滅私奉公 日本作品一覧
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3.9「俺はね、(部下を)5人潰して役員になったんだよ」。大手某社に産業医である著者が招かれた際、その会社の常務が言い放った言葉である。このように部下を精神的に潰しながらどんどん出世していく人たちのことを、精神科医の牛島定信氏と彼の教え子である著者は「クラッシャー上司」と名付けた。彼らには「自分は善である」という確信があり、他人への共感性は決定的に欠如している。精神的に未熟な「デキるやつ」なのだ。本書では著者は豊富な経験に基づいてクラッシャー上司の具体例を紹介。さらに精神構造、社会背景を分析し、最終章で対策を考える。(目次より)●第一章 いったい彼らは何者か――クラッシャー上司の実態 ●第二章 クラッシャーの精神構造――未熟なデキるやつ ●第三章 クラッシャーを生む日本の会社――滅私奉公の時代の終わり ●第四章 クラッシャー対策――その暴力から身を守るために
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4.3「アーティスト」が消失した次は、「個」が消える番だ。 復興、オリンピック、芸術祭、都市再開発、表現の自由―― “ブラックボックス化”した大正の前衛アートを手がかりに、 開かれた社会(パブリック)と「個」を探る画期的な公共/芸術論! 津田大介、青木淳、福住廉の三氏も対話に参加。 ウェブ版「美術手帖」での好評連載を全面改訂し、新たな論として更新。 「あいちトリエンナーレ2019」の“公開”検閲・展示中止を受けた対談も急遽追加。 大きなアートフェアや芸術祭に率先して「配置」されるアーティスト、 民営化されて「マジョリティ」しか入れなくなった公園や広場、 「滅私奉公」して作品を社会から閉ざしていく市民のタイムライン…… 「みんな」「一般」の名のもとに、トップダウン/ボトムアップ双方から 個人が侵食されていくとき、新しい公共圏と自由をどうつくっていくか? 「個と公」の問題を、アーティストとアートの存在意義をテコにして実践的に考える。 <目次> はじめに 卯城竜太 1. いまアーティスト論を語るということ 2. 「マジョリティ」園の出現 3. 「にんげんレストラン」は生きていた 4. 公化する個、個化する公 5. 日本現代アートの始祖・望月桂と黒耀会 +福住廉 6. 横井弘三が夢見た理想郷の建設 7. 大正の前衛が開いた個のポテンシャル 8. 「表現の自由」が問われた芸術祭 +津田大介 9. 新しい公共をつくる方法論とは +青木淳 10. アーティストたちよ、表層を揺さぶれ おわりに 松田修 卯城による「日本の前衛」DIY年表 「近年、『個と公』のバランスが大きく変わるなかで、僕らには、アーティストというつくり手として、言いたいことがたくさんあった。対談内にウザいくらい出てくる『個』『アーティスト』『大正』といったいくつかのキーワードのうち、とくに『公』の使い方は、論として開始当時はガバガバだ。いまから見るとツッコミどころ満載だが、なぜ僕らがそれほどまでに幅広くいろんな集団や容れ物を『公』と呼びたかったのか。それがいったい何を示唆しているのか、だんだんとわかるようになってきたのは、僕らが自らを『私』ではなく、『個』として捉えることにこだわりを持っていると気づいてからだった」(卯城竜太「はじめに」より)
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-「働き方改革」導入後も絶えない労務トラブル…… 本当に見直すべき根本的な問題とは? 労務のプロが教える真の働き方改革 労働に関する基礎的な知識から労使トラブル回避術まで徹底解説 近年、長時間労働や雇用形態に関する処遇の格差など、日本企業における労働環境が問題視されています。 ひと昔前までは残業は当たり前、プライベート時間も会社に捧げる「滅私奉公」タイプの働き方が善とされ、人々はその「常識」に従っていました。 しかし今では「働き方改革」と言われているとおり日本全体で労働環境が見直され始めています。 ただ、労務問題そのものは完全に解消されたわけではありません。 従業員の不誠実な態度や、時間や経営者と従業員の労務トラブルに悩む経営者は少なくありません。 しかしそれらは相互理解があれば回避できます。 ではどうすれば相互理解ができるのでしょうか。 本書は約60年間労務に関わってきた著者が現代の労務事情における問題を指摘したうえで、 労働者、経営者それぞれのあるべき姿を説き、 お互いにどのように歩み寄り労使トラブルを防ぐことができるのか、利用できるさまざまな制度も交えて解説します。 働き方改革では解決できない、根本的な労務問題改善のヒントが見つかる一冊です。
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3.3「自我の確立」と「無我の境地」。めざすべき人格のあり方はどちらか? 現代人は自我を強調するあまりエゴイズムに陥ってしまった。一方、無我とは滅私奉公であるとの、歴史的誤解への反省も、いまだ曖昧である。本書では、大乗仏教の唯識学と現代アメリカの哲人・ウィルバー思想、さらにスイスの発達心理学者・ジャン・ピアジェの理論などを手がかりに、自我と無我の本来的意味を整理する。「無我の空の関係」「自我とエゴイズムの違い」「未我→自我→無我の成長プロセス」などをわかりやすく解説。その上で、自我と無我の対立概念を超えた大いなる宇宙観(コスモロジー)を提唱。人間の心は誰でも覚りに到達する可能性を秘めていることを理論的に証明する。東洋宗教と西洋心理学を統合し、理想の人間性を追求した思想的メッセージの書である。まさに、日本精神史百年の葛藤を解消する好著である。
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4.1「がんばろう日本」「絶対にあきらめない」……。そう言って日本はここまできたけれど、震災後、どう生きたらいいのかわからない。 どうやったら幸せな人生を送れるのか?充実した人生を送れるのか?長生きは幸せ? 欲望を追いかけるがんばりは、あなたを不幸にしてしまう。 人生に意味を求めず、あきらめてこそ、本当の幸福が手に入る。 お釈迦様の教えに基づいた、驚きの不安解消法! 「がんばる」は悪い意味だった/練習するほど楽しみは奪われる/幸せは欲望を満たしても得られない/滅私奉公精神を捨てる/少欲知足こそ幸せの公式/将来の利益より現在の幸福/人生は無意味だ/「がんばれ」に潜む「もっと」の危険/しっかり苦しむ/デタラメに決める
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 日本の企業は「現場で優秀な人間を出世させる」ことが多いです。 しかし現場で求められる力と、集団を「マネージメント」する能力はまったく異なりますが、そういった理解がない企業が多く見られます。 例えるなら、成績が優秀な人が良い教師になれるわけではなく、「上手な教え方」「集団の規律を維持する」「個々の意欲を高め、キャリアアップを助ける」ことは、それぞれまったく別のスキルです。 元教師である筆者は仕事を通してスキルを身に着けましたが、一般企業で出世をした方は、これから身に着ける必要があることを自覚していますでしょうか? 特に最近はゆとり世代を中心に、「若いものは年長者の命令に従う」という意識が希薄になっています。 また、リストラや倒産などのニュースに接し「企業に滅私奉公する」意識をもつ社員も年々少なくなっています。 あなたが上司として、若手や同僚などの扱いに悩んでいるなら、本書を読めばかなり手助けになるはずです。 本書では心理学的なテクニックを用いた、部下の信頼を集め、嫌がる仕事を命じ、望まぬ人事異動をさせる方法までをまとめてあります。 すべて具体的に例を述べていますので、必ず役に立つ一冊です! 【著者紹介】 北影伍朗(キタカゲゴロウ) 元教師。 学級経営や生徒指導、部活動指導などを通して、実践的に集団の規律を維持する様々なテクニックや心理学テクニックを身に着けた。 理科教師と言う素養を生かし、科学的に、わかりやすく実践的な解説をします。
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3.0「働き方改革」。この言葉を新聞やニュースなどで耳にしない日はないといってよい。戦後の高度経済成長を支えたのは、私たちの先輩たちである多くの日本人が、寝る間も惜しんで、がむしゃらに働くという滅私奉公的な働きぶりが大きな原動力になっていた。そして、そこで生まれた高品質の製品群が世界市場を席巻し、大きな利益を享受することができた。だが、日本を取り巻く環境や産業構造が大きく変化した現在では、これまでにない新たな顧客体験を提供するようなビジネスが次々と登場している。 本書は、「労働時間の長さで収入を増やす時代は過ぎ去った」「多様な働き方を認め、短時間で高い付加価値を生み出す」「業務改革を推進するのが企業経営者の役目。社員を含むステークホルダーの合意と協力、進化するデジタル技術の活用が不可欠」の主張をもとにデジタル化時代に向けた働き方改革を提示する。
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3.5【「東洋経済オンライン」ジャーナリズム賞受賞! 上野千鶴子さん推薦】シンガポール在住、現在は日本とシンガポールを行き来しながら活動する著者が、日本の働き方の矛盾に斬りこんだ本書。 ●仕事と家事・育児の両立にいっぱいいっぱいの共働き家庭 ●家事・育児の責任を一手に背負い、逃げ場のない専業主婦 ●「稼ぎ主プレッシャー」と滅私奉公的働き方を課された男性 こうした「共働きも専業もしんどい」状況は、じつは日本社会の「主婦がいないと回らない構造」が生み出していた。長時間労働や無制限な転勤など、終身雇用・年功序列という制度で回してきた「日本のサラリーマンの働き方」。これらの制度は、主婦の妻が夫を支える前提で作られている。専業主婦前提の制度は、会社だけではない。丁寧すぎる家事、保育を含む教育への予算の低さ、学校の仕組み……問題は社会の様々なところに偏在し、それぞれが絡み合って循環構造を作っている。「女性が輝く社会」というスローガンがむなしく聞こえるのは、この構造が放置されたまま、女性に「働け、輝け」と要請しているから。ギグ・エコノミーや働き方改革、多様化する働き方は、循環構造を変える契機になり得るのか。日本の「主婦がいないと回らない構造」を読みとき、その変化の兆しを探る。「東洋経済オンラインアワード2018」でジャーナリズム賞を受賞した好評連載に大幅加筆のうえ、書籍化されたものの電子版。
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4.5ブラック企業、終身雇用の崩壊、うつ病の増加……。それでも滅私奉公を続けますか?なぜ日本人は、上司や会社の悪口を言うのか、なぜ日本人は、なかなか転職しないのか、なぜ日本では、女性活用が進まないのか―欧米型雇用と比較して日本型雇用の本質を鋭く分析し、まことしやかに信じられている常識を覆す。内容例を挙げると、日本には人事異動があるが、なぜ欧米にはないのか 欧米ではなぜ若者の雇用デモが頻発するのか? 日本の若者は大人しいのか? 日本では先輩が呑みに誘うのに、欧米では誘わないのか? 欧米と日本、どちらが学歴社会なのでしょうか 等々また日本型雇用問題への解決策も提示する。そして『ブラック企業』がベストセラーとなった今野晴貴氏が本書を解説―「雇用システムの問題を『立場を超えて』説明しようと務めている」学生から、管理職まで、企業の雇用問題を知る上で必読の一冊!
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の22ページ程度) 【書籍説明】 現代は「生きにくい時代」と言われています。 お役所ですら口にするのを避けているデフレスパイラルは止むことがありません。 国内では安い物しか売れず、海外進出も大多数が失敗し、会社経営の苦しさは給与に反映され、一部の例外的会社を除き、 給料は上がることが無く、派遣や契約社員などコストの安い労働構造へどんどんシフトして行きます。 そのことがますます国内需要を縮小させ、「給料が上がれば景気も良くなる。」の数年前の大号令空しく、 同時に行ったインフレ誘導の効果もあって、我々の生活は苦しくなる一方です。 いつの間にか外国人労働者が増え、貧困や格差が社会問題となり、テレビではコメンテーターが、輝かしい昭和と比較して、 日本はいつからこうなってしまったのだろうと嘆く毎日です。 一方でこんなことを言う人もいます。かつて、この国は豊かではなかった。 みんなで支えあい、滅私奉公的に頑張って今の豊かさを作り上げたのだ。 昔の日本人を見習わなければならないと。 確かに、昔の日本は豊かでも生きやすくもありませんでした。 人々が力を併せて今の繁栄を築いたのも事実です。しかし、みんなが優等生的、自己犠牲的にがんばったというわけではないように思います。 必死だったとは思いますが、あくまで自由に自己を実現させながら世の中を渡っていった人もいます。 その中には後世に多大な影響を与えた人もいます。マンガやアニメで話題になっている古田織部もその一人です。 しかし、この織部と言う人物、作り出した織部焼同様に多面的で変幻自在、とらえどころのない人です。 現代では「へうげもの(ひょうきん者)」として有名な織部ですが、その人生をたどれば、ふざけたところはなく、 超真面目人間と評価している研究家もいるほどです。 (後述しますが、そもそも「へうげもの」との呼称に誤解があるような気がします。) 一体どれが織部の実像なのか? そして、生きにくい戦国と言う世を、あくまで自由に、創造的に生きぬいた織部に学び、現代を生きるヒントにしようと言うのがこの本の狙いです。
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3.010分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) ブラック企業が生まれる社会構造を説明すると同時に、ブラック企業から抜け出す方法を説明しています。また、ブラック企業が成立しにくい環境にある中国を日本の対比として持ち出すことにより興味深く理解しやすくなっております。ブラック企業に勤めている方、ブラック企業に勤めたくない方にオススメです。 まえがき ブラック企業が世の中にはびこる理由はなんだろうか? 消費者の望むサービスの要求が厳しい。 企業同士の競争が激しい。 デフレが続いているので、人件費削減により人手が足りない。 もちろんこういったことは、原因ではある。 しかしもっとも大きな原因、それは「従業員が辞めないこと」だ。 ブラックな環境であった場合に、従業員が仕事を辞めるなら、企業は営業活動できないので、ブラック企業は成立しない。 本書では、従業員の我慢からブラック企業が生まれる仕組みを、日本人に比べればはるかに我慢しない中国人を題材に取りながら解説していく。 簡単に言えば、日本では我慢の安売り。我慢のデフレが起こっているのだ。
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-【内容紹介】 [本文より] リーダーがメンバーの幸福感を高めていくためには、まずは「主人公は自分ではなく、メンバーである」ことを強く意識することです。 •メンバー自身が仕事に没頭する。 ・公式・非公式のつながりを持つ。 •コミュニティに愛着心を持つ。 •自分のプライベートを充実させる。 メンバーが主体となって、自律的に行動することが大前提です。 「これではメンバーに滅私奉公するだけではないか!」と考えるのは早計です。 メンバーが仕事や組織へのエンゲージメントを高めることは、リーダーへの信頼感を高めることになり、結果としてリーダーは仕事がやりやすくなります。 リーダーとしての働き方を充実させるためには、まずはメンバーがストレスなく働けるようにするのです。 このことを自覚した上で、「リーダーシップとは何か?」を考えてみましょう。 リーダーシップとは、自発的に他者に影響力を及ぼすことで個人やチームの行動を促すことです。 リーダーシップは、必ずしも組織上の上位者のみが持つものではありません。 後輩に対して、指示や助言をするのもリーダーシップですし、フラットな同僚の間で自分から仕事の分担を提案するのもリーダーシップです。プライベートで友人や恋人に「イタリアンに行きませんか?」と自分から誘うのも立派なリーダーシップです。 ヒトが2人以上いて、他者に対して、何かの意図で導こうとする意志と行動を起こすのであれば、それはリーダーシップです。 仕事・人間関係・組織・生活の4つのエンゲージメントを満たした自律的な組織とは、メンバーそれぞれが自分の意志によってリーダーシップを発揮している組織です。 •メンバー自らが問題を発見し、自分で解決に導くように動く。 •メンバーが自らの充実のために、組織や同僚を巻き込みながら主体的に行動する。 •メンバーが積極的に声をあげ、周囲がその実現を全力で支援する。 •メンバー一人ひとりが、自律的に他者に働きかけを行い、お互いに良い刺激を与え合う。 これからのリーダーは自分自身のリーダーシップのあり方を考えつつ、メンバーがリーダーシップを存分に発揮できる環境をつくることに注力します。 メンバー各人が潜在的に持つリーダーシップを引き出せることができれば、メンバーは自律的に活動しはじめ、リーダー自身はマネジメントの役割に集中できます。 リーダー自身が働きやすいチームにするためにも、メンバーが働きやすい環境づくりと仕事の支援が重要になるのです。 【目次】 Chapter1 変わる働き方とこれからのリーダーの役割 Chapter2 メンバーを幸福にする4つの要素 Chapter3 これからのリーダーが知っておきたい12のこと Section1 リーダーシップのあり方 Section2 心理的安全性 Section3 チームノーム Section4 適材適所のアサインメント Section5 メンバーファースト Section6 オーセンティシティの言動 Section7 チームのコミュニケーション Section8 リアルの再認識 Section9 変化やテクノロジーへの柔軟性 Section10 ビジョナリーな影響力 Section11 進捗支援 Section12 インテグリティ