれったくて甘酸っぱい物語の幕が開く。
  • これが苦情処理室のお仕事です。 潜入、変装、私がやるってことですか?
    値引きあり
    3.3
    1巻492円 (税込)
    ほどよいレベルと安定感の会社に勤めて早数年。上を目指して提出した業務改善案への返答は、事実上のクビ宣告!? そんな理不尽な扱いを受けた北条霧子は、憤慨しながらも苦情処理室に異動する。けれどそこは室長の久御山ひとりで構成された、掃除くらいしかやることがない窓際部署だった。そのうえ、ようやくできた業務は、出社してこない新入社員に連絡をしろというもので……? 社内のお悩みや不満解消のために奔走します! コミュ障アラサーOLの奮闘記!!
  • 我輩さまと私
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    「貴様は我輩の物だ、小娘」魔導学園に通うおちこぼれクラスの弥代子が見つけたのは、学園の頂点である黒の級長が使役する魔獣…の抜け殻だった。魔獣の秘密を知った弥代子は無理やり雑用係に任命されてしまう。私はただ、平和に平穏に平均的に生活したいだけなのに――。魔導学園に君臨する“我輩さま”とおちこぼれの私の、波乱に満ちた学園ラブファンタジー☆

ユーザーレビュー

  • これが苦情処理室のお仕事です。 潜入、変装、私がやるってことですか?

    Posted by ブクログ

    自分が不器用だとあまり実感していない霧子と、霧子の異動先の苦情処理室の室長久御山の話。しっかり仕事をしようとする霧子だけど、「無駄」と思うことはしたくないし、しなくていいと思っている。そんな、自分を曲げなかった霧子の行動が少しずつ変わっていくのが楽しい。久御山は飄々としているけど、どこまで計算して行動しているのか聞きたくなってしまう。違うタイプの2人が問題を解決していくのは、見ていて楽しかった。

    0
    2019年10月18日
  • これが苦情処理室のお仕事です。 潜入、変装、私がやるってことですか?

    Posted by ブクログ

    『苦情処理室のお仕事』ということなので、いわゆるクレーム処理の話かと思っていましたが、そうではなかった、という点でちょっと肩透かしを喰らった感じでした。
    ただ、読み進めていくうちに『なるほど、そういう苦情処理もあるわけね』と納得がいきました。
    最終的に苦情処理室の正体なるものが明らかにされる訳ですが、途中でおよその見当がついてしまっていたので今ひとつ面白味に欠けるところがありました。
    ただ、実際にこういった部署があったらずいぶんと助かるだろうなとは思いました。

    0
    2024年12月04日
  • これが苦情処理室のお仕事です。 潜入、変装、私がやるってことですか?

    Posted by ブクログ

    仕事さえしていれば、人との関わりは必要ないと考える霧子が苦情処理室の久御山室長のもとで成長していく話。

    他人のふりを見て我がふりを直していく霧子の成長を見るのが楽しい。自分も「会社の人と仲良くするために働いているのではない」と思っているので身につまされる思いだった。

    もし続編が出たら読んでみたい本でした。

    0
    2021年12月02日
  • これが苦情処理室のお仕事です。 潜入、変装、私がやるってことですか?

    Posted by ブクログ

    人とかかわらないように仕事をしてきた主人公は
    改善案を出したことにより、苦情処理係へと移動に。

    主人公の仕事への姿勢、共感するものがあります。
    とはいえ、仕事をしていれば、人なりを知らないと
    駄目な部分もあるわけで。
    無駄に飲み会に出ろ、というわけではないですが。

    1話目の依頼者は、なかなかに凄かったです。
    こちらだけを聞いていたら頷く所多々、でしたが
    仕事風景を見れば、後輩の言い分が正しいかと。
    2話目は、主人公がひたすらに共感するところです。
    無駄な飲み会ですが、得られるものもあります。
    どこに重きを置くか、という話でもあります。

    3話目4話目になると、何だか話の流れが
    おかしくなっ

    0
    2019年09月25日

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